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クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

負けパターンを打破するパワーを!(1-1草津)

2009-05-20 01:38:03 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第15節 2009/05/17 16:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 1-1(前半1-1)  ザスパ草津
【入場者数】5,350人【天候】雨 19.8℃ 87%
【主審】廣瀬格【副審】森本洋司/伊東知哉
【得点】06分(草津)後藤涼、26分(湘南)中村祐也(3)
SH:11 -13  CK: 10 - 7  FK:14 - 17
【警告】(湘南)31分トゥット(2)
(草津)72分松下裕樹、82分田中淳


あの風雨の中でも、5,350人が入った平塚競技場。やはり首位キープ効果だろうか。
大変申し訳ないことに、思わぬ道路事情から到着が前半15分過ぎ。
既に1点取られてしまっていた。
そこから祐也が同点ゴールを決めるものの、後半に風を味方につけた連続CK以外ではチャンスは散発で
相手のカウンターの脅威を受けながらの試合展開のまま、試合終了。
試合後の選手やスタンドの反応を見る限りは負けゲームのそれに等しいし、私もそう思っていたが、
負けも十分にありえた展開で勝ち点1を得て、得失点差で首位を守ったと思えば、
少しは前向きにとらえてもいいかもしれない。

現在の湘南のサッカーの特徴は「攻守両面での要点(急所)を抑えるサッカー」だと思っています。
学力テストでも、ここを抑えれば高得点が取れるというポイントがあるように、
その要点を抑えることが最初に徹底的にできたからこそ今の順位にあると思っています。
ただし、このサッカーの弱点は、この草津戦を含めたといくつもの試合で既に(少なくとも現象としては)明らかかと思います。その弱点を4試合目でも克服できなかったのだから、そろそろ何か新しい手をチームが打ってくると思いたいです。

将棋では、斜めに素早く動ける「角」は攻守にわたって急所に睨みをきかせてくれる駒です。
相手に「そこに利いていたのか」と思わせることもしばしばです。
(角を活かした王手飛車取りのほうが、飛車を活かした王手角取りよりも(少なくとも経験的には)仕掛けやすい)
しかし、湘南の中盤には、「角」だけではなく、直線的に縦横を制圧する「飛車」もそろそろ必要ではないでしょうか。
5人しかサブメンバーをおけない中ではありますが、負けパターンを打破するパワーを中盤のサブメンバーから発してほしいものです。

「16人+2人」か、「16人+2人+α」になるか

2009-05-12 01:11:42 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 Jサテライトリーグ Cグループ 第4日(湘南は第2戦)
2009/05/10 13:00開始
平塚市・ 馬入ふれあい公園サッカー場(天然芝)
湘南ベルマーレ 0-1(前半0-1) ジェフユナイテッド市原・千葉
【得点】20分(千葉)29青木孝太
【警告】(湘南)34分17菊池大介(1)
(千葉)35分26米倉恒貴、38分43市原充喜、61分23益山司、87分29青木孝太、89分15福元洋平

サテライトリーグ第2戦は馬入開催。
幸い、大勝で首位キープの翌日に好天で、200人以上のギャラリーがいたはず。
しかし、肝心の試合内容は・・・。
しかも、土手の下からだとテントが邪魔でどこにボールがあるかすらしばしわからなくなる。
J公式戦が過密だと開催候補日が限られるけれども(土日分催もそれに拍車をかける)
できるだけスタンドのある競技場を使って、我々に「見やすい環境」、
プレイヤーに「ただの練習試合との違いによるモティベーション」を提供してほしいところ。

この試合の16人のメンバーは、
(1)水戸戦メンバーから・・・植村、阪田、伸貴
(2)水戸戦メンバー外のうち・・・友彦、雄三、福田を除く13人
ケガ人がいないとなおさら16人枠が少なく感じる。
プリンスリーグの合間に開催していても、ユースの選手を試すだけの人数的余裕もないしね。
笠松でJ2戦復帰した伸貴、この試合ではフル出場。

