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クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

【少し遅い第一報】やりましたよ!!!

2009-12-05 17:46:46 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
やりましたよ!!!
ここまでの10年の思いを感じるとやはり涙がでてきました。
遠回りしたかもしれないが、やっと成し遂げられました、湘南ベルマーレJ1昇格。そして11年ぶりのトップリーグ。

今日はJ1への不安とかおいといて喜んでとことん飲むぞ!!!

その前に競輪場で7時半か8時頃から始まる報告会目指して今クルマに乗せてもらってます(笑)


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sent from W-ZERO3

今シーズン320日目、あの日から3,668日目・・・ ここまでのベルマーレの集大成がすぐそこに

2009-12-05 02:29:05 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
夜が明ける頃には出発です。そして、キックオフは12時半過ぎ。
今年のリーグ戦で51試合目。
そして今年のキャンプインから320日目。
土曜の試合そしてその日自体を当然そう形容することもできるけど、
私にとってはJ2リーグ戦通算449試合目、
そして、あの99.11.20から3,668日目という思いも強くなってきたかもしれない。
ベルマーレのここまでで一番の高揚感、
3位の可能性が残っていた昨年の最終戦前では
味わうことのなかった高揚感を覚える。
ここまでのベルマーレの集大成がもうすぐそこまできた。

対戦相手は水戸ホーリーホック。
今年最後の対戦相手となるべくしてなったチームかもしれない。
この10年、ベルマーレとともにずっとJ2に居続けたのは水戸と鳥栖だけ。
そして、同一J2チームに10年連続在籍しているのは
ベルマーレの坂本と水戸のGK本間だけである。

相手は順位だけみれば7~9位で、対戦成績だけみれば今季湘南の2戦2勝。
しかし、今季のJ2で最強クラスの2トップを擁する上に
同じ新装スタジアムで一ヶ月に二度も昇格を決められたくないだろうから、
気を引き締めねばならぬのは言うまでもない。
その相手に、「隙なく守って、ボールを奪ってから素早く一撃必殺」etcを
いつも通りやりきることができるかどうかが大事になる。


今の湘南は、残念ながらおちゃらけながらスイスイ勝ち抜けるチームではない。
最後までハードワークして、最後に相手に競り勝つ、相手を根負けさせる
サッカーである。よって、どのような試合展開になろうと、
最後までピッチ上もハードワークしなくてはならないし、
スタンドも最後まで声援と手拍子で雰囲気をつくっていかないとね。

事前の緊張はあるかもしれないけれども、
水戸に集まる同志の数をスタジアムでみればいい意味で緊張もほぐれるだろう。
51試合もあったけれど、今年のベルマーレを見続けてよかったと思える時間、
そして・・・あれから10年もかかって遠回りもしたけれども、
ベルマーレに居続けて本当によかったと思える時間を
なんとしても皆で呼び込みたい。



※水戸対仙台の録画をみたところ、ケーズデンキスタジアム水戸のゴール裏は
一番前の柵が2週間前の会場並に低い上に
傾斜があまり緩くなさそうな芝生席・・・
「雪崩」が習慣の1つであるベルマーレサポーターにとって
この環境はとても厳しい。
もっとも、2週間前のような将棋倒しをまた起こしてしまうわけにはいかない。
実際にその場の具合を見てからだけれども、
前に雪崩れることだけはないようにしたいものだ。

【J2・第50節】満員のホーム最終戦で勝てなかったが、3位はキープ 次はついに最終戦(0-0草津)

2009-11-30 02:53:01 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
今年初のチケット完売そして14,000人超えの中、5ゲートに「NEVER ENDING LOVE」とメインスタンドに「ONELOVE」のビッグフラッグが掲げられたこの試合。
ピッチ内練習の後にはウェーブも起きた。
仮に昇格が決まらなくても、ホーム最終戦、しかも14,080人もの入場者数の前で勝って終わりたかった。
前半20分頃のアジエルのPK失敗は、大観衆の前での昇格を懸けた大詰めの試合ゆえだと推測する。


