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クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

大黒柱の大活躍で逆転勝利!(全国CY・4-2神戸ユース)

2009-07-26 03:10:09 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
平成21年度 第33回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
Eグループ 第1日 2009/07/25 15:00開始(40分ハーフ)
福島県楢葉町・Jヴィレッジ adodas Pitch(天然芝)
ヴィッセル神戸ユース 2-4(前半2-1) 湘南ベルマーレユース
【得点】7分(神戸)3崔勝虎、17分(湘南)8古林将太(1)、26分(神戸)10木村一貴、
43分(湘南)8古林将太(2=FK)、44分(湘南)10鶴見正樹(1)、68分(湘南)10鶴見正樹(2)、

この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

              1柳川祐哉(3)

15渡邊敬也(2)   12岡崎亮平(2)     13遠藤航(2)   7山根一真(3) 

         5新村賢祐(3)     6吉野順貴(3)

8古林将太(3)                      9中澤高也(3)
           
         18関谷祐(2)     10鶴見正樹(3)

選手交代は
5新村→4甲斐健斗(3)、18関谷→14磯村朋宏(2)、
9中澤→26金子京平(2)、6吉野→24臼井健太(2)
監督:浅野哲也

今回も(?)父兄のKさんの車に乗り合いで参戦、12時半に到着。
この日の午後は晴天となり、13時からの試合では給水タイムがとられたが、
15時からのこの試合ではやや温度が下がり、給水タイムはなし。とはいえ、暑いのは確か。

2年ぶりの全クラの初戦の相手はプリンス関西1位の神戸。
過去の育成実績はトップクラスとはいいづらいが、近年育成体制を急速に整備してきたチーム。
神戸とは少なくともここ8年では初対戦、こういう相手と試合ができるのが全クラの魅力の1つ。

序盤に右CKから失点するが、その後に中央→左→右のサイドチェンジからコバショウが同点に持ち込む。
FKから再度スコアを先行されるが、後半開始直後に連続得点できたのが大きかった。
2点目はPA手前やや右からの直接FK、3点目はカウンターからコバショウのスルーパスが敵陣中央を切り裂いて正樹に通り、正樹がGKとの1対1を制したもの。
4点目もカウンターからで、コバショウが右から独走でち込んでゴール前で相手をひきつけた後に正樹がフリーでシュートしたもの。
記録をみると後半のシュートはわずか4本で驚いたが、うち3本が得点。
他に、記録上シュートにはなっていないが、正樹のゴールライン近くの厳しい角度からのシュートがGKを強襲してCKを誘ったプレーもあった。

大黒柱への依存度は残念ながら高いといわざるを得ないし、セットプレーからの2失点は問題ではあるが、それでも活躍すべき選手が得点に関係した結果の4得点は素晴らしい。
そして、ここ4シーズンでなかなか勝てなかったJユース勢相手に全国の舞台で勝利を収めたのも大きい。
また、お互いに勝手知ったる関東勢ではなく、神戸と初日で対戦だったのは、今のベルマーレユースにとって幸運だったかもしれない。ただ、第2戦以降は必ずしも神戸戦のようにいかないことも考えながらサッカーをしていく必要もあろう。
残念ながら、東京・神奈川から勝利を祈るのみにはなってしまうが、第2戦以降も湘南が勝利を得続けてほしいもの。
そして・・・わずか1週間の大会といえど、6試合もあるので先への道程は長い。1戦1戦を大事に戦ってほしい!

クラブユース関東大会 順位決定戦@那須について ~全国で勝とう~

2009-07-01 01:29:53 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
平成21年度 第33回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
関東大会 5~8位順位決定戦 大田原市・那須スポーツパーク(天然芝)

(第1日)2009/06/27 12:45開始
柏レイソルU-18 5-0 湘南ベルマーレユース

(第2日)2009/06/28 10:30開始
川崎フロンターレU-18 2-0 湘南ベルマーレユース

※湘南は関東大会8位で全国大会出場

日曜はJ2戦と重なるため、土曜に那須へ駆けつけたが、
あいにく東北道は事故渋滞の連発。
私のクルマの到着が後半開始数分後となっただけでなく、
なんと当日移動の選手バスの到着が開始直前となった様子。
しかも、当日は30度超の晴天で、コンディション不良のままの試合となったのは
せっかくの機会だけに残念であった。
私のクルマが到着したときには既にスコアが0-4になっていた。
(今年も那須で1つも勝てず・・・どの試合でもいいから、いいかげん那須で勝ちたいものだ。)

初日の勝ち負けや失点数は仕方ない面もあるが、
後半も無得点だったこと、そして翌日も無得点だったのはあまりに残念。

今回の関東大会、Jユース勢との5試合の対戦で横浜FC以外で勝利できず、得点できたのも2試合にとどまった。
残念ながら、今のままではいけないだろう。
高円宮杯に出るためであろうが、自身をアピールしてこれからの進路を勝ち取るためであろうが。
「全国で勝つために」、これからの4週間で「鍛錬・団結・執念」を期待したい。