千葉は15人のメンバーだが、こちらのメンバーはやや変則的。
スタメンのうち4人とサブのうち2人がプロ契約のリザーブス登録(背番号40番台)、
サブの残り2人がリザーブスの選手(21番と31番)。
FW新居の他、GK島津・CB福元と「え、ここ?」という驚きのメンバーが何人も。


実は会場に着いたのが開始15分頃で、その数分後にいつの間にか得点が入っていた(滝汗)
その後は土手の下からずっと見ていたが、本当に見どころが少なかった。
後半は確かシュートゼロだったような。前半にはCKをいつの間にか相手にかっさわれたりもしたし。



今年は本当に試合メンバーが固定されつつある。
ここまであまりにも勝てているし、相手より先に足が止まる試合も1試合あるかどうかもあろうが、
こういう試合の状態ではね・・・
このままじゃ、ケガ人再発・出場停止多発がなければ
甲府戦のメンバー16人+2人(トゥット+伸貴)の中のローテーションで完結しかねない。
しかし・・・それでこの先の初夏~梅雨~真夏の連戦、アウェイで難敵の多い第2クールを乗り切れるのか。
苦境に立つときに、新しいメンバーを使おうと思わせるだけのものを見せてほしい。
メンバー争いを「16人+2人+α」の中での争いにできるかは今日のサテライトのメンバー自身にかかっている。

8! 8! 8! (5-1水戸)

2009-05-10 01:32:00 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第14節 2009/05/09 13:04開始
那珂市・笠松運動公園陸上競技場
水戸ホーリーホック 1-5(前半1-2)  湘南ベルマーレ
【入場者数】2,329人【天候】晴 20.4℃ 50%
【主審】小川直仁【副審】五十川和也/岡宏道
【得点】03分(湘南)坂本紘司(4)、11分(水戸)保淳、
39分(湘南)坂本紘司(5=FK)、65分(湘南)坂本紘司(6)、
75分(湘南)トゥット(2)、89分(湘南)アジエル(4)
SH:13 -19  CK: 6 - 4  FK:19 - 22
【警告】(水戸)25分高崎寛之、29分保淳
(湘南)なし



2000年9月の仙台戦での前園以来、チームで8年8ヶ月ぶりのハットトリックを達成したのは、背番号8だった。
まさに8の日・・・と思いながら競技場そばの交差点で信号待ちしたら
「8の日」を示すナイスな看板が(小さくて見にくいけど)画像のごとく。
どうりで・・・(笑)
なお、ハットトリックはベルマーレとしてJリーグ戦通算7回目。
(なぜかホームゲームはあの野口の1試合5得点と呂比須の計2回だけなのだが)
坂本もベルマーレの歴史に記録の面からも名を刻んだ。


10時半に着いたら、既に50人前後のサポーターが開門待ちしてびっくり。
ETC渋滞を予想していたら杞憂に終わったからか、単に試合を待ちきれない人が増えたからか。
結局400人前後のサポーターがアウェイ側ゴール裏に集結した。この日の笠松の観衆の1/5ですよ。
3年ぶりに昼間の笠松へ来たので、噂の笠松グルメを探したら、売店はなんとホーム側バックスタンド裏の「改札内」で
柵の向こうから店員を呼ばないといけなかった。とはいえ、さすがにパエーリャはおいしかった。

昨年11月に水戸と対戦したとき、昇格への渇望から
「来年こそは本間をみたくない・・・」と思っていたが、今年も見ることになった。
ちなみに、ここ10年間ずっとJ2でしかも同じチームでプレーしているのは、本間と坂本だけ。

前半は、よくない・・・というより、私にとってはいつもどおりに
相手を(高い位置で食い止めずに)深くまでこさせているな・・・という印象。
ただ、そのいつも通りに、相手を決定的にフリーにすることもなかったのだが。
唯一いつもと違うのは、足で(確か)坂本がブロックしたはずの保崎のシュートがそのまま野澤の手の先を越えてゴールネットに吸い込まれたことだった。
その保崎の同点ゴールのシーンといい、水戸の攻撃はボールをスムーズにつなぎながら
人数をかけてはきていたが、あとは前述の通りであった。荒田と菊岡の不在の影響もあろうが。


