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クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

いよいよ私も参戦・栃木戦(1-0)、岡山戦(2-1)について

2009-03-25 02:22:47 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第2節 2009/03/15 13:03開始
宇都宮市・栃木県グリーンスタジアム
栃木SC 0-1(前半0-0)  湘南ベルマーレ
【入場者数】5,093人【天候】晴 12.4℃ 29%
【主審】飯田淳平【副審】前田敦/浅野正樹
【得点】56分(湘南)ジャーン(1)
SH:11 -7  CK: 8 -5  FK:14 - 12
【警告】(栃木)40分 若林学(湘南)なし


2009 J2リーグ第3節 2009/03/21 16:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 2-1(前半0-0) ファジアーノ岡山
【入場者数】4,948人【天候】曇 13.6℃ 60%
【主審】岡部拓人【副審】伊東知哉/田中利幸
【得点】56分(湘南)阿部吉朗(2)、75分(岡山)関口圭亮、83分(湘南)寺川能人(1)
SH:11 -10  CK: 5 - 8  FK:12 - 17
【警告】両チームともなし


なかなか更新することができず、大変恐縮です。
アウェイ初戦の栃木が私にとっての初参戦で、
ホーム2戦目の岡山戦が私にとってのホーム初参戦。

栃木へは4人でクルマで。4人で行ったので1人2,500円以下と安くすんだ。
帰りはラーメン二郎の栃木街道店に寄ることもできた。

岡山戦の前に、藤沢のGALLERY・2で2009年版ユニフォームを購入。
藤沢は小田急で行くときの乗換駅なので、
今年からここでも会員割引でグッズが買えるようになったのはとても有難いこと。
(3/7付けのクラブからのリリースを参照)。
クラブカンファレンスに出席後、今年初の「勝利の花道」に参加。
そして湘南ベルマーレ100万人記念「100」人文字にも参加。



開幕戦の勝利とあわせて、ベルマーレ初のリーグ戦開幕3連勝・勝ち点9獲得。
とはいえ、さすがにこの試合内容では、
少なくとも身の回りも浮かれた様子はあまりないし、
クラブ側も浮かれている様子はあまりないので、今更ここで細かくとやかく書くこともなさそうです(笑)

栃木は、湘南の陣形・選手配置をみて左SB入江がフリーで上がれるような
ボール回しをして、湘南を悩ませた。よく練習してきたんだろうな。
岡山は、前半は追い風の割に攻めるのが遅くて湘南を助けた。
しかし、後半先制されてからは向かい風の中でも途端にスピードアップしてきて湘南を悩ませた。

ただ、この2チームそして開幕戦の相手の計3チームに共通しているのが
アジア人以外不在なこと。一方の湘南は3試合5得点ともブラジル人がシュートかアシストで関与している。
やはり、外国人がいるチームは強いなと強く感じさせる結果にもなった。

あと、2試合で共通して湘南にいえるのは、なかなか前でボールをとれていないことと、
前線の選手(特にある選手とある選手)の連携がうまくいっているようには見えないこと。
まずは選手がうまく連携して相手に詰めていくことで、高い位置でボールをとれるようになってほしいものである。

09/02/15 練習試合 対流経柏@馬入・天然芝

2009-02-15 22:45:53 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
15日12時半から、流経柏との練習試合が馬入の天然芝で30分×3本で行われた。
気温からすると暖かかったはずだが、南風は強く、曇っていた為にさほど暖かさは感じず。
行きの途中駅で神奈川新聞を買ったら、やはりトップチームの練習試合の記事が。
1面の大きな写真付記事(坂本と谷口が写る)があり、しかも1本目のメンバーもしっかり書かれていました。(報道陣のみ公開だから、いいんですけど)
・・・この記事の下に「チケット絶賛発売中!」という広告があれば、なおいいんだけどね。


この日の練習試合に出場したのは新3年生7人、新2年生10人、新1年生5人。
1本目は新3年生が6人、新2年生が5人。
2本目の開始の時は新3年生が5人、新2年生が6人だったが
途中で11人中9人が入れ替わって新3年生が1人、新2年生が6人、新1年生が4人。
3本目は新3年生が1人、新2年生が5人、新1年生が5人。

