cahors日記

美味しいものを求めて東へ西へ

ボルドー&バスクの旅7 サン・テミリオンで野外カフェ

2012-10-29 | 旅(海外)
Chateau Franc Mayneを後にして

サン・テミリオンの街をぶらり散策です。



優れたワインの産地として知られていますが

その歴史は古く8世紀代にまで遡ります。



隠遁のためこの地に住みついた僧侶たちが

ワイン醸造を始めたそうで

その後、中世の時代にはそのワインの味わいが

巡礼途中の旅人たちの間で評判となったのだとか。



現在は街自体が世界文化遺産に登録されています。



街のシンボル、モノリス教会。

中の階段で頂上まで上がれるということですが

みんな一致で、遠慮させていただきます、と(笑)。



教会の前からは、この風景。

小高い丘に中世の雰囲気そのままの街並み、そして

どこまでも続くブドウ畑。



教会の真横にはこの街を代表するホテル。

Hostellerie de Plaisance(オステルリー・ドゥ・プレザンス)

15部屋のみとこじんまりとしたホテルですが

サンテミリオンの街並み、ブドウ畑が一望できる

プライベートテラスが素敵だそう♪



細い坂道が多い街でした。

ゴツゴツした石畳なので

スーツケースの移動は大変そう…と余計な心配をしつつ。



ブドウの苗も店頭に並んでいました。




そしてサンテミリオンの名物、修道院生まれのマカロンを求めて

創業1620年、Macarons Nadia Fermigierへ。




下の青柄の箱に入っているのが

今も当時と変わらない製法で味と伝統を守り続けているマカロン。




もちろんカヌレも。




どちらもしっかり買い込んだ私たちを

ガイドのSさんが素敵な穴場へ連れて行ってくれました。

中世の修道院跡を利用したシャトー“LES CORDELIERS”です。



この辺で唯一、クレマンを造っているシャトーなのだそう。
 



入口のカウンターでワインを買いこみ奥の中庭へ!!!

まさに野外カフェ、何て開放的で気持ちいいの~。



クレマン・ド・ボルドー・ロゼはSさんからの…ご馳走になります♪




早速、マカロンも。
 
マカロンが紙にくっ付いていて、面白い。

生のアーモンド、砂糖、卵白だけで、というシンプルさ。

素朴で優しい甘みがロゼによく合いました。



木を見上げると枝にコルクがいっぱい!

こちら風の願掛け!?と私たちも負けじ、と付けてくれているMさん(笑)。



そして、こちらは無花果ハンター(笑)。

Pちゃんのとったどー、の図(笑)。



このひと時、どんなお店にもかないません!

ゆったりと贅沢な時間を過ごしました。

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