一方、この試合で共にスタメンの祐也と亮太は開幕以来14試合連続でメンバー入りしているが、
その理由を、セレッソ戦の祐也だけでなくこの試合の亮太が実証してくれた。
田村の穴を埋めるべく、危険なところに顔を出し続け、前半だけでもシュートブロック3回。
さらに、私の記憶の限りでは、その1回目が3分の先制点につながった。
亮太のPA手前でのシュートブロックで右タッチライン近くへ飛んだボールが幸平が拾った後に前方へつながり、最後はゴール前で左から右へ流れた坂本が右足で逆サイドのネットへボールを流し込んだもの。
2点目も亮太のドリブル突進がきっかけ。その突進からPA手前右でFKを獲得。
そのFK、坂本が蹴ったボールが人の間をすり抜けながら結果的に直接逆サイドのネットへ突き刺さった。
坂本が直接FKを決めたのは初ではないだろうか。

後半に入り、3点目は田原のPA内へのドリブル突進から。
GKがそのドリブルを手で右へクリアしたこぼれ球を阿部が拾って逆サイドへクロスをあげ、
そのクロスを左足でダイレクトでゴールへ叩き込んだのは坂本。

その後、トゥットが追加点。
さらにロスタイム4分をベルマーレビッグウェイブを歌いながら終えようというときに
アジエルが追加点。このゴールの直後にタイムアップの笛が鳴った。



アウェイで失点(しかも同点)を許しても勝ちに持ち込めたのはいい経験となるはず。
今季5試合目の無警告・無退場で終わったのもいい。
GWの5連戦が終わり、次の試合は8日後のホームゲーム。
試合と試合の間が7日間空くのは8月の34~35節までないという貴重な時間。

ただし・・・次の相手は湘南戦だと俄然燃えてくるチーム。
そのチームのエースは湘南戦で今季初ゴールを、と特に燃えてくるはず。
その相手にまずは気持ちで勝つこと。
そして、本来やるべきことをなせるだけの準備も必要。

雨中を勝利へ導く、トゥットの軌道(1-0愛媛)

2009-05-07 01:55:18 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第13節 2009/05/05 17:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 1-0(前半0-0)  愛媛FC
【入場者数】5,148人【天候】雨 16.4℃ 67%
【主審】今村義朗【副審】蒲澤淳一/大川直也
【得点】55分(湘南)トゥット(1)
SH:15 -12  CK: 8 - 7  FK:13 - 18
【警告】(湘南)64分ジャーン(2)、79分田村雄三(4)
(愛媛)77分高杉亮太



二泊三日で帰阪中、天気予報を見たら5日夕方~夜は雨予報。
いつも通り早く雨雲が抜けてくれないかな・・・と思ったら
確かに降り始めは早かったものの雨雲はとても大きく、結局今でも雨。
雨装備が手薄なままの大阪滞在からの帰路で参戦の為、
予想以上の雨量にこてんぱんにやられてバッグの中も少なからず濡れたものの
最低限必要な勝利はなんとか手にできてよかった。

また、雨の夕方開催でも5,000人以上入ったのは、やはり前の試合の勝利の効果でしょう。
(同じGWでも、2年前の雨の夕方開催では3,375人しか入らなかった)
やはり首位は守りつづけといけない。簡単に他チームの後塵を拝してはいけない。
そうでこそはじめて、観客動員の「ボトムライン」が5,000人、6,000人と上昇してくるはず。



試合は、お互いになかなか決定的チャンスをつくれぬまま後半へ突入。
55分、敵陣右サイド深くの寺川からゴール前のトゥットへヨコのラストパス。
そのパスはゴール前を横切りファーサイドへ流れたものの
そのボールを拾った祐也が同じくボールを追って左へ流れたトゥットへつないで
トゥットが左から中へドリブルで持ち込みながらシュート。
これが右隅へ決まって湘南が虎の子の先制点を得る!