一方、流経柏は当日に他でも練習試合をしていたようで、馬入に来たのは11人+数人。
それでも、流経柏の前線からプレス+奪ったらゴールへハーフカウンター、という姿勢はこの試合でも変わらず。
上級生もこの試合でこの姿勢の前にピンチを招きかけたが、
特に流経柏との対戦経験がない選手たちにとってはいい勉強になったのではないだろうか。

湘南側は自陣からのカウンターからチャンスを得て、得点もできた。
ただ、ビルドアップやサイドチェンジなど、チームとしてもっと上達できるところもあろう。
(個人技で、個々で上達できるところがあるだろうことは言うまでもないでしょう)
開幕まで残り2ヶ月を切った。ケガ人が多いポジションもあるとはいえ、
その中でチームがこれからどのように仕上がっていくか、楽しみにしたい。

2009ベルマーレ・ホームスタジアム初見参(練習試合・フィンランド代表戦)

2009-02-02 01:18:47 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
19日から29日まで11日間のキャンプを終えたベルマーレは30・31日と馬入で練習、
その31日には新体制記者会見(今年のユニフォームも発表された)を行った。
その記者会見の模様は神奈川新聞のスポーツ面でも大きく扱われた。
(私は帰りに橋本駅で購入。やはりスポンサー契約してくれたおかげで買おうと思いますよ。そして日曜の新聞で、読者が自宅でゆっくり見れそうなときに大きく扱われてよかった)

そしてチームづくりは第2段階へ。
今月、6,7試合は行われるであろう練習試合の最初がフィンランド代表との試合。
ベルマーレ目当ての方、新潟ファンの方、そして大ベテランのリトマネンを擁するフィンランド代表が目当ての方などが大勢駆けつけ、メインスタンドはぎっしり埋まった。晴れたとはいえ、季節柄風が強かったのはやむなしか。

フィンランドはユニフォームの上にビブスを羽織って背番号を隠していた。
一方の湘南は練習着での試合で、番号は全くなし。

湘南のメンバーは以下の通り。
メンバーは練習試合としては久しぶりに公式サイトUpされていたが、その形式は以前と同じく背番号順。
開幕前でもありますし、ここでもそれに倣うことにします。

(前半)
伊藤友彦、田村雄三、臼井幸平、寺川能人、トゥット、鈴木将太、阪田章裕、鎌田翔雅、菅野哲也、中村祐也、島村毅

選手交代・・・22分:伊藤→野澤洋輔

(後半)
ジャーン、山口貴弘、鈴木伸貴、坂本紘司、阿部吉朗、植村慶、原竜太、永田亮太、小林竜樹、猪狩佑貴、原田開

選手交代・・・21分:植村→金永基

なお、新卒の丁正賢、山本孝平、滝川敬祐、福田健人、前田陽平、プロ1年目の菊池大介、村松大輔は新人研修(3日まで)で欠場。(残る1人は・・・?)

前半は向かい風でフィンランドペース。
パスがなかなかつながらず、ハーフウェイより手前で相手にボールがわたることが多かった。
特に中盤から後ろがこれまで実戦のセットでプレーしたことのない組み合わせだったことと、
フィンランド代表もそれなりに戦略をもって前からボールを奪いにきていたであろうことが影響しているとは思うけどね。
あと、メンバー間で選手を呼ぶ声が不思議なくらいほとんど聞こえなかった。わざとそういう狙いなのか。
ただ、相手のシュートをGKが好セーブしたことで試合は締まったまま推移した。
先制は湘南で、左CKから最後は島村がゴール前へ抜け出してGKと1対1で交錯しながら得点。
昨年のサテライトでもセットプレーから得点をあげた島村。スタメンはすぐには難しいかもしれないが、少なくとも終盤で得点力をあげたい時に備えてCB兼用でベンチ入りできるまでになってくれたらとても頼もしい。

後半はフィンランド側のメンバー交代が4人(ビブスで確認できた限りだが)で
前半からの疲れで動きが落ちたこともあるが、ほぼ終始湘南ペースで試合はすすむ。
後半は選手を呼ぶ声もよく聞こえ、みての通り昨年の試合経験の多いメンバーが多いことからメンバーも早いうちに把握できた。
そして少なくともアタッキングサードまではよくボールが進んだ。あとはそこから先のラストパスの精度やシュートへの持ち込み方をこれから仕上げていってほしいところ。

