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クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

スタメン配置も個々の調子もともにまずく、瀬戸際に追い込まれる(0―2徳島)

2007-09-15 22:56:28 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2リーグ第40節 2007/09/15 19:04開始
鳴門市・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス2-0(前半1-0)湘南ベルマーレ
【入場者数】3,173人【天候】曇のち雨 27.3℃ 86%
【主審】砂川恵一【副審】八木あかね/村田裕介
【得点】23分(徳島)小林康剛、57分(徳島)片岡功二
SH:6 -10 CK: 3 -7 FK:10 - 18
【警告】(徳島)64分西河翔吾、67分青葉幸洋
(湘南)26分加藤望、65分加藤望
【退場】(湘南)65分加藤望(1=警告2回)
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

          25金永基

30山口貴弘 3ジャーン   2斉藤俊秀  21尾亦弘友希

      15北島義生   14永里源気
7エドワルド※              24加藤望 
           
      20原竜太    11石原直樹     

※=エドワルド・マルケス

SUBは
GK1伊藤友彦、DF33林慧、MF5中里宏司、MF13鈴木将太、FW9梅田直哉
監督: 菅野将晃

選手交代は
62分:14永里→13鈴木将太
79分:20原 →9梅田直哉


徳島のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

          30鈴木正人

32塩川岳人  3石川裕司    4青葉幸洋   6西河翔吾

          17丹羽大輝

     8ダ・シルバ     31熊林親吾

 11片岡功二              33長谷川太郎  
          9小林康剛

登録上は32番・11番がMF、33番・9番がFWの3-5-2だが、
実質的には上記の4-1-2-3の布陣であった。
  
SUBは
GK21島津虎史、DF16挽地祐哉、MF24小山拓土、
MF14石田祐樹、FW25大島康明
監督:今井雅隆

選手交代は
76分:33長谷川→25大島康明
89分:9小林 →14石田祐樹


なお、鳴門には80人以上のベルマーレサポーターが駆けつけ、
内50人以上がタスキの中。ともに四国のJ2戦では最多ではないか。
その人数で、東京V戦の同点劇の後で、第4クール初戦とあってEFSのリードは
試合前から熱かったが、試合中はともかく試合前はアウェイにしては熱すぎたかもしれない。
実際、今季アウェイで勝つときは(少なくとも私が見ている試合は)
まったり試合前に入る(試合中はともかく)ときに限られるから、気になるのだ。
ましてや、この試合のピッチ上の湘南はただでさえ手負いだったので。
万全でない時にあおられてかえってピッチ上で気合が空回りしたように感じなくもない。
あと、鳴門のナイトゲーム、一昨年からなぜか4戦勝ちなし。昼は2戦2勝なんだが・・・
(以上が日曜深夜にUp)


気分が非常に重いのですが、帰りの夜行バスから記事を投稿します。布陣や記録は日曜夜に記載。


台風の影響からか、大洋に面している徳島の天気はとても変わりやすく、晴れと雨が交互に訪れる。しかも鳴門は終始風も強かった。


徳島の先制点は右サイド深くに攻め込んだ小林が角度のないところからシュートを決めたもの。二点目は左サイド深くのスローインのこぼれ球を片岡がGKとの1対1から決めたもの。ともに一瞬の隙からといっていい。
湘南は後半セットプレーから決定機をつくるもシュートがなかなか枠にいかず。決定機の数は徳島も少なく三つか四つだったがそれを確実に決めた徳島に完敗を喫した。

この試合の完敗の一因は、まずは徳島が好調だったことにある。4123の布陣で中央が厚く、中盤中央でボールを奪ってからサイドの裏に、が徹底していた。
完敗の一因は湘南のスタメンの配置。特に永里が中盤中央でエドワルドが右サイドだったこと。永里はスペースがないと生きないのだが、よりによって中央が厚い徳島相手で中央に置くとは。永里が全く消えていて、結果として前半は一度も中盤でボールを奪えなかったのは彼のせいではなく彼を配置した監督の責任だ。徳島は中央が厚い分サイドが薄いのだから右サイドにふつうにおけばよかったのではないか。
エドワルドの右サイドも気の毒だった。彼はアジエルと比べてキープ力は同じくらいとしても単独での突破力はさすがに劣る。要は周囲の援護が必要なのだが彼の後方にいるのは山口。彼はもう疲れきっているとしか思えない。永里が右サイドでエドワルドが右のトップならふつうにうまくいきそうだったのでは?
もっとも、中盤の中央はじゃあ誰が?という問題はあろう。松本でもよかったのでは?少なくとも、他の位置で生かせる長所をもっている選手を置くことはなかった。選手配置ミスで実質二人マイナスだったといってもいいだろう。

敗因の原因のもう一つは個々の調子。梅田を除く多くの身体のキレがいまいちに感じた。また、特に両SBはミスが多い。左は攻撃面でクロスがあまりに雑、右は守備で裏をとられすぎ。


この敗戦で湘南は瀬戸際に追い込まれた。3位仙台と勝ち点差8。今年初の4戦勝ちなし。さらに次節、首位の札幌相手なのに湘南はレギュラーの中盤の3人を出場停止で欠く。
苦しい状況だ。でも勝たなければほんとに今シーズンの昇格の可能性が実質的に絶たれかねない。


次の札幌戦までの一週間でどれだけ「通常とは違うメンバーなりのやり方」が徹底できるか。特に攻撃面。やはり坂本アジエル望のそのまま代りをできる選手はいないのだから代りの選手の特性を少しでも理解した攻撃の展開が必要だろう。
例えば、この試合で前半こういうシーンが二回あった。ヨンギがボールをキャッチしてすかさず右のエドワルドへフィード。ところがエドワルドを援護すべき山口は金がボールをもったときまだ流れの関係でボックスの中にいて、そこからエドワルドの位置まで上がるには時間がかかる。これは金の経験不足ゆえかもしれないが、エドワルドはアジエルみたいに単独で突破しにくいということを、(さらに山口の位置も含めて)理解できればまた別の選択が金にはとれたのではないか。

ほんとに、次節たのんます。次節でも徳島戦みたいなことやっていたら・・・クラブも監督も将来みえないよ。


以下、日曜深夜に追記:
次回、四国の地に立つのは12月1日、愛媛での最終戦。
私は既に往復の飛行機を予約済みです。
12月最初の土曜の朝、希望と不安に満ち溢れながら
四たび四国の地に降り立てることを切に願います。