この後、愛媛も選手交代とスイッチ切り替えからか攻勢にでて、
湘南も2人の警告を出すなど対処に苦しんだが、ゴール枠内を襲った決定的シュートは
打たさずになんとか湘南が逃げ切った。



トゥットは前節に続き、周囲との連携や周囲へのお膳立ての達成度は
まだまだとは感じたが、ゴール前でスイッチが入ったら(失礼)やはりスゴイね。
反さんが強く彼の残留を要請したのは、似た予算規模同士での戦いの中で大きく差をつける
彼の「決定力」ゆえだろうか。昨年の後半のホームゲームでは同じく彼の決定力に助けられたし。
田原復帰後のFWの試合メンバー争いがまた白熱しそうである。

そして・・・次節の雄三の代わりの選手・・・
私の予想は「後輩」です。湘南では初めてかもしれないが、彼こそが雄三の代役にふさわしいでしょう。
あとは・・・誰が雄三の位置に入っても、
ホームゲーム並みの大声援で現地・笠松でサポートしたいもの。

桶狭間を制し、首位奪取!(1-0セレッソ)

2009-05-02 22:58:51 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第12節 2009/05/02 13:04開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 1-0(前半1-0)  セレッソ大阪
【入場者数】10,376人【天候】晴 24.0℃ 43%
【主審】吉田寿光【副審】平野伸一/田尻智計
【得点】33分(湘南)中村祐也(2)
SH:10 -13  CK: 3 - 7  FK:15 - 22
【警告】(湘南)56分トゥット(1)、61分坂本紘司(2)
(セレ)75分カイオ、82分マルチネス、89分香川真司



湘南のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

           32野澤洋輔

5臼井幸平  3ジャーン     19村松大輔  19山口貴弘

           2田村雄三
    7寺川能人         8坂本紘司
                          
 22中村祐也     9トゥット      11阿部吉朗      

SUBは
GK16植村慶、DF14阪田章裕、MF21永田亮太、
MF28猪狩佑貴、FW20原竜太
監督: 反町康治

選手交代は
76分:9トゥット→20原竜太
81分:8坂本紘司→21永田亮太
85分:22中村祐也→28猪狩佑貴



セレッソのスタメンの布陣は以下の通りにみえた。上がGK、下がFW。
登録上のFWは7,9の2人の3-5-2だが、実際は下記の3-6-1のようだった。


         21キム・ジンヒョン

  14江添建次郎   2羽田憲司    3チアゴ

       6濱田武     10マルチネス
17酒本憲幸                19石神直哉
      26香川真司    7乾貴士     

           9カイオ


SUBは
GK1多田大介、DF4藤本康太、DF13平島崇、
MF25黒木聖仁、FW15小松塁
監督:レヴィー・クルピ

選手交代は
66分:14江添→15小松塁
66分:17酒本→13平島崇



首位を懸けた直接対決は、第1クールで最も大切な試合である。
また、今季唯一のホームでのセレッソ戦であること、そしてGW開催だと考えると、
今季最も重要なホームゲームかもしれない。
この対決、戦国時代でいうならば「桶狭間」を制し、3位以内を守ると同時に首位を奪い取った。
しかし、第1クールはまだ5試合残っており、その先には第2・第3クールもある。
昇格への争いはまだまだ長い。夏には山崎が、そして秋には関ヶ原が待っているはずだ。

自由席エリアが早々に埋まり、観衆はGWでは4年ぶりの1万人超。注目度がいつもより高い。
選手入場で初めての演出を試みた7ゲート。メインスタンドからみてどのように映ったか興味深い。

試合は予想以上のセレッソペース。
早い時間にバー直撃のシュートを食らい、その後には野澤のセーブでなんとか逃れたシュートもあり。
しかし、その後は守備に入った選手の懸命のシュートブロック、ラストパスのクリア、
そして相手のFK失敗もあって決定的なシュートを受けずにすんだ。
33分、左サイドライン際のカウンターから坂本がPA手前ファーサイドへラストパス。
そのパスをフリーの祐也が1トラップしてGKとの1対1のシュートをきっちり決めて、
苦しい展開の中で先制点を得た!