試合は結局0-1で終了。フィンランド代表は前半の出来からさらに良くなって、かつ先制点を奪えれば4日の日本代表戦で日本代表を注文どおりに苦しめることができるように思う。

さて、馬入に戻ってからようやく実戦練習をはじめたベルマーレ。
実戦練習の成果が最初にある程度出るのは7日の清水戦@三保、11日の水戸戦@馬入になりそうだ。
清水は26日始動で、鹿児島キャンプ前の第一段階?の仕上げの練習試合。
ただでさえ格上相手のアウェイ(しかも当日移動でしょ)ではあるが、その中でどれだけ自らの特徴やトレーニングの成果を出しきれるかが注目点かもしれない。

尻上がりに面白くなった大河ドラマ・篤姫

2008-12-15 00:09:57 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008年大河ドラマ・篤姫の全50話が今日終了。
一昨年くらいからは大河ドラマはほぼ全話みているが、今年は個人的には一昨年「功名が辻」と同じかそれ以上に面白く感じた。歴史を名だたる武将・将軍の視点ではなく、その下や周囲にいた者から捉えているのがここ数年の大河ドラマの傾向のように感じるし、そのテーマも「功名とは」とか「女の道とは、家族とは」「人の役割とは」と新鮮に感じる。

開始前だったか、「幕末のファーストレディー」とか正直あまり惹かれないキャッチコピーが使われていたような。「女の道は一本道、引き返すのは恥」というフレーズが重みを増すのもしばらく回が進んでからであろう。とにかく序盤は歴代でも低視聴率で、実際見ていても「これ本当に面白いのか?」と思っていた。セットもしょぼく感じたし、配役も(少なくとも序盤は)地味めに感じた。それが秋からはBS2で再放送するまでになるのだから、わからないものである。

よくいわれていることだろうけど、将軍家に輿入れする前後より「ホームドラマ」の色合いが強くなってからドラマもより面白くなってきたように思う。もちろん、実際の歴史には沿っているのだが、ドラマの中心はあくまで大奥や屋敷の中での会話や思いだったような。そして宮崎あおいの演技も回を重ねるごとに魅せるものになってきたような。最後は「篤姫は大奥を閉じるために生まれ、江戸にやってきた」という運命設定。でも、時代が変わり行く中では誰かがやらねばならぬことでもある。長く世界の産業を牽引してきたガソリン車(製造)が大きく衰え、自民党が末期症状をみせるなど、時代が大きく変わりつつあることを感じる今にマッチしたドラマでもあると思う。
また、明治初期になって、西郷・大久保そして後に「幻の名宰相」という焼酎までできた小松帯刀(今回の影の主役でもあろう)がみんな志半ばで死んでしまったのが日本のその先の近代化(特に民主化)を遅らせたのかもしれないな、と改めて思った。少なくとも明治の間は制限選挙・藩閥政治だったわけで、当初の四民平等の理念がなかなか政治には反映されていなかったしね。

ドラマで鹿児島がメイン舞台なのは前半だけなのだが、それでも鹿児島が歴史の中で大いなる役割を果たしてきたことが世の中で再認識されればやはりうれしいこと。思えば16世紀にキリスト教や鉄砲がはじめて日本に伝わったのも鹿児島(県内)であった。その時とは色んなものが違うけれども、鹿児島県が元気を取り戻すきっかけになればいいなと、本籍を鹿児島県に置く人間の1人として思った。


奇跡とは程遠く。。。今の地力のなさが改めて露わに。。。(1ー3福岡)

2008-12-06 11:37:49 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008 J2リーグ第45節(最終節) 2008/12/06 12:03開始
福岡市・レベルファイブスタジアム
アビスパ福岡3-1(前半1-0)湘南ベルマーレ
【入場者数】9,163人【天候】曇時々晴 3.9℃ 62%
【主審】牧野明久【副審】名木利幸/西尾英朗
【得点】36分(福岡)ハーフナー・マイク、48分(福岡)鈴木惇、
60分(福岡)大久保哲哉、66分(湘南)坂本紘司(3)
SH:11 -4  CK: 1 -3  FK:29 - 27
【警告】(福岡)25分大久保哲哉、50分ハーフナー・マイク、85分布部陽功
(湘南)28分菊池大介(5)、30分石原直樹(6)、44分田村雄三(10)、72分アジエル(6)