逆境を乗り越えて勝ち点1獲得、第4クールに望みをつなぐ(1―1東京V)

2007-09-10 22:39:56 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2リーグ第39節 2007/09/10 19:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ1-1(前半0-1)東京ヴェルディ1969
【入場者数】3,982人【天候】雨 25.0℃ 86%
【主審】柏原丈二【副審】安食弘幸/木島栄
【得点】14分(東京V)フッキ、89分(湘南)エドワルド・マルケス(2)
SH:10 -17 CK: 5 -5 FK:32 - 24
【警告】(湘南)33分田村雄三、34分ジャーン(5)、36分坂本紘司(8)、44分田村雄三、72分アジエル(8)
(東京V)29分土屋征夫、36分飯尾一慶、44分フッキ、63分大野敏隆、72分戸川健太、73分萩村滋則、83分土屋征夫
【退場】(湘南)44分田村雄三(1=警告2回)
(東京V)83分土屋征夫(警告2回)
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。



私が見始めた時間(後半15分ごろ)の湘南の布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

          25金永基

30山口貴弘 3ジャーン  22松本昴聡  21尾亦弘友希

         15北島義生   
10アジエル              8坂本紘司 
           
     11石原直樹    7エドワルド※     

※=エドワルド・マルケス

スタメンには、6田村雄三がDF、24加藤望がMFでそれぞれ
入っていたが、田村は前半44分に警告2回で退場、
望さんは後半開始時(45分)に松本に交代した。

SUB(除く松本)は
GK1伊藤友彦、MF14永里源気、FW9梅田直哉、FW20原竜太
監督: 菅野将晃

選手交代(除く加藤→松本)は
80分:30山口→14永里源気


私が見始めた時間(後半15分ごろ)の東京Vの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

          21高木義成

18海本幸治郎 17土屋征夫  4戸川健太   22服部年宏

      11大野敏隆    6菅原智
20廣山望                 16飯尾一慶  
           
      9フッキ     10ディエゴ
  
SUBは
GK26柴崎貴広、DF2萩村滋則、MF13佐藤悠介、
FW15金澤慎、FW19船越優蔵
監督:ラモス瑠偉

選手交代は
72分:4戸川→2萩村滋則
75分:11大野→13佐藤悠介
81分:16飯尾→15金澤慎


今は小田急線の中。記録や布陣は後で家から記載。

毎週月曜は社内での勉強もあり、会社を出たのは1840過ぎ。湘南ライナーに乗るとTさんからメールがあり、奇しくも同じ電車だった。平塚駅からはTさんとタクシーで向かい、スタンドに入ったのは後半15分頃。前半に東京Vが先制し、かつ田村が警告2回で退場しているのは携帯の速報で知っていた。

私が見だした時間は、東京Vがボールを支配して湘南がカウンターからチャンスを伺う試合展開。ただ、湘南の攻撃はアジエルやエドワルドらの特定の個人によるもので、それ以外の選手はなかなか攻撃に絡めずにいた。途中出場の永里も思い切りのよさが見えず、相手に脅威を与えられずにいた。
あと、主審の判定には不可解なものが確かに少なくなかったが、みている側、プレーする側は、その場ではJ2ならどのチームも一度は出くわす試練と割り切るしかない、と思う。もっとも、SRでこんな審判ぶり?と思うひどさだったのは、やはりここには書かずにいられない。審判に負けて試合にも負けた、ということに至らなかったのは、この試合の収穫の一つだろう。


東京V、湘南ともに決定的シュートが一度ずつゴールマウスに阻まれた後、土屋がアジエルへのファウルで二回目の警告を受けて退場になる。このあたりからは互角の展開になり、湘南にも同点のチャンスが巡る予感がした。ただ、それでもなかなか崩し切れずにいた。
試合中の中断時間からすると短いと感じたロスタイム3分。その2分経過した頃だろうか、ペナルティエリア内左へ坂本が抜け出して切返して中央へ低いマイナスのラストパス。そこに走り込んだのはエドワルドだった。ボールはネット内側の上へ突き刺さる・・・同点!でも、まだ時間はある。あと一点とらなきゃ!
ここでブラジル人3人が喜びまくっていたのはブラジル人てそういうものだと思えばやむなしだが、他のだれかが彼らを正気に戻しにいってほしかった。望さんがいたらな・・・

でも、いざキックオフになるとやはり湘南は勝ち点3を狙いにきた。石原か誰かが敵陣でパスの出所をスライディングでブロック。大きく浮き上がったルーズボールに先に湘南の選手が追いついてペナルティエリア外の右側でFK獲得。7ゲートの盛り上がりも相当な度合いに達し、逆転ゴールを期待したがこの後のCKも含めて得点ならず。逆にカウンターをかけられて危機を迎えたが相手のシュートは左外にそれ、そこでタイムアップ。

経過はどうあれ、順位をかけた、勝ちたかった試合でまたも勝てなかったのは確かだ。でも、チームは確かに成長していると思う。だから博多の森で勝てたし、今日もロスタイムで追いつけた。しかも練習場が使えない状況で。そして第一・第二クールより多い勝ち点を得た。そして第4クールに望みをつないだ。手応えはあるはずだ。

でも、昇格にはまだまだ足りない。実際3位との勝ち点差は5あり、順位は6位だ。この順位差と勝ち点差を乗り越えないと昇格はない。第4クールにはさらなるチーム力アップが必要だ。それは、この試合で同点の後のセットプレーを決め切る力かもしれないし、アジエル、坂本が不在でも勝ち切る力かもしれない。
次の鳴門、田村も含め3人が出場停止で徳島は好調そうだが、ここで勝てるか、湘南のチーム力が試される。

唯一の決定機を生かし、なんとか引き分けに(1―1山形)

2007-09-02 22:46:59 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2リーグ第38節 2007/09/02 19:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ1-1(前半1-0)モンテディオ山形
【入場者数】3,945人【天候】晴 24.8℃ 59%
【主審】廣瀬格【副審】五十川和也/村田裕介
【得点】36分(湘南)原竜太(10)、60分(山形)横山拓也
SH:6 -14 CK: 1 -10 FK:14 - 7
【警告】(湘南)69分エドワルド・マルケス(2)、85分尾亦弘友希(4)
(山形)62分横山拓也
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         25金永基