めざせ全国! CY関東2次予選・大宮戦(3-3)の観戦記と町田戦(13-0)の記録

2009-06-21 04:03:28 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
平成21年度 第33回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
関東大会 2次予選リーグ Cグループ 第3節 2009/06/07 15:00開始
リコー東松山研修センターサッカー場(人工芝)
大宮アルディージャユース 3-3(前半2-0) 湘南ベルマーレユース
【得点】19分(大宮)14清水道浩、43分(大宮)18飯野峻地、50分(大宮)11宮崎泰右(FK)、
57分(湘南)8古林将太(3)、80分(湘南)8古林将太(4)、87分(湘南)8古林将太(5)


この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

              1柳川祐哉(3)

15渡邊敬也(2)   4甲斐健斗(3)     13遠藤航(2)   7山根一真(3) 

         6吉野順貴(3)     5新村賢祐(3)

8古林将太(3)                      9中澤高也(3)
           
         10鶴見正樹(3)    18関谷祐(2)

選手交代は
18関谷→26金子京平(1)、5新村→14磯村朋宏(2)、
10鶴見→11藤松聖弥(3)、6吉野→27大野成輝(1)
監督:浅野哲也


大宮の公式サイトはどこかのチームの公式サイトと違ってユース関係の情報は多く、
背番号ー顔写真対応の選手紹介まである。(しかも、少なくとも02年以降はずっと)
大宮はU-17代表の左MF11宮崎(2年)が攻撃の中心。サイドを何度もえぐってくるが、
その突破からの彼のシュート、彼のクロスからのシュートはともに柳川がことごとくセーブ。
しかし、自陣での自らのパスミスから前半に2失点。
特に1失点目は相手のミドルも見事だったが、たやすくシュートを打たせてしまったのも確か。

後半早々、宮崎が左足で直接FKを決めて早くも0-3と厳しい展開。
しかも後半に入っても湘南の攻撃力が劇的に強まることはなかった。
そんな中、唯一の救いは、後半から位置を変えた湘南の大黒柱を、
相手DFがゴール前で何度も決定的にフリーにしてくれたことだった。
ここまでの2試合でそれぞれ(一見不思議にも)失点しているかが少しわかったかもしれない。
決定的位置に入った縦パスを大黒柱が3度確実に決めてくれて
(3点目はどういうわけか副審を巻き込んだ判定になってしまったが)
残り数分のところで同点まではもっていく。

しかし、同点ではまだダメなのだ。得失点差は大宮が+11、湘南が+10。
我々は得失点差で劣っていたのだから・・・前日の試合が改めて悔やまれる。
勝たなければならなかったが、勝てず。
少なくとも最終節まで全国決定は持ち込まれてしまうことに。
勝っていれば、次節の東京対大宮がどういう結果であれ湘南にとっては有利であったのだが・・・
この思いは、後に東京が横浜FCに2-1でしか勝てなかったことでさらに強くなる。
(湘南が勝っていれば次節で東京(得失点差+23)を得失点差で上回って首位に立つことも夢ではなかった・・・)
この引分けの価値がいかほどかは、次節の湘南対町田、東京対大宮の結果次第となった。

また、この試合はJユース相手だからこそ露呈された(つけ込まれた)課題も明らかになったといっていい。
やはり全国大会には行ってレベルの高い試合をしないといけないなあと痛感する。
また、確かに連戦は連戦である。しかし、関東の順位決定戦は90分の連戦で
全国大会でも連戦が少なくとも1回はある。8強に残れば2回あることを思うと、連戦は克服しないといけない。



平成21年度 第33回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
関東大会 2次予選リーグ Cグループ 第2節 2009/06/14 12:00開始
伊勢原市・産業能率大学湘南キャンパス第2グラウンド(人工芝)
湘南ベルマーレユース 13-0(前半3-0)FC町田ゼルビアユース
【得点者】(すべて湘南。()内は大会通算得点数)
10鶴見正樹(3)(4)(5)(6)、8古林将太(6)(7)(8)、4甲斐健斗(1)(2)、
5新村賢祐(1)、15渡邊敬也(1)、18関谷祐(3)、24臼井健太(2)

私の横断幕の1つの掲示のお願いと長良川から念を送るばかりになってしまったこの試合。
湘南対町田は13-0、東京対大宮は7-1となり、最終節を前に上位3チームは
(東京)勝ち点12、得失点差+29、総得点31
(湘南)勝ち点10、得失点差+23、総得点26
(大宮)勝ち点 7、得失点差+ 5、総得点17
となり、ようやく前節の引分けを勝ちに近いものにすることができたといえる。
(勝っていればこの試合で全国が決まっていたので、勝ちに等しいとはいえないが)
また、この試合のスコアは、ベルマーレユース史上で記録的なものになったことは間違いない。
(少なくともここ10年では関東以上の公式戦で最多であろう)