湘南のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

           25金永基

5臼井幸平  3ジャーン   2斉藤俊秀  21鈴木伸貴

     6田村雄三      8坂本紘司
10アジエル                35菊池大介
                          
     11石原直樹     20原竜太     

SUBは
GK1伊藤友彦、DF19山口貴弘、MF17大山俊輔、
MF24加藤望、FW37トゥット
監督: 菅野将晃

選手交代は
56分:20原→37トゥット
68分:35菊池→24加藤望
73分:5臼井→17大山俊輔



福岡のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

          22吉田宗弘

3山形辰徳  27丹羽大輝   2宮本亨  17中島崇典

       14中村北斗   10城後寿
18鈴木惇                16久永辰徳

      19大久保哲哉   20ハーフナー・マイク     

SUBは
GK23六反勇治、MF6布部陽功、MF7久藤清一、
MF15中払大介、FW21大山恭平
監督:篠田善之

選手交代は
68分:10城後→6布部陽功
86分:16久永→7久藤清一
89分:20ハーフナー→21大山恭平



文は帰路途中の南武線から。(記録等は後日Up)
明日は早朝発で富山(二日連続で雪の日本海側。。。)なので今書きます。
書き終えた時間は遅いけど。。。


なんとか20分遅れで飛行機は到着。
試合開始の時には雪はやみ、少しつもった雪も溶けたが、気温が四度もなく北風が吹く寒々しい天気。
そんな中、おそらくここ10年の九州では最高の200人以上のサポーターが博多の森のゴール裏に集う。

試合はペースではじまったが、36分に鈴木惇のFKが湘南のゴール真ん前に入ったところを大久保に拾われた末マイクに押し込まれて先制を許す。またマイクか。。。
そこから試合の形勢は一転したように思う。
勝つしかない湘南。後半開始から前がかりにでるが、それが空回りしていたかもしれない。
良策なしに前がかりにでたことはチャンス量産ではなくピンチ乱発という結果であった。
後半三分には左サイドライン際の大久保からの折り返しをファーサイドのやや遠目の位置から鈴木惇がダイレクトでゴールへたたき込んだ。
後半15分には右サイドからのクロスをゴール前で大久保にヘッドでゴールへ押し込まれて、まさかの三失点目。
しかし三失点の後もミラクルを信じて応援を続ける。
後半21分にはスルーパスからゴール前へ抜け出した坂本がシュートを決めて追い上げるが、決定機は結局その先得られなかった。
相手のラフプレーに悩まれたかもしれないが、もともとアビスパってそういうカラーもあるチームでは?最近がおとなしすぎただけでは?



ロスタイム四分の末、敗戦。勝負のはずの第三クールは六勝二分け六敗、アウェイ四連敗で終えた。
特にラスト四試合で仙台が一勝二分け一敗と湘南的には望み通りだったが肝心の自らが二勝二敗どまり。。。
さらに、去年はロスタイムの得点で勝ったり引き分けに持ち込んだことが何度かあったが、
今年は一度もなかった。昇格争いは去年に劣らず混戦だったにもかかわらずだ。
今年の地力のほどがこの二つのデータからも伺える。そして、実際のピッチ上からも。。。

8の戦力を8にして出し切れた昨年。
9の戦力を8にしか出し切れなかった今年。
数字上は同じ8の結果でも、内容、手応えは違うように思う。
最終節まで可能性をつなげても、他の結果以前に最終節で負けていてはそのプラスは半減だ。ましてや昨年のホーム最終戦と同じ相手に負けているのだから。。。
試合終了直後の選手は、挨拶こそ正面を向いてくれたがその後はすぐピッチ外へ。。。心境はセレッソ戦の時と同じだったのかもしれない。昇格めざして気持ちを高めはするも、なかなか連携がうまくいかず化学反応がおきなかった終盤戦のピッチ上からしても、実際の現場の中の関係はうまくいってなかったのではないかと伺える。
監督も相手のラフプレーには怒っていたが、他は静かだったように思う。試合後にはきちんと自分の言葉で何か我々に話してほしかったけどね。。。