ホーム平塚で10,000人超えの試合は今年2勝2分でまずまずといえばまずまずだが、
今回3回目、そしてここ10年で14,000人超えとなった試合では3回とも勝ててない・・・
(14,000人超えで勝った試合は実は95年=15,000人超えが年6回あった=の最終節時以来ない)
ただ、前2回(00年3月の浦和戦、05年9月の横浜FC戦)と違って負けなかっただけ進歩したともいえるかもしれない。
ともあれ、5ゲートまでびっしり埋まるホーム平塚でも平常心で勝利を引き寄せられるよう、
これからチーム全体が進歩してほしいところ。


ピッチ内練習の前から長時間声援を送っていた草津サポーター。
手拍子をまじえて「俺たちは手強いぞ」とコールしていた通り、
草津はやはり手強い相手で、湘南の得意の形をなかなかださせなかった。
今年湘南が1度も勝てなかったのは岐阜(3分)と草津(2分1敗)だけで、負け越しは草津だけ。
ヤス、PKストップの本田、そしてこの試合出場停止の熊林そして植木さんと元ベルマーレが要所にいるだけでなく、
藤井、喜多、氏原と元新潟もいることが例年以上の反ベルマーレ意識=今年の反町湘南に対する強烈な反撥心につながっているのかもしれない。ロスタイム4分でも彼らは根負けしなかった。


草津が前半引き気味だったこともあり、湘南はいつもの「一撃必殺」が出せなかった。
いつもの形が出せない上にセットプレーでも崩しきれないと得点が遠い。
ロスタイムで得点機を得ることもできなかった。
ただ、終盤でパワープレーに出なかったのは、「今日勝っても昇格が決まるわけではないので、リスクを犯してまで勝ち点3をとりにいく必要はない」という判断からではないかと推測。
勝てなかった残念さはあるけれども、「勝てば他チームに関係なく昇格が決まる」という状況を守ったことはプラスだと思います。


11月の3試合の湘南は、今年のベルマーレのいいところ・悪いところが本当によく顕れている。
選手起用が硬直的なところとその根源である選手層の薄さ(厚くできなかったこと)もそうだと思う。
特に、スタメンSB、サブDF、サブ長身FWの組み合わせについてはあまりにも疑問を覚えなくもないが、
山口のケガという悩ましい問題があることと残り1試合で今シーズン全体の結果が出ることを思うと
もはやこの組み合わせでいくしかないのかもしれない・・・



ホームゲーム最終戦後の恒例の監督・選手会長挨拶で
「今日は挨拶をしません。J1昇格を決めてから、挨拶をしたい」旨を言い切った選手会長・田村雄三。
そして、伊藤友彦の引退挨拶(ベルマーレで通算6年・・・ありがとう)の後の場内一周のBGMは10年前の終盤戦のホームゲームでよくかかっていた「All We Need Is Love」。場内一周の後、ぜつみょうなタイミングで雨が降り出した。


長い長い2009J2リーグの最終戦=51試合目は、12月5日12時半キックオフ。
会場は水戸市・ケーズデンキスタジアム。
どれだけのベルマーレサポーター、そしてマスメディアが集うかわからない。
その前であってもベルマーレイレブンが今年のベルマーレのサッカーの長所を出し切ること。
加えて、せっかくの新ホームスタジアムで1ヶ月に2度も目前で昇格を決められたくないであろう水戸の意地を上回るだけの気持ちを見せること。
そして・・・間にトラックがあるとはいえ、我々サポーターがそのトラックを越えてピッチ上に熱い情熱と負けん気を目いっぱい届けること。
アウェイ水戸独特のまったり感をも打ち消すくらいの雰囲気を、今回ならつくれるはずだ。

直接対決をなんとか制した!(J2第49節・3-2甲府)

2009-11-22 03:19:32 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第49節 2009/11/21 17:03開始
甲府市・山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場
ヴァンフォーレ甲府 2-3(前半1-2)  湘南ベルマーレ
【入場者数】16,844人【天候】曇 12.0℃ 29%
【主審】西村雄一【副審】中原美智雄/下村昌昭
【得点】06分(湘南)中村祐也(14)、10分(湘南)臼井幸平(4)、
25分(甲府)金信泳、62分(甲府)マラニョン(PK)、89分坂本紘司(13)
SH:10 -16  CK:10 - 2  FK:14 - 21
【警告】(甲府)44分杉山新、67分金信泳、87分秋本倫孝、89分吉田豊
(湘南)12分田村雄三(10)、16分村松大輔(5)、37分アジエル(5)、
50分中村祐也(2)、54分臼井幸平(5)