湘南が2位通過の上で有利になったのは確か。
プロの同カテゴリー対決ならばまずは逆転不可能な得失点差だが、
この年代の場合、何かの拍子で大量失点するとたちまちピンチなのも確か。
この際、東京相手に勝ちを奪いにいく姿勢が大事だろう。
もちろん、真っ向勝負では力関係的に不利なのはやむなしなので、
どのように東京攻略策を練っていくか、楽しみである。
この試合もトップとかぶるので、前節とほぼ同じことをやらざるを得ないのだが、
なんとしても勝利を収めてほしいところ。

関東CY2次・初戦(8-0常総)と第2戦(2-0横浜FC)の観戦記

2009-06-21 04:01:27 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
すっかりUpが遅くなってしまったが、ここにCY関東予選の観戦記をやや簡潔ながらUpします。

平成21年度 第33回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
関東大会 2次予選リーグ Cグループ 第1節 2009/05/23 18:00開始
伊勢原市・産業能率大学湘南キャンパス第2グラウンド(人工芝)
湘南ベルマーレユース 8-0(前半5-0) 常総アイデンティ
【得点】32分頃(湘南)8古林将太(1=FK)、35分頃(湘南)9中澤高也(1)、
38分頃(湘南)18関谷祐(1)、39分頃8古林将太(2)、41分頃7山根一真(1)、
53分頃(湘南)26金子京平(1)、58分頃(湘南)10鶴見正樹(1)、71分頃(湘南)18関谷祐(2)


この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

              1柳川祐哉(3)

15渡邊敬也(2)   12岡崎亮平(2)     13遠藤航(2)   7山根一真(3) 

         6吉野順貴(3)     5新村賢祐(3)

8古林将太(3)                      9中澤高也(3)
           
         10鶴見正樹(3)    18関谷祐(2)

選手交代は
8古林→14磯村朋宏(2)、9中澤→2井上雄貴(3)、13遠藤→26金子京平(2)、
10鶴見→11藤松聖弥(3)、5新村→22松田景吾(2)
監督:浅野哲也


総合公園を17時過ぎに出て、本来ならば余裕で試合開始に間に合うはずが
なんと道を間違えて日向薬師まで行ってしまい、開始5分の到着。
それはさておき、試合はまさに完勝であった。
プリンスリーグで好結果のシーズンはえてしてCY序盤は苦しい試合が続くのだが、
今回はそういうことがなく、かつ、可能性を感じさせる内容と結果となった。
欲をいえば、もちろんさらなる得点がほしかったところだが、
相手も「これ以上は失点しない」という意地をみせたこともあり、かなわず。



平成21年度 第33回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
関東大会 2次予選リーグ Cグループ 第2節 2009/06/06 12:00開始
伊勢原市・産業能率大学湘南キャンパス第2グラウンド(人工芝)
湘南ベルマーレユース 3-3(前半2-0) 横浜FCユース
【得点】59分頃(湘南)10鶴見正樹(2)、86分頃(湘南)24臼井健太(1)


この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

              1柳川祐哉(3)

15渡邊敬也(2)   4甲斐健斗(3)     13遠藤航(2)   7山根一真(3) 

         6吉野順貴(3)     5新村賢祐(3)

8古林将太(3)                      9中澤高也(3)
           
         18関谷祐(2)     10鶴見正樹(3)

選手交代は
18関谷→24臼井健太、13遠藤→26金子京平(2)、
10鶴見→27大野成輝(2)、15渡邊→井上雄貴(3)
監督:浅野哲也


チームとして大躍進を果たしただけでなく、湘南相手に2戦2勝でもあった横浜FC。
相手は4-1-4-1の布陣で、湘南の中盤中央をつぶしにきた感がある。
その相手の狙いをかわしきれず、苦戦を強いられたように思う。
67分頃には相手の1人が警告2回で退場したにもかかわらず、
その後もなかなか湘南ペースには持ち込めず、
終盤の臼井のミドルシュートでようやく勝利に大いに接近することができた。
この試合の内容だけとらえれば2-0はやむなしだが、
この大会全体のことを考えるとやはりもっと得点しておきたかったところ。

あれから1年、取り戻した1部の座と自身のプライド(プリンス2部・4-2市立船橋)

2009-05-18 01:41:42 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
プリンスリーグ関東2009 2部グループB 第5節(最終節) 2009/05/17 11:00開始
グラスポ(船橋市法典公園)球技場(人工芝)
市立船橋高校 2-4(前半0-3) 湘南ベルマーレユース
【得点】02分(湘南)9中澤高也(3)、25分(湘南)8古林将太(1)、
33分(湘南)10鶴見正樹(4)、52分(湘南)18関谷祐(1)、
71分(船橋)26和泉竜司、74分(佐野)8馬渡和彰
※湘南はグループ1位となり来季のプリンスリーグ関東1部昇格が決定

あれからちょうど1年、やっと取り戻した1部の座と自身のプライド!
この試合、実質1得点3アシストのコバショウをはじめ各選手本当に素晴らしいプレーでした。
私の16年のサッカー観戦歴の中でも特筆されるだけのインパクトがあった試合、
これだけの試合をみせてくれて、選手のみんなありがとう。