湘南もセレッソも連戦の中の真昼間の試合だけあって、動きは決して軽やかではなかった。
その中で、セレッソは2シャドー2人の動きが重かったのが湘南にとって助かった。
後半は湘南の選手が素早くスペースを消していたがゆえでもあろうが、
前半にカウンターで前が空いている展開でも加速してこなかったし。
一方の湘南は特に田村の縦横無尽の運動そしてノーファウルでのボールカットがチームを大いに助けたであろう。

湘南の決定的なシュートは祐也の1本だけで、
後半にチャンスになりそうだったのは終盤に原竜太の前線でのボール奪取からのミドルシュートだけだったような。
それでも、アジエル・田原不在でも流れの中の連携から得点できたのは大きい。
また、この二人の不在で猪狩がわずかとはいえ出場機会を得た。
試合に入るのが難しかったかもしれないが、前線からの守備など頑張りは見せたと思う。
一度あった左サイドからのカウンターで、ボールを持っていた阿部との呼吸が合えば
もっと面白かったと思う。


絶対勝つぞ!と個人的にも意気込んでいただけに、この勝利はとても嬉しい。
私は少なくとも今の時期は順位をあまり気にしないほうだが、
それでも直接対決を制しての首位獲得は嬉しいものだ。
また、この勝利はチーム全体にとっても大きな財産となろう。
今日は美酒に酔うとしても、5日夕方にはもう次のJ2リーグ戦・愛媛戦がある。
また心機一転勝利を掴みにいきたい。



なお・・・明日3日は11時からプリンスリーグ2部第4節・佐野日大戦が
ユースチームの本拠地・産能大第2グラウンドで開催されます。
この試合は1部復帰の為に大事な試合となりますので、1人でも多くの方にお越しいただけたらと思います。

伊勢原駅北口からのバスの便は・・・
(1)4番のりばから「大山ケーブル」行きで「石倉」下車、徒歩12分前後
(発車時刻)925、945、1005、1025  ※バス乗車時間10分前後
(2)4番のりばから伊13「産業能率大学」行き、終点下車、徒歩10分強
(発車時刻)1030 ※バス乗車時間10分強
(2)3番のりばから伊23「産業能率大学」行きで「神成松」下車、徒歩7分前後
(発車時刻)935 ※バス乗車時間15分前後

クルマで来場される方は、下記リンク先をご覧ください。
試合会場から10分以上歩いた場所(産能大キャンパスのやや奥)に停めることになります。
http://www.princeleague-kanto.com/news.html#090418_2

去年との違いを見せてくれ!(0-1甲府)

2009-04-30 01:01:11 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第11節 2009/04/29 14:04開始
甲府市・山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場
ヴァンフォーレ甲府 1-0(前半0-0)  湘南ベルマーレ
【入場者数】11,546人【天候】晴 21.8℃ 15%
【主審】井上知大【副審】阿部浩士/唐紙学志
【得点】82分(甲府)松橋優
SH:30 -6  CK: 11 - 7  FK:18 - 17
【警告】(甲府)69分金信泳
(湘南)29分坂本紘司(1)、57分アジエル、74分アジエル、89分山口貴弘(1)
【退場】 (湘南)28分田原豊(1=乱暴な行為)、74分アジエル(1=警告2回)



朝7時に府中市内を出発。途中、八王子料金所、元八王子BS、小仏付近で
渋滞があるも思ったほどではなく、8時半には甲府南ICに着いたので、
市の北部にある昇仙峡まで足を伸ばした。
秋は紅葉がとてもきれいそうな昇仙峡を駆け足でみてきて
小瀬に着いたら開門1時間前だったが、既に50人以上の列でビックリ。
結局、アウェイ側ゴール裏はベルマーレサポーター700人以上で埋まり、
勝利への気合がいつも以上にみなぎる。
スタジアム全体でも12,000人近くが入った。
しかし・・・試合内容とスコアは、まるで7年~5年前のまったり甲府戦に戻ったかのようなところもあり・・・