湘南のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

           32野澤洋輔

5臼井幸平  3ジャーン     19村松大輔  30島村毅

           2田村雄三
    7寺川能人         8坂本紘司
                          
 10アジエル     34田原豊      22中村祐也      

SUBは
GK16植村慶、DF14阪田章裕、MF21永田亮太、
FW9リンコン、FW11阿部吉朗
監督: 反町康治

選手交代は
68分:22中村祐也→11阿部吉朗
84分:7寺川能人→21永田亮太
89分:8坂本紘司→14阪田章裕


甲府のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。上がGK、下がFW。
登録上のFWは10,18,14の3人の4-3-3だが、
実際は10が下がり目で下記の4-4-2のようだった。


           34阿部謙作

32杉山新  2秋本倫孝      19池端陽介   20吉田豊

           31林健太郎

   9大西容平              7石原克哉

            10藤田健


     18金信泳         11マラニョン     



SUBは
GK21鶴田達也、DF3御厨貴文、MF33片桐淳至、
FW14森田浩史、FW16松橋優
監督:安間貴義

選手交代は
76分:9大西→33片桐淳至
89分:31林→16松橋優
89分:20吉田→14森田浩史



調布出発9時40分。中央道は八王子~上野原で渋滞も懸念していたほどではなく、
11時半に勝沼ICまで来れたので、山梨市(旧牧丘町)の外れの慶徳寺にあるジャンボ鶴田のお墓参りをする。
お墓に刻まれた、「人生はチャレンジだ!」のメッセージがとても印象的だった。

13時半に列に並ぶと、既に3~400人は並んでいてびっくり。
オフィシャルバスツアーは10台にもなり、アウェイ側ゴール裏の2/3弱のエリアの1,000人に加えてメイン・バックの各端部にもベルマーレサポーターが固まり、総勢1,300人くらいにはなったのではないだろうか。


試合は、前半はカウンターの応酬。
湘南は祐也、アジエルがとてもよく動いていた。一方、甲府は藤田がカウンターからピッチ中央を何度も制圧。
そのカウンターの応酬から湘南が2点、甲府が1点を奪う。
先制点によって湘南が優位になったのは間違いない。
しかし、開始早々の最初の決定機(FKからの金信泳のシュート)を野澤の足でのセーブで凌いだことも大きかった。
また、2点先行こそしたものの、トラップがことごとく大きかったりで湘南の選手の動きは硬く感じた。
なお、この試合での主審の判定は、ファウルの基準についてはまだ納得できるが、
警告、特に遅延行為での乱発は全く納得できなかったのが残念。


後半は途中までは甲府が押し込み、湘南が耐える展開。
湘南がクリアしてもそのクリアを拾われてまた押し込まれるという展開で、
その展開の中でPKを与えてしまう。
ただ、終盤に近づくにつれて甲府も攻め疲れしたのか、湘南もカウンター攻撃を再び繰り広げられるようになった。

シュートは(意外にも)記録上は湘南が上回ったものの、
Ck数は甲府が圧倒的で、どっちが勝ってもおかしくない試合展開。
2-2のまま残り時間は少なくなり、ロスタイムは5分。
ロスタイムに入り、終盤にアジエルが攻撃の起点として(再び)機能したことで敵陣右サイドでFKを得る。
アジエルが蹴ったそのFKはPA内ファーサイドの長身選手の頭に当たってゴールへ向かうもクロスバーへ。
その跳ね返りを胸トラップしたボールを坂本が確実にゴールマウス右隅へ蹴りこんで・・・劇的すぎる決勝点!!!
勝ち点を得た試合では3試合連続となるロスタイムのゴールに、ゴール裏は狂喜の渦。
そのゴール裏めざしてゴール後の坂本らが寄ってきてくれる。坂本紘司はほんとに劇的だ・・・!
日曜日にサインもらいにいってよかったよ・・・。
喜びのあまりゴール裏最前段に前段のサポーターが殺到して、最前段の手摺を壊してしまったのはあまりに申し訳ないが・・・