この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

              1柳川祐哉(3)

15渡邊敬也(2)   4甲斐健斗(3)     13遠藤航(2)   7山根一真(3) 

         5新村賢祐(3)     6吉野順貴(3)

8古林将太(3)                      9中澤高也(3)
           
         18関谷祐(2)     10鶴見正樹(3)

選手交代は
10鶴見→11藤松聖弥(3)、8古林→22松田景吾(2)、15渡邊→3岡崎大輔(3)、
18関谷→33齋藤翔太(1)、6吉野→20田中進之介(2)
監督:浅野哲也


1部昇格決定戦という名のタイトルマッチ。
この試合に懸けるメンバー、特に3年生の頑張り、ド根性は本当に目を見張るものがあった。
足がつってもなおも全速力で中盤で走り続ける選手。
リハビリ明けでも、どうしてもとこの試合に出てきて前線を身体を張った選手。

そして、そのド根性に裏付けられたであろうスーパープレーの連続。
1点目は右サイド深めからのコバショウの単独突破を経てのスルーパスから。
2点目は自陣CKからのカウンターで正樹が起点となったもの。
3点目はゴール近くでのコバショウのロブ状のラストパスから。
4点目は強い追い風に乗せたコバショウのロングループシュートのバー跳ね返りから。
ここまでは、本当に何もいうことのない、これ以上ないであろう完璧な試合だった。

4-0となった後に正樹とコバショウが交代。
この後にあれだけ同点の恐怖に悩まされるとは、頭の中では「ありうる」とわかっていても
本当にそうなるとは。これも経験の1つと思いたい。
1失点の後、サイドを破られて2点目を入れられてからは同点の恐怖との戦いだったであろう。
しかし、最後の最後で選手が踏ん張りを続け、残り数分ではなんとか落ち着きを取り戻せた。
そして、4-2になっても「あと2点入れられて同点でもまだ湘南はOK」という状況に
試合前になっていたことのありがたみも感じた。

ロスタイムは4分はあっただろう。
その後のタイムアップの後にはもう声が出なくなっていた。
手前味噌だが、鳴り物が使えない中でたえずチーム名・選手名コールを続けていたからではある。
タイムアップの後はまさにタイトルどおり、
「あれ(降格決定)からちょうど1年!やっと取り戻したよ~!」という思いでいっぱいだった。
やっと取り戻した1部の座、そして自身のプライド。

この試合は、ベルマーレユースにとって大きな大きな財産になるはずです。
先輩たちがどれだけの思いでプリンス1部というものを掴みにいったのか?
この思いを含めたいろんな経験は、今後ベルマーレユースが目標にしているいくつもの「タイトルマッチ」にも活きる筈です。
また、この試合の前の4試合、プリンス2部という所での試合がどういうものであったのか。
そう思うと、自ずと来年以降の後輩たちのプリンス1部に懸ける思いも変わるはずです。
1部リーグの強豪ぞろいの中での11試合のリーグ戦の価値は、やはりこの年代ではかけがえのないものです。
高いレベルでの真剣勝負の連続だからこそ、選手は強く鍛えられると私は改めて確信します。



もう来る土曜には全く別の大会・クラブユース関東2次予選がはじまる。
プリンス2部の湘南は強豪との対戦は比較的あとになるが、
それでもわずか5試合のリーグ戦で得失点差勝負もありうることを思えば
初戦の常総戦から目的意識を強くもった戦いが必要だ。
いいイメージは大切にしながら、改めて全力で挑みたいところ。

苦戦を制し、得失点差でライバルを制して決戦へ(プリンス2部・3-1佐野日大)

2009-05-07 01:01:07 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
プリンスリーグ関東2009 2部グループB 第4節 2009/05/03 11:00開始
伊勢原市・産業能率大学湘南キャンパス第2グラウンド(人工芝)
湘南ベルマーレユース 3-1(前半1-0) 佐野日大高校
【得点】22分(湘南)5新村賢祐(2)、72分(湘南)9中澤高也(1)、
75分(佐野)23 郡司博信、82分(湘南)9中澤高也(2)


この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

              1柳川祐哉(3)

2井上雄貴(3)   12岡崎亮平(2)     13遠藤航(2)   7山根一真(3) 

         5新村賢祐(3)     6吉野順貴(3)

19忠地紀明(2)                      9中澤高也(3)
           
         10鶴見正樹(3)     18関谷祐(2)

選手交代は
19忠地→25濱崎風大(2)、18関谷→33齋藤翔太(1)、2井上→22松田景吾(2)、
6吉野→20田中進之介(2)、9中澤→26金子京平(2)
監督:浅野哲也



9時10分頃に伊勢原に着くと、大山ケーブル行きバスの列が小田急の改札にかかる長さでびっくり。
混雑と全くの無縁の産能大行きのバスが9時35分にあって助かる。
この試合には、普段は見にこれないトップチームのサポーターも3人きてくれた。