試合後にはホームチームのセレモニー。
ホームチームのサポーターは社長の挨拶には大ブーイング。
ついで監督の挨拶。
「ここにいる選手たちがアビスパの財産です」
「どうか見捨てないで応援を」
ということを言える、心から熱い監督。しかも篠田さんはブルックス時代からの生え抜き。
だから昇格が遠のいても選手が戦ってホームゲーム10戦負けなしにできるのだろうか。
アビスパはある面では湘南以上に追い込まれているクラブかもしれないけど、こういう監督がいることはとてもうらやましく思った。



今年はチームの結果としてはベルマーレファミリーはなにもいいことなかった。
トップチームはJ2での九年目の中で1番の戦力をもつことができながらも、
混戦の中を最後に勝ち残ることができなかった。
育成年代各チームは満足いく成績はおさめられず、高校三年生のトップへの昇格はなし。
また、傘下ではないが産能大は関東二部に一番近づいたものの昇格はできず。
ガイナーレもJ2昇格の望みを最後までつなぐもかなわず。

産能大、ガイナーレ、そしてJY以下の年代はふだんよくみていないからもてる力を最大限に振り絞った結果かどうかまでは言い切れないが、
トップやユースが今年最大限もてる力を生かし切ったとは少なくとも私は思わない。
今のベルマーレの育成.強化体制をほんとによく見直してほしい。
カネをかければ昇格できるものでもない、いい選手を連れてきてもそれあけでチームが強くなったり活性化するわけでもないのだ。
選手に足りない部分はそりゃあるが、それだけでなく指導者、指揮者の力量が十分でなければいいものもっている選手でも活きないのだ。

来年の人事は水面下ではすすんでいるでしょう。
トップチームの監督にゲルト エンゲルスがきてほしいと個人的には思います。彼ならベルマーレが過去の傾向的に多く輩出しているサイドの好選手を十分に活かしてくれた上で、かつて京都で魅せたように 一芸をもった者をうまく集めてスペクタクルなサッカーを魅せてくれると思うからです。浦和は彼にとっては大きすぎるクラブだったのかもしれない。人はお金だけでなく熱意でも動くはず。彼に限らず今のこのチームに合う(強化部長など一部の人間の好き嫌いに沿うという意味では決してない)指導者が来年の湘南にきてくれることを切に願います。

無策なままに相手に圧倒され、逆転を許した97分間・・・(1-2セレッソ)

2008-11-23 23:15:19 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008 J2リーグ第42節 2008/11/23 15:34開始 大阪市・長居スタジアム
セレッソ大阪2-1(前半1-1)湘南ベルマーレ
【入場者数】21,200人【天候】晴 14.3℃ 43%
【主審】吉田寿光【副審】中井恒/金田大吉
【得点】05分(湘南)アジエル(8=PK)、31分(セレッソ)酒本憲幸(FK)、
46分(セレッソ) 香川真司
SH:20 -8  CK: 11 -1  FK:17 - 22
【警告】(セレッソ)40分前田和哉、75分酒本憲幸
(湘南)33分田村雄三(9)、43分坂本紘司(9)、44分斉藤俊秀(6)、89分アジエル(5)


湘南のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

           25金永基

32鎌田翔雅  3ジャーン   2斉藤俊秀  21鈴木伸貴

     6田村雄三      8坂本紘司
10アジエル                35菊池大介
                          
     11石原直樹     20原竜太     

SUBは
GK1伊藤友彦、DF19山口貴弘、MF14永里源気、
MF24加藤望、FW18阿部吉朗
監督: 菅野将晃

選手交代は
60分:35菊池→24加藤望
73分:20原→18阿部吉朗
80分:32鎌田→14永里源気



セレッソのスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

          21山本浩正

   5前田和哉   2羽田憲司  4藤本康太

       6濱田武     10ジェルマーノ
17酒本憲幸                18ジウトン
      31乾貴士     26香川真司     

           15小松塁


SUBは
GK1相澤貴志、DF23山下達也、DF34平島崇、
MF25黒木聖仁、FW9古橋達弥
監督:レヴィー・クルピ



スコア上は2対1ですんだが、シュート数20対8が示すとおりの完敗。
ホームチームに21,200人の観衆の前で勝たせてしまった。
・・・あまりに無策であった・・・

出だしは湘南がよかった。開始5分、敵陣浅めからのFKのこぼれ球のまたこぼれ球を
PAのすぐ外で田村が拾ってPA内をゴールから遠い方向へ突進しようとしたところを
相手18番がファウルで止めてPKゲット。そしてアジエルがPKを決めて先制。