16,844人も集ったものだから、帰りの小瀬はいつも以上の大渋滞。
(携帯電話(ソフトバンク)もなかなか通じなかった)
ただ中央道は渋滞がなかったため、クルマを飛ばすと9時半すぎ(閉店ギリギリ)に
ラーメン二郎・めじろ台法政大学前に到着。
開門1時間前半に着いたのにダンマクを貼すスペースがなかったりと、必ずしも万事OKだったわけではないが、
当初計画どおりに行きも帰りもまわることができたのはよかった。


中7日の後、ホーム最終戦の草津戦(日曜16時開始)。
前日17時から行われる岡山対甲府の結果次第でこの試合の結果に懸かるものがとてつもなく大きくなりかねないが、
岡山対甲府の結果がどうあろうと草津戦今季初勝利をあげることが大事なのは変わらない。
甲府もそうだが、草津は平塚でのゲームのほうがラフに感じるだけに、この試合でも退場者を出すことなく、
90分執念をもって(この甲府戦のように)戦い抜いてほしいところ!


追伸1:今回のスパサカ、J1の試合、そしてこのJ2の上位直接対決をきっちりダイジェストでやってくれてよかった。

追伸2:BSのJリーグタイムでも監督直前インタビューそしてきっちり(得点シーン以外も含めて)ダイジェストをやってくれて嬉しかった。
また、大蔵律子平塚市長も見にいらしていたとのこと。アカデミー部門のコーチがリボンの配布で駆けつけ、ユースの選手も観戦に駆けつけるなど、本当に総力戦だったんだと改めて思います。

今までに蓄えたチーム力と運で勝ち得た勝ち点3(J2第41節・1-0愛媛)

2009-09-24 01:39:14 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第41節 2009/09/23 19:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 1-0(前半1-0) 愛媛FC
【入場者数】7,793人【天候】曇 24.3℃ 55%
【主審】岡部拓人【副審】数原武志/唐紙学志
【得点】31分(湘南)寺川能人(6)
SH:9 -9  CK: 3 - 3  FK:27 - 14
【警告】(湘南)なし
(愛媛)57分渡邊一仁、73分田中俊也、78分チアゴ、
81分内田健太、89分チアゴ
【退場】(愛媛) 89分チアゴ(警告2回)

1-0で制した愛媛戦。
正直な感想は・・・「相手チームの守備の緩さ、隙に救われたなあ」。
前半10~15分に幸平のクロスからニアサイドでリンコンが(多分)フリーでヘッド(ボールはポストかな?)だなんて、
他のチームはなかなかやらせてくれないような(苦笑)
ただ、左サイドからの折り返しを(多分)PA外からダイレクトでシュートした寺川のゴール(前半30分過ぎ)にみえるように
その緩さ、隙を確実に活かすだけの今季の湘南の強さが活きていたのも確かではある。
勿論、監督コメントにあるよう通り、前半の敵陣CKから内村の独走カウンターを許しながらも辛うじて無失点に終わったのも大きかったが。前述のような相手チームの守備の中でも湘南の決定機も決して多くはなかったので・・・

そして、ピカチュウ効果もあるとはいえ7,700人もの観衆が連休最終日夜の愛媛戦に駆けつけた。
しかもセレッソ相手に負けて3位キープがやっとだった直後にもかかわらずこれだけ駆けつけたのは、
ひとえに今季のここまでの湘南のチーム力ゆえのものではないだろうか。


この試合の勇志湘南賞は今季初出場が初のスタメンでしかもフル出場となった大介。
なかなか試合メンバーに入れず、心配していたけれどもこの今のチームの苦境で出てきてくれた。
後半、リンコンとのダイレクトでのワンツーからPA周辺を右⇒左と斜行してきたシーンは
決定機創出まではいかなかったが、お互いのイメージ、特徴の見事なる合致を感じさせた。
一方で、同じく後半に左サイドで阿部のタテ突破を引き出したが阿部のファーサイドへのクロスに対して
ファーサイドに緑と青は無人。選手の動き・パス・クロスの傾向をより熟知すれば
阿部にパスを出した後の大介の動きはもっとチームのためになるのではないかと思う。
U-18代表合宿は27日からだけど、大介は27日は札幌だよね???厚別での彼にも期待したい。
また、リードしている展開の割には田原の出場時間が長くて心配したが、
少なくともセレッソ戦よりはよく動けていたような。安心。

