cahors日記

美味しいものを求めて東へ西へ

青森 温泉とアートの旅8 ランプの宿 青荷温泉

2012-09-20 | 旅(国内)
2日目、予定通りこの日の宿、ランプの宿 青荷温泉に到着。



十二湖からは約3時間半の長期ドライブでした。



ランプの宿とは、その名の通り

ランプの灯りだけで過ごす

今の時代ではなかなか珍しいお宿です。



実際は電気は通じていますが

携帯の電波は通じず、テレビもありません。



森を奥へ奥へくねくね進むと見えてくる

駐車場に車を置いて。

駐車場もランプが



遊歩道をてくてく降りていきます。




深い森に包まれた宿、結構立派な建物でびっくり。




よぐきたねし~~。

宿への道路や敷地内は

こんな青森弁が至るところにあって

心なごみます。



ロビーではちょうど館内のランプを用意しているところで

係りのおじさんは汗だくでした(笑)。



毎日繰り返されいるであろう光景…。



お部屋を灯すのはこの1つのランプのみ。

トイレも手洗い場も共同で

お布団も自分達で敷くスタイル。

パリッと清潔なシーツを敷く共同作業も

何だか、林間学校みたいで楽しい♪



広い広い敷地には本館と離れのお部屋、そして

男女別の露天風呂が2つずつ、内風呂も2つずつありました。

夕食までに時間があったので

早速、浴衣に着替えてお風呂&散策。



この吊り橋を渡ったところに露天風呂。

渓流ぞいにあり、大岩に囲まれた露天風呂と

滝を臨める露天風呂はどちらも人が多くて。

すぐに上がっちゃいました。



敷地内には自然に溢れています。

渓流のせせらぎがBGM。



ランプ小屋。




この日は日曜日とあって

翌日は平日にもかかわらず、お宿はほぼ満室状態でした。

お年を召した方がほぼ大半ですが

女性グループや若い男女もいて

広い世代に人気があるようです、ランプの宿。



私が一番気に入ったお風呂、離れの“健六の湯”。

4つの温泉の中では1番新しい

総ヒバ造りのお湯。



貸切状態♪

窓からの緑が美しく

絶えず注がれる無色透明の温泉は

ほどよい温度で長湯にぴったり。



露天風呂もありました。




さて、楽しみの夕食の時間。



お食事は朝晩共にロビー横の大広間で。

宿泊客全員が集まると、それはそれは熱気がすごいこと!

それに鍋の火の熱も加わって、めちゃめちゃ暑かった~。



言うまでもなく、大広間もランプの灯りのみなのですが

こんな感じ…。

そこに浮かび上がる青白い光…。

実はこれ、足腰を痛めているおじいちゃまのために

奥様が持ち込みで、照らしていたライトなのですが

その光が思いっきり隣人を照らしている光景なのです。



はじめは、そりゃ暗いからライトもありかな、て思ってたけど

絶えず照らされている隣人のおっちゃんが、痺れを切らして

奥様に注意…。



そうだよな、おっちゃんもせっかくランプの宿に泊まりにきてるのに

あんだけ照らされてたら、いい気分しないよな。



ランプの宿では明るいライトに気を付けましょう…。



ご飯は山ならではの、滋味あふれる内容でした。




夜ももう一風呂、と思っていたのに

部屋に戻ってから、いつの間にか爆睡。

多分、20時には布団に入っていたような。

そして朝の朝食の時間まで、ぐっすり寝ておりました。



朝ごはん。




名物は青森の郷土料理、貝焼き味噌。

本当は大きなホタテの貝殻を鍋として使います。



ランプの宿、ただただ、その独特の雰囲気を楽しみにしていたのですが

温泉のお湯質と量がすばらしく、いい意味で誤算でした!




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