しかしセレッソも攻撃のペースをあげてくる。
ちなみにセレッソの布陣は3-6-1(両サイドはMF1人ずつのみ)、湘南の布陣は4-4-2。
(1)左のジウトンが湘南の右側(アジエル、翔雅)の守備の不慣れさを突いてどんどん仕掛けてくる。
(2)ついで湘南の中盤中央(田村、坂本)を速いドリブル、パスワークで翻弄してファウルを稼ぎ、
その中の1つから31分に酒本が直接FKを決める。
(3)さらには前半のうちに田村、坂本、そして斉藤さんが警告を受ける。
(4)後半立ち上がりは湘南のキックオフではじまったが、やがて相手陣内で相手がボールをもち、
そのボールが湘南陣内で香川にわたって香川が右から中にドリブルで自在に切り込みながら
PA外からシュートを決めて逆転。

後半開始1分、味方キックオフからノーホイッスルで相手ゴールを許してしまうとは
あまりにも情けない。中央の3人が警告を既に受けていてファウルで止めづらかったことも
このゴールの一因であるが、結局前半の上記(1)(2)による劣勢ぶりからの修正ができないまま
後半に入ってしまったがゆえの失点ともいえるのではないか。
ハーフタイムで選手交代も布陣変更もなかったのが私にとっては驚きだったし。
中盤を厚くすることもなければ、相手の3バックに対して
FWを3人にしてぶつけて脅かしにいくこともなかったし。
選手交代は3人あったが、いずれも同位置での入れ替えだけといっていいのでは。
勝てなければほぼ終わりなのに、リスクを負おう、勝ちにこだわろう(こだわらせよう)
という姿勢は少なくとも指揮官からはまるでうかがえなかった。
少なくとも個々の選手は力の限りは頑張っていたが、頑張っても相手のほうが上のこともある・・・その時にどうやって力量の差を埋めるかが指揮官の腕の見せどころのはずだが・・・

結局、後半もほぼセレッソペース。追加失点がなかったのがせめてもの救いだった。
後半にはアジエルが低い位置でボールを運び捌くのが目立ち、湘南の攻撃の停滞を示していた。
チャンスは敵陣で得るFKからだが、決定的なチャンスはつくれず。

そして、前半ロスタイム4分、後半ロスタイム3分の末に敗戦・・・。
セレッソ戦は今季3試合いずれも順位を懸けた直接対決であったが
(対戦前はいずれも湘南が上位)、結果はすべてホームチームの勝利。
さらに今回はセレッソに4位の座を明け渡してしまった・・・。
試合終了後にゴール裏へ来る選手たちは、いつになく足取りがとても重く感じた。
最初の挨拶の時の(スタンドへの)向く方向が普段とは違ったのも確か。
ひょっとしたら「あまりに申し訳なさすぎてサポーターたちに顔向けしにくい」という思いだったのかもしれないが・・・


さて、湘南を除く上位5チームが相手のアウェイゲーム計9試合の結果は1勝1分7敗。
アウェイ側に湘南側が多く駆けつけた時、普段7ゲートにいる方だけでなく
メインスタンドにいる方の割合も多くなる。
(今回は少なくとも先月の山形ほどの人数ではなかったが・・・)
その時、普段はどこにいようがアウェイで一丸となって応援する雰囲気を
もっと強くしていかないといけないのだと思う。
ちなみに、1勝は鳥栖、1分は仙台。
ともにただでさえ濃密な雰囲気になりやすい球技場である。