前半、湘南が押し気味に試合をすすめ、CKを続けて何本も獲得し、際どいシュートも放つ。
しかし、そんな中の28分。メインスタンド側のタッチライン近くで
田原が相手選手に倒された時に足裏で勢いつけて相手を振り払うor相手を蹴りつけてしまう。
(orで書いたのは、足の動きは見えたものの、選手に隠れてその詳細までは見えなかったため)
判定はレッドカード。実際には蹴っていないかもしれないが、オーバーなふるまいなのは否めない。
さらにその判定への異議で坂本にも警告が出る。

この後の湘南は、シュートすらほとんど打てなくなる。
携帯サイトの速報を念のために見たところ、後半のシュートは開始1分のみでCKはゼロ、
FKすらロスタイムにハーフウェイやや手前でもらったのが一番相手ゴールに近いものだ。
10人の時間に満足な攻撃は全くできなかったのである。

そして、後半29分にアジエルがPA内でシミュレーションをとられて警告2回目で退場。
少なくとも後半、アジエルだけでなく湘南の選手にはドリブルへのタックルの時に
ファウルをもらおうという意識が強かったように感じるのは私だけだろうか。
それが伏線にあったがゆえの、もう1人の退場者出現だったと思う。

湘南が9人になってからは甲府のシュートの雨がさらにきつくなる。
なんとか野澤らの好セーブで耐えしのいでいたが、右CKからついに失点。
9人では、CKで相手がうまくボールを入れてつないできたら対処は難しいのはやむをえない。


先日、東京Vはほぼ90分間10人という状況ながらも2-0で勝利した。
さらには、前半途中で2人退場した後に相手に先制を許しながらも最後は3-2で逆転勝ちした試合をJ1で8年前に見たことがある。
数的不利は文字通り不利な状況だが、かといってチャンスをつくれないとは限らない。
その点では、後半の10人の時間帯に満足な攻撃ができなかったことは大問題だと思う。
1回か2回は決定機をつくってしかるべきだったのが、それができなかったのは何ゆえか?
その時まだいたキーマンの不調か?既にピッチ上にいなかったもう1人のキーマンがいないと何もできないのか?
彼らキーマンを介さない攻撃のアイデアはないのか?

「ない」なんて答えは見聞きしたくない。次の試合で答えは出してくれるはずだ。
次の試合は、今年たった1回のホームでのセレッソ戦。しかも、GWの中の試合。
この試合で勝つかどうかが、今年こそはベルマーレはイケるのかどうかを
サポーター・・・というよりはホームタウン湘南地域に強く印象付けることになるはずだ。
昨年の広島戦みたいなことはお願いだからやめてくれ。
相手は強いが、弱点もどこかにある。やりようはあるはずだ。
それに相手だって、当初マーク予定のキーマンが2人ともいなくなって対策に困っているだろうよ。
今年のチームならば、こういう苦しい状況でも勝利を呼び込んでくれると強く信じています。
前半から、ガツンとやってやろうぜ。

鉄は熱いうちに打て、点は取れるうちに取れ(2-0東京V)

2009-04-26 05:14:04 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第7節 2009/04/11 16:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 2-0(前半1-0)  東京ヴェルディ
【入場者数】7,105人【天候】晴 20.5℃ 39%
【主審】吉田寿光【副審】岡野尚士/相葉忠臣
【得点】22分(湘南)ジャーン(1)、85分(湘南)アジエル(2)
SH:14 -7  CK: 10 - 5  FK:22 - 14
【警告】(湘南)66分阿部吉朗(1)、84分野澤洋輔(1)
(東V)47分河村崇大、76分船越優蔵、88分平本一樹

最終スコア、シュート数等だけみれば明らかに湘南の快勝なのだが、
後半10分頃に押し込んだ時(バモバモ湘南の歌の時間)そして
寺川のバー直撃シュートの時間帯に追加点がとれなかったことが
試合展開を苦しくしてしまい、その苦しさは85分のアジエルのゴールまで続いてしまった。

また、この試合は相手の低調さに救われた感は否めない。
少なくとも、その苦しい時間まで、相手の攻撃はDFラインからサイド深くまで蹴りこむことに終始していたし。
あの大黒がここ・・・?という感じはその攻撃でより強くなったしね。