30山口貴弘 3ジャーン  2斉藤俊秀  21尾亦弘友希

      6田村雄三   8坂本紘司
10アジエル              24加藤望 
           
     20原竜太    7エドワルド※     

※=エドワルド・マルケス

2試合連続で出場停止の北島の代役は、この試合は田村。
しかし、田村は自分の周りの守備で精一杯であった。

SUBは
GK1伊藤友彦、DF22松本昴聡、MF14永里源気、
FW11石原直樹、FW19外池大亮
監督: 菅野将晃

選手交代は
64分:20原→11石原直樹
70分:24加藤→14永里源気
86分:7エドワルド→19外池大亮


山形のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

          1清水健太

2鷲田雅一 3レオナルド  4小原章吾  13石川竜也

      19秋葉勝   28佐藤健太郎
16臼井幸平               7宮沢克行 
           
     24坂井将吾    26北村知隆
  
SUBは
GK27鈴木雄太、DF15前田和也、MF6佐々木勇人、
FW9横山拓也、FW11豊田陽平
監督:樋口靖洋
選手交代は
28分:26北村→9横山拓也
66分:24坂井→11豊田陽平
70分:28佐藤→6佐々木勇人(佐々木は右サイドMFに)

なお、SUBのGKの鈴木雄太は向上高校で鈴木嵩之(湘南ユース→専修大)と
同級生であった。


日曜夜の試合後につき、本文は携帯から投稿。
来週月曜も(いけたら)携帯からの投稿になりそう。
記録や布陣は後でパソコンから。


試合前、15時に平塚駅北口を出て、競技場目指して市内練り歩き開始。
浅間緑地からは歌いながら向かう。競技場到着は16時。
参加人数は最終的には100人くらいになった。
旗をふったりメッセージをかかげたりして
(傑作は「ベルマーレで家庭円満」でしょう)、
沿道の車や人の注目はよく集めたと思う。


試合の展開について。すっかり涼しくなってしまった今日、
走力にまさる山形の前半からの猛攻を恐れていたが、
恐れていたとおりになり、チーム全体的に疲れからか
足が止まっている湘南にとっては厳しい展開になった。

最も疲労感ありありだったのが山口。
対面の宮沢の前に無力で、後半から上がってきた石川にもやられまくる。
田村では山口のカバーはできず、
山口のカバーにジャーンがサイドに吊り出されて中央が薄くなる始末。
終盤に至っては坂本が右サイドのカバーに走る。
唯一の救いは、山形側にサイドを突破してからの決定力がなかったことで、
前半だけで4度はあった被決定機を無失点でしのげた。

湘南はなかなか敵陣でボールをつなげなかったが、
36分、セットプレーからのこぼれ球を自陣右サイド深くからつないで
逆サイドに展開。最後はオーバーラップした尾亦が
ゴールライン近くからクロスをあげ、
その鋭いクロスをゴール前ファーサイドで原が頭でゴールへ叩きこみ、
苦しい試合展開の中で先制点を得ることができた。

しかし、いい展開の中での失点で山形の戦意が失われることはなく、
後半も彼らの足は止まらなかった。右→左深くへチェンジ、という形は
徹底していて、しかもそれに対して湘南は何ら有効策はとれなかった。
ただ、失点はセットプレーから。
山形は敵陣右サイドライン際からのFKを
ゴール前ニアサイドで横山が頭でダイビングして流し込んで同点にする。

湘南も反撃は試みるが、アジエルへの周囲のサポートが山形の寄せよりも
遅くてアジエルがボールをしばし失ってしまうのと、
途中出場の永里が全く消えていたのが響き、後半は決定機0に終わった。

山形相手の引き分けは確かに痛い。
でも、この試合内容、とりわけ決定機の彼我の差を考えると、
よく勝ち点1とれたと思う。
第1・2クールで勝ち点0だった相手の3連戦で勝ち点4とれた、
と思えば、わずかかもしれないが前半戦よりもチームは
進歩したといえるのではないか。

さて、山形さん・・・既に昇格争いからは遠ざかり、
前節はロスタイムの失点で敗戦したのにこの湘南戦のこの出来は
なんなのでしょう。第一クールの対戦の時を思わせる走力と展開力だった。
涼しくなったのも幸いしてるのだろうが、
気持ちが強くて日々鍛えられているのだと思う。
ぜひ、この先残り13試合(いや、湘南戦を除く12試合)で
第一クール同様の力を発揮して上位チーム(湘南を除く)を倒してほしい。

一方、湘南はまだ連戦が続く。次の試合は水曜に鳥栖である。
さらにその次は来週月曜。鳥栖戦は相手がホーム連戦でしかも福岡を倒した後、
一方の湘南は遠征時間が必要でしかも尾亦、北島が出場停止、と
山形戦以上に厳しい状況に追い込まれた。
ただし、鳥栖に勝てば一躍3位に浮上できる。
台所事情は厳しいだろうが、
そのなかで尾亦、北島、そして他の疲れている選手に
とってかわらんとする選手の出現を期待する。

10年ぶりに博多の森で勝利!(1―0福岡)

2007-08-31 00:16:14 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2リーグ第37節 2007/08/30 19:04開始
福岡市・東平尾公園博多の森球技場
アビスパ福岡0-1(前半0-0)湘南ベルマーレ
【入場者数】8,943人【天候】曇 27.1℃ 81%
【主審】岡田正義【副審】岡野宇広/伊東知哉
【得点】82分(湘南)石原直樹(9)
SH:9 -10 CK: 5 - 3 FK:21 - 19
【警告】(福岡)27分田中佑昌、49分柳楽智和、56分リンコン
(湘南)36分アジエル(7)、73分坂本紘司(7)、80分北島義生(8)
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         25金永基

30山口貴弘 3ジャーン  2斉藤俊秀  21尾亦弘友希

     15北島義生   8坂本紘司
10アジエル              24加藤望 
           
     20原竜太    7エドワルド※     

※=エドワルド・マルケス

エドワルドを左側にもってきたのが前節からの変更点。
この効果はあったと思う。

SUBは
GK1伊藤友彦、DF22松本昴聡、MF14永里源気、
FW11石原直樹、FW19外池大亮
監督: 菅野将晃

選手交代は
59分:20原→11石原直樹
76分:24加藤→14永里源気
84分:7エドワルド→22松本昂聡



福岡のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         1神山竜一

   20山形辰徳 13柳楽智和  2宮本亨

         6布部陽功
   7宮崎光平       10久藤清一
11田中佑昌    3アレックス   16久永辰徳
             
         9リンコン

3-6-1の中でも特に変則的な布陣といえる。
つかまえにくい宮崎をやや後方においていて、攻撃的・流動的な布陣。
ただ、その半面守備力は弱く、中盤でアジエルをなかなか止めれなかった。