さて、10年ぶりの8ゲートでの参戦、場所はバック側のゴールエリアラインの延長線上、後ろから5段目位かな。
久しぶりならではのいくつかの発見、課題もありました。(その詳細は後日)
ゴール真裏最前段だと本当に遠近感がないが、今回見た場所だと遠近感こそ乏しいものの
新監督の下の相手の布陣が4-1-2-3か4-1-4-1だったのは何人かの選手を追うことで掴むことができた。
正直なところ、個人的予想よりも多くのサポーターが8ゲートに移動してきてよかったなあと思います。
(それだけ、7ゲートからの主声援の継続で積み重ねたものは決して小さくなかったのではないだろうか)



愛媛に勝って、2位チームとの差も4位チームとの差も勝ち点2にすることができた。1ヵ月半ぶりにベルマーレビールを飲むこともできた(参戦ゲームで勝てないときは発泡酒か第3のビール・苦笑 あと、アウェイの場合は勝ってもベルマーレビール飲めない)
ただ、次の試合(27日13時~@札幌厚別)の結果次第で2位の可能性もある一方で4位の可能性もあるのは確かで
勝ち点3はまだまだ必要。私の勤め先のカレンダーが土曜出勤(シルバーウィークの代償)ということもあり、
当初から非常に参戦しにくい試合ではあるが、勝利は祈るばかり。



※画像はこの試合のマッチデースポンサーだったアイネット・リリーさんの多摩の事務所の入口。
2ヶ月前、私がかかっている某医科@多摩市内のビルと同じ階にアイネット・リリーさんがいてびっくり。
ちゃんとスポンサーロゴ入りの練習着が飾られておりました。
先月のIT講習会に行けなかったのは残念ですが、またやってくれないでしょうか。
http://www.inetrely.co.jp/

昇格圏生き残りゲーム・ホームで勝ちきれなかったが・・・(J2第35節・1-1仙台)

2009-08-24 02:05:13 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第35節(第3クール第1節)
2009/08/23 18:04開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 1-1(前半0-0) ベガルタ仙台
【入場者数】12,670人【天候】曇 26.9℃ 73%
【主審】木村博之【副審】高橋佳久/青木隆
【得点】58分(湘南)阿部吉朗(6)、62分(仙台)中原貴之
SH:9 -7  CK: 4 - 3  FK:14 - 18
【警告】(湘南) 19分アジエル(4) (仙台)なし


今季ホームゲーム最高の12,670人が詰め掛けた、昇格圏生き残りを懸けた試合。
前日セレッソが負けたため、第3クール最初の首位チームを決める戦いでもあったが、
結果は引分け。得失点差で仙台を下回る湘南は総得点で甲府を抑えて3位は守った。
終始お互いに硬い試合展開になり、後半途中で同点なのに相手GKが時間を使ったり、ホームの湘南は前述の通りパワープレーに出なかったり、ということでお互いに最低限ほしいものは手にしたかもしれない。
ただ、ホームで相手の思うとおりの展開にしてしまったことはやはり残念で、今のチーム力を感じてしまう。

58分の阿部の先制点の基は相手DFのクリアミスが左外の湘南の選手にわたったことかもしれない。
しかし、ボールを得てから得点に至るまでのパターンは、前半から何度も試みていたものであり、
1ヶ月ぶりに狙い通りのチームプレーから得点ができたものではないだろうか。
ラグビーで、バックスがヨコ展開からスピードに乗った選手をタテに速く突破させる・・・というのに似ている気が。
ミスすると中央で相手カウンターの起点になる恐れこそ何度かあったものの、
狙い通りの形(推測)からの得点はとても喜ばしいことである。

一方、62分の中原の同点ゴールは湘南の守備の最大の弱点(特に4バックの時)を突かれた格好。
相手にいいクロスを蹴れる選手とハイボールに強いFWが揃っている相手だと、今日のスタメン(特に後方)では1失点は覚悟しなければならないのかもしれない。すなわち、2-1で勝ちきるゲームプランが必要になるが、
1週間前に草津にアウェイといえど完敗を喫したチームに、仙台を相手に2点を取りきる力は望めないかもしれない。
相手に中原がいる中で勝ち点0という最悪の結末を避けたいということから、終盤になりふりかまわぬパワープレーにもでにくいだろうし。