その苦しい時間にしつこく狙われたのは、バックスタンド側。
逆サイドと比べて、そのサイドの深い位置に湘南が人数をかけにくくなっていること、
そちらサイドのCBをサイドまで引っ張り出せばゴール前が空きやすくなることに加えて、
相手のそちらサイドのFWがサイド攻撃が得意なタイプなことが原因だろう。
もっとも、栃木戦の時と比べると、湘南側も守備の時のそのサイドの位置取りを微妙に変えて、対策を打っているようには感じる。

なお、この試合のアジエルのゴールで、ベルマーレとしてのJリーグ通算ゴール数は854になった。

今月2回目の「逆転勝ち失敗」

2009-04-21 02:32:53 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第9節 2009/04/19 16:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 2-2(前半1-1)  FC岐阜
【入場者数】5,038人【天候】晴 18.9℃ 44%
【主審】穴沢努【副審】上荒敬司/五十川和也
【得点】19分(岐阜)片桐淳至、43分(湘南)臼井幸平(2)、
55分(湘南)坂本紘司(3)、64分(岐阜)佐藤洸一
SH:12 -10  CK: 4 - 1  FK:18 - 20
【警告】(湘南)なし
(岐阜)37分片桐淳至、77分徐冠秀

トップ、ユース各2試合を飛ばしてしまいますが、やはり先にこの直近の試合から書きます。
(後でトップ、ユース各2試合のことは書きます)

先制を許したものの、少ないチャンスを生かして前半のうちに同点、そして後半の早いうちに逆転。
しかし・・・ 今月2回目の「逆転勝ち失敗」。
しかも、決定機の数では相手と同数。終盤にはここまでのホームゲームで一番のどフリーをつくられた。

確かにこの試合の岐阜はとてもよかった。相手の2得点はともになかなか決まるものじゃない。
しかし、最大の敵が自らの中にあるがゆえの今月2回目の「逆転勝ち失敗」だと思います。
鳥栖戦に行ったある方が、鳥栖戦での湘南の3得点目(この時点で3-2)を指して
「そこで鳥栖の心を折りきれずに、自らの心が先に折れてしまったようだ」と表現したが、
この岐阜戦でも同じことが言えるように思った。
逆転で安心せず、「一気に相手を呑みこみにいく」姿勢がピッチ上のプレーでも
スタンドの声・動きでも必要だと思います。

そして、この試合では運動量が全般的に落ちていると感じた。
ピッチ上で一気に相手を呑みこみにいけなかったのはそのためかもしれない。
3連戦だから運動量が落ちるのはある程度はやむを得ない。
しかし、運動量の低下は今の湘南の場合相当なマイナスとなる。
今年は3連戦が12回(内1回は天皇杯と合わせて)、5連戦が1回あり、
中2・3日で開催のJ2戦がなんと27試合もある。全試合の半分以上だ。
まだ27回中4回が終わったばかり。ここでこの状態では・・・

今はまだ「固定メンバーでどこまでできるか」と試している段階なのだと思います。
これから、メンバーを少しずつ替えながらでも戦える状態になるか、
疲れていても固定メンバーで戦うほうがまだいいという状態になるか。
これからのチーム力が大いに試されると思います。

次のホームゲームはアウェイ2戦の後。GWの最中に今年唯一のセレッソ戦。
このセレッソ戦は昇格戦線だけでなく、今年の観客動員を占うためにもとても大事な試合。
アウェイ2戦がまずは大事なのは言うまでもないが、平行してこのセレッソ戦に今季の湘南のパワーを集めないといけないのも確かである。

選手の特徴とチームの狙い、どれだけ表現できたか(サテライト・1-1東京)

2009-04-06 02:16:45 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 Jサテライトリーグ Cグループ 第2日(湘南は第1戦)
2009/04/05 15:02開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 1-1(前半0-0) FC東京
【得点】62分(湘南)15丁正賢(1)、73分(東京)17金沢浄
【警告】(湘南)78分31前田陽平(1)、89分中村祐也(1)
(東京)59分26小山泰志、66分28米本拓司、80分35下田光平、89分27田邉草民