SUBは
GK30六反勇治、DF5長野聡、DF17川島眞也、
MF18山形恭平、FW35長谷川悠
監督:リトバルスキー
選手交代は
70分:13柳楽→17川島眞也
71分:9リンコン→35長谷川悠
83分:7宮崎→5長野聡


今は南武線の中。(後で記録や布陣を追記)
試合終了後、なんとかタクシーを拾え、最終の飛行機が少し早く着いたおかげで予定より30分早い南武線に乗れて、こういうところでも今日はツイています。

まず、我々の思いに応えて勝ってくれたチームにありがとうといいたい。
自分は趣味のためにはめったに仕事休まない主義だが、ここは平日でも日帰りできるし、10年ぶりにとかいろんな思いがあったから今回は敢えて来た。その思いに応えてくれたのがうれしくてたまらない。
そして、10年ぶりの博多の森での勝利を大いに喜びたい。その間のベルマーレは、暗黒期にあったといっても言い過ぎではないから。この勝利を無駄にすることなく、今年こそは、いい年にしたいね。そのためにも次の山形戦にはまた心機一転勝利目指して挑みたいね。


2年ぶりの博多の森のアウェイ側ゴール裏には50人以上のベルマーレサポーターが。うち30人以上がタスキの中に。3年前の八月の平日(私は盆休み)の博多の森に来たときは確か総数で20人前後。みんなの思いが人数からも伝わってくる。
試合は、前半は福岡ペース。ホームながら日程的にやや不利な福岡はペースにメリハリ利かせながら攻めるときは湘南の選手をどんどん振り切ってくる。ただ、決定的なシュートは試合通しても後半のアレックスの中央やや右からのFKがバー直撃したものくらいでは。
湘南は前半こそ押されたものの後半は走り勝つようになる。
湘南の決定機は前半の原のGKとの1対1、後半のアジエルのドリブルシュート(ともに右枠外へ)、CKからの斉藤のヘディング(バー直撃)と得点シーンだろうか。
82分、ハーフウェイ左サイドで尾亦?が相手を振り切って敵陣中央へパス。そのパスをエドワルドがうまくさばき、ペナルティエリア内右へ抜け出した石原へラストパス。石原のシュートはGKにあたりながらもゴールマウスへ吸い込まれた。

この試合の監督采配は珍しくよかった。まずサブに攻撃的な選手を3人入れたこと。そして二人目までの選手交代の時期とその対象(奇をてらわなかった、という点で)。最後の松本投入は結果次第でどちらにもいえるものだが、狙いどおり守り切れたのだからこれはよしとしたい。

石原の得点の時のゴール裏は雪崩れた。そしてEFSはそのまま最前列に陣取る。一方でコールがそれまでほど出なくなる。それを受けて後方からベルマーレコールが2、3回発生する。みんな博多の森で終盤にリードするという現実を前にある意味異常状態に陥ったのかもしれない。
ロスタイム4分は長かったが守りきることに成功。石原は敵陣での守備にも利いていたね。そしてタイムアップ!ゴール裏は選手もサポーターもいつも以上の歓喜に沸く。私は21時35分の最後便で帰京。羽田発は14時で好きな長浜ラーメンすら食べられなかったけど、今まで一番といっていい福岡遠征だった。これを自分自身のことにも生かしたいね。
あと、福岡に泊まっている皆さん、お疲れ様でした。よい夜を!そして山形戦で心機一転勝利目指しましょう!

ロスタイムの失点での敗戦だが、引きずるわけにはいかない(0-1仙台)

2007-08-26 04:10:12 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2リーグ第36節 2007/08/25 19:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ0-1(前半0-0)ベガルタ仙台
【入場者数】6,193人【天候】晴 26.4℃ 87%
【主審】佐藤隆治【副審】前之園晴廣/大塚晴弘
【得点】89分(仙台)ロペス
SH:11 -17 CK: 4 - 4 FK:12 - 12
【警告】(湘南)58分アジエル(6)
(仙台)37分ファビーニョ、81分千葉直樹、84分梁勇基
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。


湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         25金永基

30山口貴弘 3ジャーン  2斉藤俊秀  21尾亦弘友希

     15北島義生   8坂本紘司
10アジエル              24加藤望 
           
    7エドワルド※  20原竜太   

※=エドワルド・マルケス
SUBは
GK1伊藤友彦、DF22松本昴聡、MF5中里宏司、
MF14永里源気、FW11石原直樹
監督: 菅野将晃

選手交代は
66分:24加藤→11石原直樹(エドワルドが右サイドMFへ)
82分:20原→14永里源気(エドワルドは再度FWへ)
86分:15北島→22松本昂聡


仙台のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         16林卓人

23田村直也 2木谷公亮  34岡山一成 17磯崎敬太

     24永井篤志   7千葉直樹
10梁勇基     8ロペス     11ファビーニョ
             
         13中島裕希


SUBは
GK21萩原達郎、DF14中田洋介、MF20関口訓充、
MF27富田晋伍、FW18萬代宏樹
監督:望月達也
選手交代は
70分:11ファビーニョ→20関口訓充
75分:13中島→18萬代宏樹
85分:10梁勇基→27富田晋伍



クラブはうちわを街頭で配って1万人動員を目指したが、結果は7,000人にもならず。
しかもそれだけの観衆の前で勝てなかったのは痛い。

開門前、サポーターミーティングあり。集まったのは5,60人だろうか。
「選手紹介の後の監督紹介の時にも監督の名前をコールしよう」など意見が出る。
個人的には、思わずユースのことで話をふられ、どぎついことを言ってしまい猛省する次第である。
ユースチームについては少なくともJユースで決勝トーナメントを進出を果たすまでは
我慢の時期、と思っています。
なお、10月からのJユースのホームゲームが全てトップチームの試合と同日なのは痛い・・・

アウェイ鳥栖戦の試合中止そして再試合開催に至る経緯について真壁社長から試合前に説明。
再試合開催は後半開始から、という前例のない議案をJリーグに出したが
2時間の議論の末にチェアマン預かりとなり結局前半からやり直し、となった、
Jのファミリーである以上はこの決定には異議なく従う、という説明。
まt、あ8月6日の中止となった試合、9月5日の再試合の半券を持っている方には
クラブができる精一杯の誠意として10月10日の鳥栖戦の招待券を差し上げる、とのこと。