22分、湘南は忠地の左CKがゴール前ファーサイドの新村の頭にドンピシャで合い、
その新村は自らのヘディングシュートのリバウンドをボレーでゴールへ押し込んで先制。

しかし、後半途中まではなかなか相手をぶっちぎれない展開が続く。
そんな中の72分、途中出場の齋藤が右サイドをタテに抜けてゴール前へクロスを入れ、
そのクロスがファーサイドへ抜けたところを高也が押し込んで追加点を得る。

その数分後に自陣浅めの位置で湘南はファウルからFKを与える。
そのFKがゴール前ファーサイドへ抜けたところを相手の途中出場の23番に決められて追撃を許す。
その23番を中心に振り回され、自陣深くで警告付ファウルも犯すに至るイヤな展開から
湘南を救ったのは自らのカウンター攻撃。
82分、カウンターから正樹が右サイドを突破、
正樹から左斜めへのスルーパスを受けた高也が決め、ようやく相手の追撃を振り切った。


13時半から行われた相洋対市立船橋が1-1の引分けとなったことで、
湘南は市立船橋と同勝ち点(10)ながらも得失点差で抑えて(湘南が2多い)
湘南がグループB首位となって最終戦の直接対決を迎えることができた。
数字上は、湘南は引分けでもグループ1位=来季プリンス1部昇格を勝ち取ることができる。
昨年の対戦経験からいっても実績からいっても市立船橋が引分けようと思えば引分けに持ち込めそうなだけに、
湘南がわずかでも上位で直接対決を迎えることができたのは助かる。



運命のグループリーグ最終戦・市立船橋戦は5月17日(日)11時から船橋市の外れの
「グラスポ」(船橋市法典運動公園)の球技場で開催。
アクセスはよくないが、以下の通り。
武蔵野線・船橋法典駅からバスで「桐畑方面」行きに乗車、
5つ目の「大塚ガラス前」下車、徒歩1分。
(発車時間)948、1012、1041
JR西船橋駅からバスで「行田団地・桐畑方面」行きに乗車、
17つ目の「大塚ガラス前」下車、徒歩1分。
(発車時間)9時、10時は10分ごと
なお、アクセスについては下記のように告知もでています。
http://www.princeleague-kanto.com/news.html#090418_3

当日は16時からJ2戦(対草津)がホーム平塚で開催。
プリンスリーグ終了後でも試合開始には間に合うので
(手段次第では、開始1時間前に着くこともありうる)
1人でも多くの方に運命の決戦に駆けつけてほしいところです。



ピッチ上に目を移すと、次節は2年生1人が出場停止。
まずは今年の2年生で公式戦出場時間がダントツに最長であろうその1人の穴を埋めることと、
この佐野日大戦でみえた課題(特に守備の部分)の解決をどうしていくかが興味深い。
また、市立船橋の守備をどうこじあけてゴールを奪うか。

あとは・・・よほどの状況でない限りは、湘南は
最後の最後まで勝ちにいく姿勢を見せてほしい。
仮にスコアがタイであっても。
それでこそはじめて相手の勝ち気を少しでもくじけるのだから。

One Chance, One Goalで切り拓く勝利への道(プリンス2部・3-0相洋)

2009-04-29 00:17:55 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
プリンスリーグ関東2009 2部グループB 第3節 2009/04/26 11:00開始
横浜市・保土ヶ谷公園サッカー場(天然芝)
湘南ベルマーレユース 3-0(前半1-0) 相洋高校
【得点】28分(湘南)10鶴見正樹(3)、66分(湘南)5新村賢祐(1)、
89分(湘南)22松田景吾(1)


ホームタウン・小田原に所在する相洋との相州ダービーがプリンスリーグで実現。
しかも、相洋にもベルマーレアカデミー出身者が少なくなく、
スタメン11人のうち5人がオエステ出身、途中出場2人のうち1人がJYの選手。
他のメンバーもホームタウン内の中学出身者が多い。


この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

              1柳川祐哉(3)

15渡邊敬也(2)  12岡崎亮平(2)     13遠藤航(2)  7山根一真(3) 

         6吉野順貴(3)     5新村賢祐(3)

8古林将太(3)                      9中澤高也(3)
           
         10鶴見正樹(3)     18関谷祐(2)

選手交代は
9中澤→14磯村朋宏(2)、18関谷→17吉澤迅矢(2)、15渡邊→2井上雄貴(3)、
6吉野→22松田景吾(2)、8古林→33齋藤翔太(1)
監督:浅野哲也

対する相洋も4-4-2の布陣にみえた。

前半の湘南はなかなか思うように攻撃ができなかった。
どちらかというと、相手のほうが狙い通りの攻撃ができていたのではないか。
相洋が狙っていそうなところは、狙い方こそ違えど前の試合の相手のそれと同じように感じたが、
多くの局面では最後で踏ん張り、失点を避けた。