ブロック分けが細かくなって試合数が減ったり、全員ユース選手を出してくる場合もあったり、
開催が平日昼の試合もあったりと、時が経つにつれて何の為にやっているのかと問いたくなるサテライトリーグ。
今年から20歳前後の選手育成改善の為のプロジェクト(JUMP)も立ち上がったのもサテライトリーグの機能不全が一因である。
しかし今回は日曜昼にユース選手ゼロでホームスタジアムで開催と、
少しでも多くの観衆と少しでも本番に近い環境の中で
Jリーグ戦で出場機会の少ない選手に勝ち点を懸けた試合経験を積ませるという、
本来のサテライトリーグの意義に沿った試合ができたのではないだろうか。

サテライトとはいえ、ホームスタジアムでの試合。
前日鳥栖にいたサポーターの中の数人も駆けつけて、太鼓付の応援はすることができた。
なお、湘南側は前日夕方の鳥栖戦のサブメンバーのうち4人がメンバー入りし、うち3人がスタメン。
東京側は前日夜のアウェイ磐田戦のサブメンバー7人ともメンバー入りし、うち4人がスタメンだった。
また、東京の前日試合メンバー以外は小平から当日バス移動で、いずれにせよコンディション的にはやはり劣るであろう。

試合は湘南が優勢に進め、先制点も得たが、その後運動量が落ちて押し上げができなくなっていき、同点弾を食らってしまった。
個々の特徴をある程度は見ることができたし、猛アピールしているなと感じた選手もいた。
ただ、チームとしてやりたいことがどれだけできていたかどうかも大事だと思う。
中盤でボールを奪うことは何回もできていたように感じるが、あとはその回数を多くすることと
ボールを奪った後のスピードが課題のように思う。

鳥栖戦まで5試合連続でスタメン・サブがそれぞれ全く同じメンバーであったが、
この週末2日間の内容と結果を受けて次の東京V戦のメンバーとパフォーマンスがどう変わるか、
楽しみにしたいところです。

牛戦車・田原のゴールで5戦5勝(1-0仙台)

2009-04-02 01:24:55 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第5節 2009/03/29 16:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 1-0(前半1-0)  ベガルタ仙台
【入場者数】6,528人【天候】晴のち曇 12.3℃ 26%
【主審】鍋島將起【副審】中込均/五十嵐泰之
【得点】27分(湘南)田原豊(1)
SH:11 -12  CK: 7 -6  FK:22 - 13
【警告】(湘南)44分臼井幸平(1)、79分ジャーン(1)
(仙台)29分マルセロ・ソアレス



27分の右CKで坂本が蹴ったクロスをやや二アサイドで田原がジャンピングヘッドでゴールへ叩き込んで先制。
牛戦車・田原らしいゴールで、アウェイ側でのゴールだったがその迫力が十分7ゲートにも伝わってきた。
この得点で彼への周囲からの信頼がより厚くなるといいなと思う。

昨秋のロスタイムでの仙台戦敗戦を指して「Remember 9.23」という思いを抱く方は多かったが、
この勝利でその思いは晴れたのではないでしょうか。
個人的には9.23も確かにイヤな試合でしたが、
それ以上にずーーっとイヤな試合がその後にあったので、そのリベンジを、という気持ちのほうがあります。



結果的に開幕5戦で5勝、勝ち点15と、過去最高のスタートとなった。
しかし、スコアはいずれも1点差で、試合内容をみれば
一昨年、昨年と同じ開幕5戦で勝ち点6に留まっても不思議ではなかったといえる。

私は5試合中3試合しか見ていないが、ある種の「ストック」が当初の想像以上に効いているなあと感じる。
その「ストック」に、今年の新加入選手・スタッフという「レバレッジ」が効いて5連勝に至ったと感じる。
ただ、その「ストック」は時間とともに目減りしていく。
少なくとも仙台戦では相手の決定的なシュートミスに助けられて逃げ切れたという印象が強いし、
押し込まれた時間での単騎攻撃も早めに相手につぶされることが多く感じた。
これからの1試合1試合で、少しずつでもこれまでの試合と違った形をみせていってほしいもの。