昨日仙台が引き分けていたので、辛うじて湘南にも入れ替え戦への可能性は残った。
気分は全然違うが、残り2節となった段階での湘南とほぼ同じ位置でもある。

数字上は6位鳥栖(勝ち点61)まで入れ替え戦の可能性がある。
3位仙台(勝ち点67)はその鳥栖とアウェイで対戦(30日13時から)。
セレッソ(勝ち点63)はアウェイで草津(29日17時から)。
湘南は岐阜とホームで30日14時から試合。その節では一番遅い試合開始である。
特に1時間先に進んでいる仙台戦の経過・結果は気になると思うが、
自らが勝たなければはじまらない。ましてや今季最後のリーグ戦ホームゲームなのだ。
来週日曜日15時55分ごろ、平塚競技場が歓喜の声で満ちていることを切に願う。

勝ち残るのは俺たちだ・23日は敵地でセレッソ戦

2008-11-22 01:16:54 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
22日14時からの横浜FC対仙台の翌日・23日15時半から長居でセレッソ戦が行われる。
横浜FC対仙台の結果に関係なく、湘南はセレッソに勝って少しでも入れ替え戦進出の可能性を自力の範囲で少しでも大きくするしかない。
このセレッソ戦、勝てなかったほうが(仮に仙台が前日勝てなくても)実質的に入れ替え戦争いから脱落する。(セレッソが勝てば湘南を追い抜くので)
「勝ち残るのは俺たちだ!」という意気込みの強さを持ちたいね。
仮に先制されても、相手の守備はこちら(のやり方、意気込み)次第で十分崩れるはず。
最後まで戦い抜きたいところ。

また、当日は平塚・明石町まちかど広場でパブリックビューイングもあるとのこと。


4試合ぶりの勝利、アジエル復帰・・・ここから復調に転じることを期待してやまない(1-0水戸)

2008-11-10 02:14:32 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008 J2リーグ第42節 2008/11/08 14:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ1-0(前半0-0)水戸ホーリーホック
【入場者数】5,195人【天候】雨のち曇 14.5℃ 65%
【主審】片山義継【副審】鳥越明弘/田尻智計
【得点】60分(湘南)トゥット(4)
SH:12 -8  CK: 6 -4  FK:19 - 14
【警告】(湘南)なし
(水戸)28分星野圭佑、33分ビジュ


湘南のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

           25金永基

19山口貴弘  3ジャーン   2斉藤俊秀  21鈴木伸貴

      6田村雄三     8坂本紘司
35菊池大介                24加藤望
                          
      11石原直樹    20原竜太     

SUBは
GK1伊藤友彦、DF4三田光、MF14永里源気、
MF10アジエル、FW37トゥット
監督: 菅野将晃

選手交代は
56分:24加藤→14永里源気
56分:20原→37トゥット
69分:35菊池→10アジエル



水戸のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

          1本間幸司

30中村英之 3平松大志    21星野圭佑  2小澤雄希

       26ビジュ     18赤星貴文
8菊岡拓朗                 25鈴木良和
                          
      9荒田智之     19西野晃平     

SUBは
GK31原田欽庸、DF32大和田真史、MF6堀健人、
MF17金澤大将、FW10満生充
監督:木山隆之



湘南が苦しみながらも4試合ぶりの勝利。
そして・・・アジエルの復帰!(この試合ではボールさばき(パサー)に徹していた)
この試合で湘南に課せられた最低限の目標2つを達成した。

内容は・・・特に前半は良くなく、相手に決定的なクロスを何本も許すが
失点にはつながらず。
もっとも、この試合の前半を底にしてこれから試合を追うごとに良くなることは間違いなかろう、と思えたのでこれ以上はここでは書きません。
ここ1ヶ月以上不調の石原もアジエル復帰でこれから復調してくれると信じたい。
2週間後の長居では今よりもはるかによい状態の湘南が目の前に出てきてくれることを期待したい。



Jユース杯・第5戦の記録(1-4大宮)

2008-10-29 00:15:29 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
Jユースカップ2008 予選リーグ Cグループ (湘南は第5戦)
2008/10/26 13:30開始 平塚市・馬入ふれあい公園サッカー場(天然芝)
湘南ベルマーレユース1-4(前半0-2)大宮アルディージャユース
【得点】40分(大宮)7川岸春大、44分(大宮)7川岸春大、
47分(大宮)8今井智基、60分(大宮)4新井涼平、??分頃(湘南)8古林将太