さて、2試合連続でアジエルが途中交代したが、その後敵陣深くで攻撃の起点となれる選手が消えてしまった。
ドリブルで変化をつけながら攻撃の糸口を見出せる選手がベンチにいてほしかったが、今節は体調未知数のリンコンがいることを思うと難しかったかもしれない。
そして、アジエルは前半途中の警告が通算4回目で、次節出場停止。
アジエル不在でリンコンがどういう働きをするかは気になるが、それ以上にアジエル自身のプレーの調子はいいとはいえない時だけにタイミングとしてはいいのかもしれない。そして、代わりのスタメンには年代別代表帰りの選手を期待したいし、猪狩のドリブルによる攻撃の変化にも期待しているけど、どういうメンバー構成になろうと今度こそ勝ちきってほしい!

仙台に勝つイメージをなんとしても掴んでほしいが・・・(サテライト・0-2鹿島)

2009-08-17 00:43:22 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 Jサテライトリーグ Cグループ 第9日(湘南は第3戦)
2009/08/16 15:33開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 0-2(前半0-0) 鹿島アントラーズ
【得点】77分(鹿島)25遠藤康、86分(鹿島)9田代有三
【警告】(湘南)56分17菊池大介(2)、(湘南)80分24菅野哲也(1)
(鹿島)40分3柴田泰地


草津での試合がああいう試合で、しかも草津からの帰りが渋滞で夜遅くなった後だっただけに
正直なところ足は重かったが、競技場での試合でもあるしやはり行かないわけにはいかなかった。

本来ならば、プロ入り決定のコバショウだけでなく新外国人FW2人のお披露目でもあったはずが・・・
また、ユースからの出場が26番古林将太(こばやし・しょうた=後半から出場)だけだったのはとても意外だが、
金・土と毎年夏恒例のフィジカルキャンプを行っていたがゆえだろうか。
正直なところ全くの意外のメンバー選出で、後半途中から出場の15番・河野諒祐(かわの・りょうすけ)はジュニアユース3年生。
6月に行われた県CY決勝(4-2で勝利)では5番をつけてCFの位置から積極的にシュートを放っていた印象あり。

試合メンバーにおけるリーグ戦出場経験者の数では湘南もひけをとらぬが、やはりJ1とJ2の差はあるということか。
GK以外のサブメンバー4人が全員ユースだった鹿島に0-2の敗戦。

内容でいうと、一番頑張りをみせてくれたのは猪狩。
特に・・・前日に引き続き、この試合でも難しい体制から強引にでもシュートへいく姿勢をみせてくれた。
また、大介も頑張りをみせていたと思う。
今年はここまで公式戦出場ゼロという事態ではあるものの、代表活動を通して、もう一度トップフォームを取り戻してほしいところ。
あと、修人はもっとやってほしかったなあ。アンカーが彼の本来の位置ではないかもしれないが、セットプレーも含めて彼がスタメンを奪うくらいでないと・・・

あとは肝心のCFの位置。この試合では竜太が務めていたが、彼本来の位置とは違いすぎるね・・・
田原の役割をこのチームで果たせる選手は1人いるかどうか。
ならば、あの6月に対戦した熊本の藤田のような役割をこの試合のメンバーの誰かに託しても面白そうだが、
個人的第一候補は次の仙台戦には多分出れない・・・
3位以内を直接争う仙台との試合までに、勝つイメージをなんとしても掴んでほしいところだが・・・

今期初の2点差負け、この現実を皆の力で乗り越えろ!(0ー2草津)

2009-08-16 02:16:39 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第34節(第2クール最終節)
2009/08/15 19:33開始 前橋市・正田醤油スタジアム群馬
ザスパ草津 2-0(前半1-0) 湘南ベルマーレ
【入場者数】5,364人【天候】晴 27.8℃ 60%
【主審】飯田淳平【副審】前田敦/浅野正樹
【得点】28分(草津)都倉賢、76分(草津)山崎渡
SH:17 -15  CK: 7 - 3  FK:13 - 14
【警告】(草津)51分田中淳
(湘南)なし