チャンスが少なく、とても厳しい状況を感じさせた最中の28分、
相手が攻め込んだ後、GKとの1対1でGKとは逆サイドへのシュートを放つ。
しかしそのスペースは遠藤がカバーしていてゴールライン上でクリア。
そのクリアボールを拾ったのは湘南、中央から左サイドへ素早いカウンターに持ち込み
最後は左サイド深くからの山根のクロスを正樹がゴール前ほぼ中央で頭でゴール左上隅に叩き込んで、GKを破り・・・先制点を得たのだった。
苦しい状況の中で初めて掴んだ決定機で得たゴールの尊さ、そしてゴールまでの過程の素晴らしさは
ゴールの後の正樹に大勢の選手が覆いかぶさったことが示している。


結果的に、先制点自体がゲーム展開を大きく変えることにはならず、苦しい展開は変わらず。
後半に最初に決定機を得たのも相手チームだったが、最後で踏ん張ってGKが被決定機から救う。
そんな中の後半21分、古林の左CKによるクロスは大きくファーサイドへ。
そのボールは湘南の選手の頭上に落ち、その選手がヘッドで山なりにゴール方向へ折り返したボールをGKがはじき出しきれないでボールはネットイン。大喜びしながらアピールする選手は3試合連続でキャプテンマークをつけた新村だった。


1+1=2、2点を積み重ねたことでようやく湘南は重苦しさから開放されたように思う。
途中出場の攻撃的選手も思い切ったプレーをみせてくれる。
ロスタイム2分経過した時、右サイドの吉澤からのクロスをゴール前中央で待つ景吾が
胸トラップ&シュートで豪快にゴールネット上段に突き刺し、勝利を決定付けた。


充実感のある勝利を得た、という思いは皆が共有しているのではないかと思う。
ただ、試合を通してみれば、2点目が入るまでの攻撃の組み立てなど、
まだまだレベルアップすべきところが多いのも確かである。

次節は5月3日(日)11時から産能大Gで佐野日大との対戦。
この試合では3人が警告を受け、うち2人が次節出場停止となったが、
次こそはプリンスリーグ@産能大で初勝利を掴みたい。

なお、相洋戦の直後には、1部リーグの桐光対浦和ユースが開催された。
試合は浦和がほぼ終始圧倒的にボールを支配し、ハーフコートをパスで制圧するも
決定的なシュートが少ないままで前半の1得点どまり。
終盤に桐光は選手交代で長身FWを投入。その直後のロングスローが
ダイレクトでゴール前二アサイドのその長身FWの頭に合ってそのまま同点ゴール。
さらにその長身FWのラストパスから逆転ゴール。
まるで3年前のトップチームの浦和対ガンバみたいな展開であった。(浦和Y=ガンバだが)
浦和のパスワークは確かにレベルが高く、桐光を寄せ付けなかったが、
決定的なシュートを打たせるためのパスをもっと出せれば・・・と感じた。
いずれにせよ、サッカーで大事なことは何か、を考えさせる試合だったのは確かだろう。

いかにして、攻撃の工夫をしていくか(プリンス2部・2-2浦和東高)

2009-04-26 06:45:29 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
プリンスリーグ関東2009 2部グループB 第2節 2009/04/19 11:00開始
伊勢原市・産業能率大学湘南キャンパス第2グラウンド(人工芝)
湘南ベルマーレユース 2-2(前半2-2) 県立浦和東高校
【得点】8分(湘南)10鶴見正樹(2=PK)、11分(湘南)4甲斐健斗(1)、
17分(浦東)3金子代祐、21分(浦東)3金子代祐

この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

              1柳川祐哉(3)

15渡邊敬也(2)  12岡崎亮平(2)     4甲斐健斗(3)  7山根一真(3) 

         13遠藤航(2)     5新村賢祐(3)

8古林将太(3)        9中澤高也(3)        6吉野順貴(3)
           
              10鶴見正樹(3) 


選手交代は
5新村→14磯村朋宏(2)、15渡邊→18関谷祐(2)、8古林→19忠地紀明(2)、
6吉野→31見留耀太(1)、10鶴見→26金子京平(2)
監督:浅野哲也      


前半早々、右サイドからのクロスにゴール前中央で吉野が頭から飛び込もうとしたところに相手ファウルがあり。
そのPKを正樹が決めて先制。
その直後には右CKのクロスをゴール前ややファーサイドで甲斐が受けて1人かわしてシュートして早くも2-0。
しかし、この後に自陣で与えたFKから相手をゴール前中央でフリーにしてしまったところで失点。
さらにその数分後に自陣で与えたFKからゴール前ファーサイドへのクロスを相手3番のハイジャンプヘッドで
ゴールへ入れられてしまい、同点に持ち込まれる。
勝ち越し点を得ようと前がかりに出たいはずの湘南の足を止めたのは、
相手FWの執拗にDF裏を狙う動きとその動きに合わせるロングボールだった。