選手入場の時に7ゲート一杯を使って「愛情」「情熱」のパネルとビッグフラッグと
大きな文字「S」「B」「F」「C」で選手を鼓舞する。
その思いが伝わったか、キックオフ直後の選手の動きはいつもよりも鋭く感じた。
ただ、その数分後には仙台も反撃に出て地力の差をみせつけんとする。



後半ロスタイム、湘南の左サイドゴールライン近くで
ボールがラインを割りそうで割らずに関口にボールがわたり、
その関口から低いマイナスのクロスがゴール前にあがって
後方からきたロペスがダイレクトでシュートして得点を奪う。
ゴールの後のキックオフの数秒後にタイムアップ。敗戦。
最後にクロスをあげさせてしまったのも問題だが、
後ろからロペスにフリーで走りこまれたのが痛かった。
これは最近の湘南にはなかなかみられない動きなだけに、なおさら痛く感じる。

ロスタイムでの悔しい敗戦後ではあったが、
試合後の7ゲートの雰囲気は「次だ次!」というものであった。
この3連戦、次に向けて切り替えるしかない、とは私も思っている。



ただ、仙台、福岡、山形・・・第1・2クールで勝ち点1もとれなかった相手に
今回も3試合合計で勝ち点1すらとれないのなら・・・
しかも選手補強もしたのに・・・
その際は、クラブには現場に対して何らかの手を打ってほしい、と思う。
今の環境づくり、選手起用、采配では・・・と結論づけてもいいかもしれない。

というのも、この仙台戦の敗因の1つは1人目の選手交代に伴う選手配置変更にあると思っているから。
エドワルドを中盤に下げる、ということは今まで実戦であまりやっていないのでは?
それをこの大一番でやるか?
実際、永里が入ってエドワルドが再度FWに入るまでの16分間につくれたチャンスは
エドワルドが自ら左サイドから切り込んでシュートまでもっていったシーン1つだけだろう。
敵陣中央深めの位置でのターゲットを一時といえど失った湘南は攻め手自体を失い、
相手の猛攻を受けるに至った。エドワルドが自陣左サイドまで守備で戻るのは気の毒に感じた。
そんなところにいる選手じゃないだろ・・・・・

この試合のエドワルドを見て、右側の選手の力不足でエドワルドのせっかくの能力が
生かされていないな、というようにも思った。
エドワルドがやや下がって右サイドハーフウェイ付近でボールをキープしてもその援護がない。
右SBは山口、中央のMFの右は北島。ともにスピードもテクニックもよくない・・・
さすがに北島は外せないだろうが、右SBはなんとかならないのだろうか。

あと、仙台との差で思ったのが
・攻撃的なSUBの選手の数の差・・・湘南が2人なのはやはり少ない。
これじゃ同点の試合の終盤に「勝ちにいく!」という姿勢を出しにくいではないか。
・前半の20~30分頃、要は両チームとも運動量が落ちがちな時間帯。
湘南がボールをもち後方でまわすと仙台の選手だけでなく湘南はいっせいに動きを止める。
仙台の選手がボールをもち後方でまわすと仙台の前方の選手の1,2人が大きく動く。
エドワルドが石原ほどには走らないから(守備面では石原がすごすぎる)
仙台のCBはフリーでフィードできて、それと前方の動きからチャンスがつくれてしまう。
また、スコアこそ残り1分足らずまで0-0だったが、試合を通しての決定機の数は仙台が明らかに上であった。



次は木曜夜に博多の森。
・・・アビスパ福岡戦の歴史はベルマーレの暗黒の歴史そのものといっていい。
福岡相手のアウェイの最後の勝利は98年。(98年は長崎。博多の森での最後の勝利は97年)
翌年からのベルマーレの状態はご存知の通り。
ホームで最後に勝ったのは2002年(この年は5位)。
今年こそは、今度こそは・・・

幸い、今節の福岡の試合は日曜夜の西京極。盆地の夜、激戦は必至。福岡に戻るのは翌朝。
例年は九州は東京より暑いが、今年の猛暑の下では東京も十分暑い。
いくら平日のアウェイといえど、今回は湘南にも普段のアウェイよりも利はあるはずだ。
今年こそは、今度こそは・・・
私は・・・まずは月、火、水、木曜午前でどれだけできるか、です。

セレッソを退け、上位争いに生き残る(1-0セレッソ)

2007-08-17 01:46:50 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2リーグ第34節 2007/08/16 19:04開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ1-0(前半0-0)セレッソ大阪
【入場者数】4,295人【天候】曇のち雨 27.4℃ 80%
【主審】砂川恵一【副審】西村典之/蒲澤淳一
【得点】55分(湘南)加藤望(5=FK)
SH:13 -9 CK: 5 - 7 FK:13 - 17
【警告】(湘南)58分アジエル(5)
(セレッソ)31分宮本卓也、50分香川真司、54分アレー、72分前田和哉
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         25金永基

30山口貴弘 3ジャーン  2斉藤俊秀  21尾亦弘友希

     15北島義生   8坂本紘司
10アジエル              24加藤望 
           
    7エドワルド※  20原竜太   


※=エドワルド・マルケス
SUBは
GK1伊藤友彦、DF22松本昴聡、MF5中里宏司、
FW11石原直樹、FW14永里源気
監督: 菅野将晃

選手交代は
67分:24加藤→5中里宏司(中里は3人の守備的MFの右へ)
78分:20原→11石原直樹
89分:15北島→14永里源気



セレッソのスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         22吉田宗弘

13柳沢将之 5前田和哉  14江添建次郎 23丹羽竜平

     25宮本卓也   7アレー
16濱田武               26香川真司
             
     15小松塁    9古橋達弥


SUBは
GK21山本浩正、DF2羽田憲司、MF4藤本康太、
FW11苔口卓也、FW20森島康仁
監督:クルピ
選手交代は
62分:16濱田→11苔口卓也・25宮本→20森島康仁
(2トップが森島康と小松に)
87分:6アレー→4藤本康太


第32節の鳥栖戦が前半限りで中止となったことで、
第33節がもともと試合のなかった湘南はなんと2週間半ぶりの試合となった。
6月上旬から猛ペースで追い上げてきて、勝ち点で湘南に並ぶに至ったセレッソとの対戦。
勝ったほうが3位争いに生き残る格好となる。

セレッソは後半、特に湘南が先制した後に攻勢に出てくるが、それまではあまりに静かであった。
ただ、攻勢にきてからのセレッソの選手のドリブル(特に香川)はなかなか止められず、
決定機も多く許してしまう。
ただし、相手のシュートが枠をそれたりGK金の好セーブでなんとか無失点でしのげた。