またも連続失点、大量失点で敗戦したとのこと。この大会5連敗、得点5失点15。
そして、決勝トーナメント進出の可能性は3戦を残して早くも絶たれた。
Jユース杯は3年連続で予選リーグ敗退、そしてここ3年間で16戦連続で勝ちがない。
Jユース杯以外を含めてもJユース勢には昨年7月から公式戦(関東以上)で勝ちがなく、
今年だけでも全公式戦(関東以上)あわせて3勝3分16敗。
何回か心機一転して大会に挑んでいるはずがこの結果。

大会5連敗、得点5失点15というだけでなく、
1ヶ月前に対戦した同じ相手に同じく連続失点、大量失点・・・
記録しか見てなくても、記録がこうではね・・・・・
一体何をやっているのだ、と思ってしまう。
何の為に練習しているのか、試合やっているのかすら疑わしくなってしまうではないか。
悲しくて仕方がないではないか。
また、この大会は3年間で16戦連続で勝ちがないが、それはまさにここ3年間
ユースチームのこの大会への挑み方がいかに中途半端かをも示しているようでならないではないか。



闘志、一体感、そしてそしてちょっとした機転。
それらを取り戻してほしい。それらを感じさせてほしい。
それらがあってはじめて勝利への可能性がみえてくるのではないか。
その為には、皆が今何のためにこのチームにいるのか、何を望んでいるのか、そして誰が一番勝ちたがっているかを今一度再確認したほうがいいように思う。

痛すぎる大一番での敗戦 しかし・・・(0-1山形)

2008-10-27 01:08:28 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008 J2リーグ第41節 2008/10/26 13:04開始 NDソフトスタジアム山形
モンテディオ山形1-0(前半0-0)湘南ベルマーレ
【入場者数】11,345人【天候】曇 18.6℃ 47%
【主審】廣瀬格【副審】原田昌彦/前之園晴廣
【得点】89分(山形)渡辺匠
SH:14 -14  CK: 6 -4  FK:20 - 8
【警告】(山形)35分石井秀典
(湘南)62分山口貴弘(7)、(湘南)試合終了後トゥット(1)


湘南のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

           25金永基

5臼井幸平  3ジャーン   2斉藤俊秀  21鈴木伸貴

      6田村雄三    8坂本紘司
35菊池大介                24加藤望
                          
      11石原直樹    20原竜太     

SUBは
GK1伊藤友彦、DF19山口貴弘、MF14永里源気、
MF37トゥット、FW18阿部吉朗
監督: 菅野将晃

選手交代は
23分:5臼井→19山口貴弘
75分:24加藤→37トゥット
85分:35菊池→18阿部吉朗



山形のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

           1清水健太

23石井秀典 3レオナルド   22園田拓也  13石川竜也

      31馬場憂太    17佐藤健太郎
16北村知隆                 7宮沢克行
                          
      11豊田陽平    15長谷川悠     

SUBは
GK21遠藤大志、DF4小原章吾、MF5渡辺匠、
MF6宮崎光平、FW9リチェーリ
監督:小林伸二


スタジアムの3方が埋まるアウェイの中だったが、
湘南側もバスツアー4台を含めて合計で約400人前後のサポーターが駆けつけたこの大一番。
シュート数は互角、お互いに決定機のあった接戦。
ロスタイムに入ったところで渡辺が湘南の右サイドから中へ切り込んでミドルシュートを決めて
まさかのゴール。
試合終了後の湘南側ゴール裏は言葉を失った・・・
最後の最後で、伏兵(といっては彼に失礼だが)・渡辺がいい形でゴールを決めるという形で両者のチーム力の差が出たといわざるをえないのではないか。
2位はもはや遠くになった。
広島・山形相手に今年一度も勝てなかったのも悔しいことである。



山形は2位の座にまた一歩近づいた。
3位仙台が勝ち、4位湘南と仙台との差は残り4試合で勝ち点6差。
本当に痛い敗戦。
悔しい・・・でも・・・
残り4試合。1つずつ勝って、結果的に4連勝した上で仙台の結果を待つべし。
少なくとも自分たちでできることはするほかない。