ハーフタイム明け、選手1人の交代と同時にフォーメーションも変えて選手配置も6人変えてきた湘南。
選手配置変更が功を奏してか、浦東のFWの動きは前半のようないやらしさが消えて
湘南はペースを取り戻す。
しかし、バイタルエリアでラストパスをことごとく相手にカットされてシュートになかなかいけない。
中央突破がダメならサイド突破も、とトライした結果、抜け出すことはできてもゴール前でうまく合わない。
同点のまま、終盤に決定的なカウンター攻撃を食らってヒヤっとする。

確かに相手は手強かった。
しかし、06年、07年と浦東相手に内容がよくなくても確実に勝っていたことを思うと、
(さらにいうと、この2年間は高校相手で勝てなかったのは07年の流経柏戦だけ)やはり残念な引分けである。
2部を「勝ち抜く」ために、プロレベルに近づくためにどうしたらいいか。
押しながらも得点できない時間が続いているときに、相手が最後はついてこれない攻撃をいかにしてできるかが
去年に引き続き課題として残っているように感じる。
ヒントの1つは、得点こそならなかったもののこの試合でもゴール前に顔を出したとある中央の選手の判断・動きにあるだろう。

次は26日(日)・・・当日になってしまったが・・・11時から保土ヶ谷サッカー場で相洋との相州ダービー。
相手の主力はベルマーレアカデミー出身者が多く、ベルマーレホームタウンエリア内の中学サッカー部出身者も多そう。
相手の負けん気はいつも以上に強いはず、湘南はまずは気持ちで勝つことだ。

まずは初戦で勝利(プリンス2部・2-0県立鹿島高)

2009-04-26 06:02:16 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
プリンスリーグ関東2009 2部 グループB 第1節
2009/04/12 13:30開始 鹿嶋市・住友金属総合グランド(人工芝)
県立鹿島高校 0-2(前半0-1) 湘南ベルマーレユース
【得点】10分(湘南)13遠藤航(1)、73分(湘南)10鶴見正樹(1)


8時半渋谷駅前集合で、比較的近くに在住のKさんの車で3人で鹿島へ向かう。
天気がよくないせいか道中はあまりに順調で、10時過ぎにはもう鹿嶋市内。
何しようかと思案の結果、11時から同じ会場で第1試合が開催されることを思い出し
早い時間ながらも住金グランドへ向かった。

住金グランドはメインスタンドこそあったものの、老朽化著しく驚いた。
質実剛健の社風ゆえか、それとも鉄鋼業界の長きに渡る経営の厳しさゆえか。
昔はここで住友金属サッカー部、そしてジーコも練習していたのかな?
ここは東(海側)から西への風がきつく、風上に立ったほうが有利な展開で
結局第1試合(1部リーグ)は前半:風下、後半:風上の東京が2-1で逆転勝ち。

第1試合終了後、ベルマーレのメンバーがピッチ内練習を開始。
そして、ピッチ上からスタンドに向かってメンバー全員で一礼。
いよいよ、ベルマーレユースの今シーズンが始まった。



この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

              1柳川祐哉(3)

15渡邊敬也(2)  12岡崎亮平(2)     4甲斐健斗(3)  7山根一真(3) 

         13遠藤航(2)     5新村賢祐(3)

6吉野順貴(3)        19忠地紀明(2)       9中澤高也(3)
           
              10鶴見正樹(3) 


選手交代は
5新村→14磯村朋宏(2)、19忠地→18関谷祐(2)、6吉野→26金子京平(2)、
7山根→2井上雄貴(3)、5新村→22松田景吾(2)
監督:浅野哲也      


今シーズンのベルマーレユースの背番号は1~11番が3年生、12~20・22~26番が2年生、
21番(GK)と27番以降が1年生という割り振りになっている。
学年でここまではっきりと番号の割り振りをしているのは珍しい。

前半は風下。なかなかボールが落ち着かない。
ただ、ライナー状のボールを相手DF陣に何度もぶつけていたのは意図的かそうでないかが気になる。
先制点は左サイド深くの厳しい角度からの強烈なシュートが確かファーサイドのポスト直撃→
そのリバウンドに1人が詰める→GKがはじく→視界の左外から飛び出してきた選手がそのこぼれ球を押し込んで得たもの。
その選手の背番号は13。彼がその位置まで上がっていったことは、いい意味で意外、驚きであった。

後半は、ボールをまわしながらサイドの深めの位置でフリーランニングの選手がボールを受けられるゲーム展開が
多くなる。これが本来やりたいことなのだろう。
サイドへフリーランニングする選手はサイドの選手だけでなく、中盤の中央の選手の時もある。
この試合で一番の決定機は、その中盤の中央の選手が左サイド深めに抜け出してゴール前ファーサイドへ
絶妙のグラウンダーのクロスを出したとき。
追加点は、相手GKの浮き球処理ミスに正樹がつけこんでボールをかっさらってすかさずシュートしたもの。
ボールを追う姿勢が報われた格好だが、あとは狙いどころやタイミングをもっとよく選べれば相手にとってさらに脅威となるだろう。