湘南も前半は静か。いつもどおり、アジエルのボールキープが攻撃の起点となるが
それ以外からはなかなか攻撃の起点がつくれない。
ただ、後半開始からは相手が前がかりになってきてからのカウンターで
チャンスをつくり、後半9分にアジエルのドリブルから
敵陣ペナルティエリアすぐ外中央の位置でFKを得る。
そのFKを望さんが右足で(ピッチから見て)ゴール左隅へ蹴りこみ、
ボールはポスト内側に跳ね返って右側のゴールネット内側へ吸い込まれた。
結局、この1点を湘南が守りきってセレッソを退けた。
正直、あまり書くべきことのない試合ではあったが、
勝ったのは大きい。上位争いにも生き残ることができた。

次は札幌戦。上位や苦手の相手がこれから約1ヶ月は続くが、
一つずつ戦っていき勝ち点を積み重ねていくしかない。
次の室蘭は残念ながらいけない
(しかも、金銭的理由で・・・5万でも往復できないのは痛すぎる)が、
応援に行かれる方とピッチ上で戦うメンバーの健闘を祈る。

相手の2人退場と個人技があっても2点どまり(2-0徳島)

2007-07-29 01:45:51 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2リーグ第31節 2007/07/28 19:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ2-0(前半0-0)徳島ヴォルティス
【入場者数】3,639人【天候】曇 27.1℃ 79%
【主審】長田和久【副審】中原美智雄/村田裕介
【得点】64分(湘南)エドワルド・マルケス(1)、70分(湘南)アジエル(10)
SH:22 -9 CK: 4 - 0 FK:17 - 17
【警告】(湘南)85分田村雄三(4)
(徳島)6分アンドレ、64分塩川岳人、71分アンドレ、84分熊林親吾
【退場】 (徳島)38分小林康剛(著しく不正なプレイ)、71分アンドレ(警告2回)
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         25金永基

6田村雄三 30山口貴弘  2斉藤俊秀  21尾亦弘友希

     15北島義生   8坂本紘司
10アジエル              24加藤望 
           
    7エドワルド※  20原竜太   


※=エドワルド・マルケス
SUBは
GK1伊藤友彦、MF5中里宏司、MF14永里源気、
FW9梅田直哉、FW11石原直樹
監督: 菅野将晃

選手交代は
62分:15北島→14永里源気
69分:20原→11石原直樹
77分:24加藤→9梅田直哉



徳島のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

        30鈴木正人

32塩川岳人 7アンドレ  4青葉幸洋  15冨士祐樹

     8ダ・シルバ  16挽地祐哉
9小林康剛    11片岡功二     31熊林親吾
             
        33長谷川太郎

登録上は塩川がMF、小林がFWの3-5-2だったが、
実際の布陣は上記のような4-2-3-1に見えた。

SUBは
GK21島津虎史、DF13金尚佑、MF14石田祐樹、
MF5筒井紀章、MF24小山拓土
監督:今井雅隆
選手交代は
58分:11片岡→24小山拓土
75分:15冨士→13金尚佑
88分:31熊林→14石田祐樹


恐らく平塚では今年一番の蒸し暑さの中で行われた試合。
1ゲートがあまりにガラガラだったのが気になった。
相手が前半に1人、後半に1人退場者を出したことで
ただの勝ち点3以上のものを手にできる可能性も大になったが、
結果は勝ち点3だけだった。
あとの収穫はエドワルドの初ゴールが出たことくらいか。

エドワルドのゴールはペナルティエリアすぐ外?の右から
DFを前にしながらゴールネット左隅を狙ったコントロールショット。
このゴールはエドワルドが今までの湘南の外国人FWとは違うかも、
という予感を覚えさせるのに十分なものだった。
また、アジエルとエドワルドのコンビからボールキープは
よりやりやすくなった。この周囲を他の選手が動けばいいわけで。
あとはエドワルドがコンスタントに好調であってくれれば・・・・・

アジエルのゴールは左に開いた石原からのクロスをペナルティエリアすぐ外中央で
エドワルドが右にさばき、そのボールをアジエルがDF1人を右にかわしてからシュートしたもの。
利き足の左足だけでなく右でも決められるのは大きい。

ただ・・・それ以外はあまりに凡庸。
今の湘南が他の上位チームより得失点差で劣っているのに・・・・・
望は決定機で2回シュートをふかす。
しかも1回目は前半、アジエルが独走気味になってから得たものだった。
毎年望さんは夏場になると調子が落ちるような気がする。
梅田は無理にDFをスピードでかわそうとして失敗してシュートにいけないことがあった。
自分の身体能力と相談した上で、できるプレーをしたり身につけてほしい。
田村は特にひどく、トラップミスでボールを失うことが数回あるわ、
終盤に警告をもらって次節出場停止になるわ。
出場停止になるタイミングとしてはまだ悪くないが、
この試合の出来だとそのままポジションを失いかねないよ。
彼で一番頭にきたのは、相手が2人退場になっても相手を抜くチャレンジをしないこと。
彼のSBとしての課題は「人を抜けないこと」なはずだ。
それなのに対面に相手がくるとアーリークロスやシュートをただ打つだけ。
チャレンジして止められて、サイドの深くでボール失ったって
この状況ではたかが知れているではないか。
彼が、いやレギュラーの右SBがそのプレーしかできないうちは、
恐らく上位チームとの直接対決を制するのは至難の業、せいぜい神頼みのままだろう。

試合後の勝利のダンス。
この試合内容ではする必要がない、と思っていたが、
バックスタンドをもっと巻き込みたい、一緒に盛り上がりたい、
という意図ゆえのものだったようだ。

ここからしばらく試合間隔が空く。
次が6日(月)@鳥栖、そしてその次が16日(木)のセレッソ戦@平塚。
一年で一番暑い時期、梅雨明け(間近)~お盆で
こういう日程だったのは恵まれていると思う。
ましてや湘南は今 決していいチーム状態ではない。
しばらくの間、週末にベルマーレを見れないのは残念だが、
この間に残り20試合弱を勝ち抜いていけるチーム作りを
していってほしい。

尾亦の退場と監督の采配ミスで勝ち点1がやっと(1-1愛媛)