600人以上ものサポーターがあの見づらい敷島のアウェイ側芝生ゴール裏へ詰めかけたが、結果は伴わず。

草津はシンプルに縦パスで湘南陣内に放り込んでからそのこぼれ球をつないだりシュートする展開。その展開から都倉に抜け出されて先制点を許したのは痛かった。

湘南は、地上でパスをつなぐ。前半は相手ファウルからのセットプレーにチャンスを託すのが精一杯で、後半は湘南は攻勢にでて敵陣深くには何度も攻め込むも決定的シュートを放てぬままに追加点を与え、そのスコアのままタイムアップ。
試合によってはブレーキとなることが増えつつあるアジエルに代えて猪狩を投入という大胆な采配も実らず。

今期初の2点差負けに終わったこの試合。
そして、第2クールは勝ち点27で終えた。
第2クールは厳しいものだったが、この調子では第3クールはさらに厳しくなりかねない。
この現実を乗り越えていかねば。。。

その為には、まずは迷いなくアグレッシブにいってほしい。
たとえば、この試合では、トップチームで初めて猪狩と翔雅が同一ピッチ上に立ったが、この試合にみたいに地上戦で行くときべきはとことん狙いにこだわっていってほしい。
そして、いままでの湘南にないプラス要素を持ち込んでいってほしい。

決勝点の得点者は、チーム最年長そして同い年の選手(J2第33節・1-0鳥栖)

2009-08-10 02:31:09 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第33節 2009/08/09 19:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 1-0(前半0-0) サガン鳥栖
【入場者数】6,354人【天候】曇 27.9℃ 82%
【主審】吉田寿光【副審】大塚晴弘/平野伸一
【得点】77分(湘南)寺川能人(5)
SH:9 -11  CK: 4 - 10  FK:14 - 20
【警告】(湘南)89分ジャーン(6)
(鳥栖)15分日高拓磨、87分山田卓也


「夏子タダ」の期間だからか、今節もゴール裏を空けている平塚競技場。
ただ、昼間が蒸し暑すぎるからか、ゲリラ豪雨が怖いからか、出足はさほどでもない様子。
ゴール裏をたえず埋めることは、クラブの経営状態だけでなく競技場改修機運の向上にも
十分つながりうることだが・・・ 次のホーム・仙台戦こそはゴール裏が埋まってほしいもの。

緊急対策としてとられた前節の3-4-3の布陣を今節にも持ち込んだ湘南。
対して、サイド攻撃が得意という評判で4-4-2の布陣の鳥栖。
3バックの2人が相手の2トップへのマンツーマンマークにとられたこともあって、
湘南は両サイドでことごとく数的不利に陥ってしまう。
しかし、湘南は幸平、伸貴両サイドの運動量と肝心の中央での守備の分厚さによって踏ん張り、相手に決定機を1,2しか許さず。

一方、湘南の攻撃はなかなか敵陣での数的有利をつくれない。
また、最近はアジエルがスルーパスを狙っても狙ってもなかなか通らないのがチームの悩みの種かもしれない。
1点勝負が濃厚になりつつあった後半途中、交代で入った寺川が左サイドPA外から強烈なミドルシュートをゴール右上隅へ叩き込んで、貴重な貴重な先制点を得る。
スタンドだけでなく、寺川自身がベンチの周りを回って喜びを爆発させたほどの衝撃的な得点だった。
その虎の子の1点を守り抜いた湘南がそのまま勝ち点3を得た。

去る8日で35歳になった私にとって、寺川がこのチームで唯一の同い年の選手。そして、チーム最年長の選手でもある。
調子が一時期ほどではなく、ここ2試合はスタメンを外れていた寺川がここにきてこういうゴールをあげるとは!
試合後のヒーローインタビューでは関西弁を出していた彼。やはり、活躍してくれると嬉しいものです。

2試合連続で1-0、しかも2点とも決してチームの攻撃のセオリーによるものではないだろうが、
それでも2試合とも勝てたのは大きい。ただ、同じような得点ばかりを毎試合望むわけにもいかない。
土日・水・土日の3連戦が4回続き、良くも悪くも波に乗りやすい試合が続いていたが、
第2クール最後でもある次節と第3クール初戦でもある次次節はそれぞれ準備期間をそれなりにとれるはず。
布陣が3-4-3のままかそうでないかを問わず、残り10何試合を戦っていけるだけの
もう一度守備→攻撃→得点の形をつくってほしい。