決定的にやられたシーンはあまり記憶になし。
この勝利で、少なくともプリンス2部ではやっていけそうだという一種の安堵感は得られただろう。
しかし、少なくとも第1試合から見ていた方ならば「今のままではいけない」という思いも得たはずである。
2部を「勝ち抜く」ために、プロレベルに近づくために必要なことはまだまだある。
短期決戦ゆえに戦術的には自分本位でいることが難しい場合があるとしても、
個々の技術は決して雑なままではいけない。

初の大山登山、そして今年初のユース観戦

2009-01-25 23:08:20 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
ユースの新シーズンが始まって2週間弱。
昨年は大会で色々な意味でいい結果が出ず、ケガ人も非常に多かったことと
ユースの今の練習場が大山の麓に位置していることを考えると、
今年のユースチームを見る前にどうしても大山を訪れたくなった。
神奈川県内や小田急沿線出身の方ならば恐らく小中学生の頃に一度は大山を登っているだろうが、
私にとっては初めてである。(後から思えば、上田監督時代に登っておくべきだったのだが)
1月中に産能大で試合があって、しかもJユース相手なのは25日しかなかったので、
フットサル@小田原満員計画にもけっこう気がひかれたけれど今回は残念ながらユースをとりました。



朝9時40分頃に麓の大山ケーブル乗り場に到着。公営?の安い(600円)駐車場が既に埋まっていたので、地元民の方の高め(1,000円)の駐車場にクルマを入れる。
ケーブルで麓(標高400メートルくらいだったかな?)から山の中腹、標高680メートル前後まで6分で登る。ケーブルも満員で、意外に混んでいたけど、冬の晴れた日は景色がよく見えることを考えれば当然かもしれない。(でも、春~秋はもっと混むのかも?)

ケーブルの駅から山頂まで最短距離(4キロ)を登る。登る前にお祓いをするのには驚いた。最短距離だけあって登りはきつかったが、途中の富士見台で文字通り富士山が見えたりしながらほぼ1時間で標高1,252メートルの山頂に到着。
残念ながら山頂にある阿夫利神社・本社は閉まっていたが、さすがに展望はよく、江ノ島含めてホームタウン一帯が眼下に望めた。近いところでは産能大らしき建物も見えた。(第2グランドは山の影で見えなかったが)ランドマークタワーをはじめとする横浜市街や東京都心部も見えたが、その上空が曇って?濁って見えたのは気のせいだろうか。山頂にある標石には関東各地の方角が刻まれているが、その中に「東京市」の文字があり歴史を感じた。

下山は見晴台経由で6キロ近くある道を使ったが、緩やかかと思いきや意外に楽な下りではなく、1時間半近くかかった。帰り道は雪がけっこう解けていてジーンズもけっこう汚れた。
そして標高680メートル前後にある下社を参拝してお祈りをする。
関東総鎮護だけあって県内(ベルマーレに関係する会社もいくつか目にとまったが、それ以外の県内各地も含む)だけでなく都内からも奉納が多いようである。
またも満員のケーブルを降りて豆腐料理をいただいた後産能大へ。



産能大Gでは14時から甲府との練習試合が行われていた。
大山登山に意外に時間がかかったこともあって、1本目の15分ごろからの観戦になった。
今回の甲府との練習試合(30分3本)で出場したのは
新3年生が8人、新2年生が9人、新1年生が3人。
ケガと思われる選手が多そうなのが残念だが、プリンスリーグ開幕までには実戦に戻ってきてくれると信じたい。
この試合では得点は多かったが、その得点数自体よりも無失点に抑えたことと、新1年生が加入早々活躍を見せていることのほうが収穫かもしれない。新1年生の活躍は上級生にとっても刺激になるはずだ。

浅野監督は試合中あまり声を出さず、あくまで個人的な推測だが現在のところは個々の選手の特徴を自分の目で見極めることに集中しているように感じた。昨年までの主な位置以外で起用されている選手も何人かいたしね。
また、主将がまだ決まっていないことからもその姿勢を感じるのだ。例えばチーム外から一番期待されている選手、選手間で一番慕われている選手にただ任せるのではなく、新3年生の適性を自分の目で見極めた上で決めたいのかもしれない。
(もし真意と違っていたらゴメンナサイ・・・)
なお、他のコーチのコーチングは厳しく、指導陣が替わっても厳しいのは変わらなさそうです。厳しさの内容は違うかもしれませんが。

練習試合終了後に、大山とその周辺で手に入れたものを浅野監督に手渡す。
今年は収穫が多く、かつケガのない1年で終わるよう祈るばかりです。



ユースの予定が1月、2月と続いて前月の25日前後に公式サイトにUpされているのはとても嬉しく、助かります。
2月になると対戦相手で手ごわそうなところが増えてくるが、その対戦を通してチーム・個々の選手でまだまだなところ・通じたところが早いうちに明らかになっていったらいいなあと思います。