2007-07-22 03:07:52 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2リーグ第29節 2007/07/21 19:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ1-1(前半1-1)愛媛FC
【入場者数】3,532人【天候】曇 22.8℃ 87%
【主審】小川直仁【副審】森本洋司/岡野宇広
【得点】02分(愛媛)内村圭宏、08分(湘南)北島義生(2)
SH:9 -9 CK: 4 - 6 FK:12 - 10
【警告】(湘南)14分尾亦弘友希、50分坂本紘司(6)、52分尾亦弘友希
(愛媛)11分星野真悟、78分関根永悟
【退場】 52' 尾亦弘友希(1=警告2回)
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         25金永基

6田村雄三 3 ジャーン  2斉藤俊秀  21尾亦弘友希

     15北島義生   8坂本紘司
10アジエル              24加藤望 
           
     9梅田直哉   11石原直樹   

SUBは
GK1伊藤友彦、MF5中里宏司、MF14永里源気、
FW7エドワルド・マルケス、FW20原竜太
監督: 菅野将晃

選手交代は
45分:9梅田→20原竜太
59分:15北島→5中里宏司(中里は右SB、4バックを維持)
74分:24加藤→14永里源気



愛媛のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

        35川北裕介

13関根永悟 10金守智哉  5星野真悟  15森脇良太

      30宮原裕司  6井上秀人
17大山俊輔              18江後賢一
             
      26内村圭宏  14藤井貴

SUBは
GK21佐藤昭大、MF22新井翔太、MF16赤井秀一、
FW20大木勉、FW33ジョジマール
監督:望月一仁
選手交代は
62分:14藤井→20大木勉
79分:26内村→33ジョジマール


梅雨はまだ明けず、試合中(後半)に小雨が降り、
しかもほぼ同時間帯にアジア杯準々決勝が行われている中で
よく3,500人も入った、というべきなのかもしれない。

愛媛は下位、しかも水曜日に試合をやっているという状況から生まれる
「愛媛相手に勝たなきゃまずい」という意識。
この意識をもっていたのは私だけではないと思う。
しかも、試合前に東京V(勝ち点1多い)が引き分けた為、
勝てば4位に浮上できるという状況。

そんな中、愛媛が立ち上がりに(少なくとも私としては)
予想外の攻勢にでて、湘南のDF・ボランチへボールを取りに
襲い掛かってきた。そして2分、自陣中央で北島がボールを奪われる。
そしてそのボールは江後から中央やや右の内村にわたり、
内村はそのボールをペナルティエリア内にもちこんでシュートを決めて、
愛媛がまさかの先制。
ただ、この日のボランチの動きはとてもよかった。
敵陣深くへも相手選手にプレスにいき、かつ攻撃にも参加する。
8分、敵陣左サイド深くへオーバーラップした尾亦からゴール前ファーサイドへ
クロスがあがる。そのクロスをアジエルがシュートしてGKがセーブしたこぼれ球を
アジエルがもどしたところを北島がミドルシュート。これが入って早くも同点。

後半7分、尾亦が警告2回目で退場。
水曜に試合をやっていて、ふつうなら後半に失速するであろう愛媛が
これで気持ちの面から勢いづいたように感じた。
湘南はDFが1人少なくなってどう対応するか。
尾亦退場から7分後に監督が出した対応法は
中盤、しかも中央を1人減らして4バックを維持することだった。

中盤の数が減ったらボールを拾えにくくなるではないか。
ましてや愛媛は中盤次第のチームだよ。
ましてや、この日の北島は、失点の原因こそつくったものの
攻守によく動いていたではないか。
この試合に限らず、坂本ともども、今季のここまでの躍進の重要な要因の1つである。
この2人ならサイドで数的不利になってもガバーに走ってくれるだろうし
いざとなれば攻撃も期待できるだろうが・・・・・
中里じゃふつうに右SBをつとめるだけではないか・・・・・
ピッチ上のDF3人の位置を少し変えて3バックのままでよかったのではないか。

案の定、これ以降試合終了までずっと愛媛の攻撃の時間となる。
湘南は中盤で能動的にボールを奪えず、やがて足がとまり、
足元にこぼれ球やパスミスがくるのを待つしかなくなっていた。
湘南の攻撃は、愛媛のパスミスを拾ってからの単発のカウンター、
しかもアジエル頼みとセットプレーのみとなる。
それでも相手に勝ち点3を与えなかったのは、最後の砦を守り抜いた
GKとCB2人の働きと相手のあまりの情けなさによるものだ。


福岡戦もそうだが、監督の手腕はあまりにも拙く感じる。
これでは逆境の時に勝てないままではないか。
それでは昇格争いに最後まで絡めるとは思えない。
徐々に上位に引き離されていくだけではないか。


最後、新外国人について。
試合前の練習でペナルティエリア内からのシュートをふかしていたのには参った。
交代3人目が彼ではなく永里だったことから、
彼が「一人でなんとかできる選手ではない」もしくは
「まだ信頼できる状態ではない」なんだと邪推してしまった。

敷島でのリーグ戦初勝利、そして再び連勝(1-0草津)

2007-07-15 03:58:03 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2リーグ第28節 2007/07/14 19:03開始
前橋・群馬県立敷島公園県営陸上競技場
ザスパ草津0-1(前半0-1)湘南ベルマーレ
【入場者数】2,061人【天候】雨 21.3℃ 90%
【主審】山西博文【副審】木島栄/前之園 晴廣
【得点】37分(湘南)石原直樹(7)
SH:17 - 9 CK: 8 - 5 FK:12 - 11
【警告】(草津)03分鳥居塚伸人、29分松下裕樹、57分秋葉忠宏
(湘南)なし
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。



秋津で試合が終わったのは15時10分頃。
その後とある用事を済ませて16時21分に新習志野発。
東京から新幹線を使い、新前橋着は18時半過ぎ。
競技場到着は18時45分ごろで、試合開始に間に合い
かつ横断幕を張る時間もあった。
雨は秋津よりもきつかったと思うが、
ピッチの状態がいいからかボールは止まらず、伸びることが多かった。
大雨の中でもベルマーレサポーターは思ったより多く、
200人前後はいたものと思われる。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         25金永基

6田村雄三 3 ジャーン  2斉藤俊秀 21尾亦弘友希

     15北島義生   8坂本紘司
10アジエル             24加藤望 
           
     11石原直樹   9梅田直哉   

SUBは
GK1伊藤友彦、MF5中里宏司、MF13鈴木将太、
FW14永里源気、FW20原竜太
監督: 菅野将晃

選手交代は
61分:24加藤→14永里源気
68分:9梅田→20原竜太
79分:11石原→5中里宏司(10がFWへ)