苦しい試合だったが、5試合ぶりの勝利(J2第32節・1-0水戸)

2009-08-06 02:31:51 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第32節 2009/08/05 19:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 1-0(前半0-0) 水戸ホーリーホック
【入場者数】5,510人【天候】曇 25.7℃ 82%
【主審】野田祐樹【副審】山口博司/穴井千雅
【得点】77分(湘南)ジャーン(4)
SH:15 -3  CK: 12 - 5  FK:20 - 24
【警告】(湘南)52分阿部吉朗(3)、85分田村雄三(7)、89分寺川能人(1)
(水戸)26分荒田智之、56分吉原宏太
【退場】34分大和田真史(乱暴な行為)



開始2時間前にメンバーを見て、スタメンの布陣が3-4-3だとわかったとき、それだけでも
反町さんの「今日こそは絶対勝つぞ!」という意気込みが伝わってきた。
・・・相手を欺くことだけを考えるならば、島村をFW登録、坂本をMF登録の4-3-3でよかったところだが、
パッと見で変化を示してくれたのはそれ相応の覚悟があったはずだ。

そして、島村、永田がスタメンに入り、猪狩がホームではあの札幌戦以来の出場。
皆それぞれに頑張っているが、この3人がチームの勝利に大きく貢献したのではないだろうか。
例えば猪狩。ジャーンのトラの子の1点はが右CKのファーサイドへのこぼれ球から生まれたが、
そのCKを生んだのは猪狩である。サイド深くで、得点が入るまではCKを誘い、得点が入った後は仕掛けてマイナスのラストパスを出す(他が本来の形をあまりとれていない中、1人だけ練習どおりのプレー?)、というプレーが迷いなくできていたのではないか。
また、島村は最低限のDFの仕事をするだけでなく攻めのセットプレーでは貴重なターゲットにもなった。
永田はほんとによく走って競って拾っていたと思う。やればできるのが今年の永田。あとはセットプレーかな?

ともあれ、個々のメンバーは書きませんが、18人前後の1つのグループの中では誰が出ても一定以上の試合はできることは改めて証明された。
・・・しかし、警告累積3回はアジエル、村松のほかこの日で2人増えて4人になった。
前述の18人前後のグループ以外の選手の力も試されるであろう。
実は2週間前のエルゴラに掲載の監督インタビューでは「メンバーを固定したほうがいい」旨の発言があり、
真意はともかくとしても試合メンバー外の選手たちの気持ちに影響がでてもおかしくなかったのでは。(前述のグループの外からのメンバー起用はあまりなく、試合に出てもいいところがないのが最近の実態でもあるし)

ただ、今のグループに足りないものはいくつもある。
(あまり書かないほうがいいことかもしれないが)「走れて蹴れる」選手が出てくれば一気にスタメンもあるかもしれない。
1ヶ月以上前にJ1王者から選手を借りたのはそういう選手がでてきてほしいからではないだろうか?
そういう意味では、最近の大会で4得点した某選手(※現在プロではない)にもチャンスはあるのかもしれない。
某選手に抜かれないよう、今のプロ選手(特に某選手のプロでの先輩)には頑張ってほしいものです。



実は後半5分過ぎからの参戦だったので、11対10の時間しか見ていない。
正直、よく5,500人も入ったと思う。仮に4連敗で4位になろうが、今年の湘南のここまでは決して間違いじゃないのだ。
また、あのフォーメーションで前半0-0だったのは意外でした。(打ち合いかと思っていたが、退場が響いたか)
試合を見れば、湘南が3-4-3になっても得点が遠い理由はみえてきてしまう。
ファーサイドにラストパスが抜けたときに誰もいない。中盤のパスが遅くて相手にボール奪取&カウンター攻撃を狙われる。そういうシーンをいくつも見ると、「重症だな・・・勝ってもあまり喜べない」となってしまう。

とはいえ、勝ったのは大きい。もともと、湘南が2点差以上のゲームを演じたのは32試合中6試合しかないのだ。
第1クールも含めて、8割以上の試合は勝ち負けを別に1点差以内だったのだし。
あとは、苦しんでもいいから練習を通して本来の形を取り戻していってほしい。