草津のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         1本田征治

7佐田聡太郎  4田中淳   5チカ   3尾本敬

     17秋葉忠宏   30松下裕樹
6鳥居塚伸人             18櫻田和樹
             
     9高田保則    20松浦宏治

SUBは
GK22北一真、DF23藤井大輔、MF15桑原剛、
FW14佐藤正美、FW32奥山卓廊
監督:植木 繁晴
選手交代は
68分:20松浦→32奥山卓廊
73分:3尾本→15桑原剛(7が左SB、6が右SBへ)
80分:17秋葉→14佐藤正美


実は今季初の1-0の勝利。敷島でのリーグ戦初勝利。
そして、石原の地元初ゴール。
さらに、相手より不利な日程(相手は水曜休みだった)の下での
アウェイゲームでの勝利。アウェイ連戦で連勝もした。
決して楽な勝利ではなかったが、この試合の勝利は
今までとは違う何かを感じさせるものがあったように思う。

この試合唯一の得点は
ハーフウェイ付近中央で梅田がつぶれながらボールをはたき、
そのボールをアジエルがもちこんでから敵陣中央やや右深くの
石原にパスし、石原がDFを振り切りながら豪快にゴールネット上へ
けりこんだものである。
草津の決定機は同数はあったが、辛くも枠をそれたり
金のセーブに阻まれた。
確かに数字上は草津が優勢であったが、実際に試合を見ている限りは
あまりそれを感じなかった。相手が体力的に優位なはずだったが、
だからといって完全に走り負けている印象もなかった。
これは大雨が幸いしたのかもしれない。

試合終了後、新前橋駅行きのシャトルバスに乗る。
新前橋2143発の電車が高崎に着いた直後、予想外にも
ちょうど高崎2154発の新幹線が入線してきた。
ここ高崎と武蔵浦和で乗換時間1分の乗換ができた結果、
23時40分には帰宅できた。
そして、横断幕や服の洗濯とブログのUp。
さすがに眠いし、ユースの負けは思い出すと悔しいものだが、
長い1日がようやく終わった。
明日(日曜)はサテライト開催予定から一転してオフになってしまった。
明日は昼までゆっくり寝ます。

七夕の日の、七夕の街での、七夕の街のチームの最悪な完敗(0-2福岡)

2007-07-08 03:30:57 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2リーグ第26節 2007/07/07 19:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ0-2(前半0-1)アビスパ福岡
【入場者数】5,717人【天候】曇 23.3℃ 74%
【主審】砂川恵一【副審】金子聡一郎/小曽根潮
【得点】02分(福岡)アレックス、54分(福岡)宮本亨
SH:8 -8 CK: 6 - 8 FK:13 - 15
【警告】(湘南)33分田村雄三(2)
(山形)34分久永辰徳、89分宮本亨
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         25金永基

6田村雄三 3 ジャーン  2斉藤俊秀 30山口貴弘

     15北島義生   8坂本紘司
28中町公祐             24加藤望 
           
     14永里源気  20原竜太   

SUBは
GK1伊藤友彦、MF5中里宏司、MF38菊池大介、
FW9梅田直哉、FW19外池大亮
監督: 菅野将晃

選手交代は
56分:56原 →9梅田直哉
70分:24加藤→38菊池大介
73分:6田村→5中里宏司



福岡のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         1神山竜一

32柴村直弥 5長野聡   2宮本亨  8チェッコリ

     10久藤清一  6布部陽功
11田中佑昌    3アレックス    16久永辰徳
             
         9リンコン

SUBは
GK30六反勇治、DF13柳楽智和、MF18山形恭平、
MF22中村北斗、FW24釘康臣
監督:リトバルスキー
選手交代は
66分:10久藤→18山形恭平
85分:11田中→22中村北斗
86分:9リンコン→13柳楽智和



J加盟14年目で初の、七夕の日の七夕の街・平塚での試合。
しかも七夕記念ユニフォーム着用。それでも、完敗を喫した。

この試合、試合メンバーの時点(監督の無能さ)で負けた気がしてならない。
アジエル、石原という攻撃の大黒柱2人がそっくり抜けてしまったのを
それ相応になるかもしれないという選手(中町、永里)を入れることだけで
対応しようとした。
SUBメンバーも、永里がスタメンに回ったのと将太が外れた
(2人の代わりに外池と菊池が入った)以外に変化がない。

アジエル、石原がいる時ですら、上位相手にはなかなか勝てていないのだよ。
石原にボールが入らず、アジエルはボールを求めて大きく下がってしまう。
それなのに・・・

中町は消えていた。
前半にシュート1本打ったのはわかったが、
それ以外は、後半途中でふと背番号28が見えて
「あ、いたんだ」と思ったくらいだ。
永里は、レベルの高い相手だと自らのスペースをもらえず、
リズムをつくれないままでFWでは無理だと改めて思った。
山口は相手の11番を止めれず、
攻撃でもオーバーラップが消極的。
田村は、「一か八か」だね。特に攻撃。
ダメなときはダメ(クロスが簡単にゴールライン割ったり)だが
その直後にいいプレーしたり(GK直撃の強シュートを放ったり)。
山口より期待できるのは確かだけど。

サッカーは点を取らないと勝てない。
負けたくないだけなら、田村、山口のSBでもいいよ。
確かにこの2人がSBとしては守備が計算できるかもしれないから。
でも、勝ちに行く試合、しかも石原とアジエルがいないときに
新たな攻撃の手をつくらないといけないでしょう。
財津、尾亦のサテライトの清水戦での出来が悪かったのかもしれないが、
攻撃力を期待できるSBはこの2人をおいて他にない。
この2人は守備力は劣るかもしれないけど、そもそも山口、田村がいたって
前の京都戦では4失点してるし、山形戦では最後に裏をとられて敗戦している。
「攻撃にいくんだ、勝ちにいくんだ」というメッセージがピッチ上にもスタンドにも
明確に伝わる選手選考、采配をしてほしいものだ。
ましてや、これからは現状維持では上位と離されたまま、もしくは離される一方なんだしね。


あと、菊池の試合メンバー入りには何かと思うことがある。
「おめでとう」という気持ちもあるが、
「何でこの試合で菊池を使うの、監督!
そんなに他のプロ契約選手が信用できないか?」
「高校1年生にSUBに入られてどう思うの、他のプロ契約選手!」
「特に猪狩、Jリーグデビューを3歳下に先こされたよ。
それどころか、7月7日の七夕の地元平塚の試合でおいしいところ
もっていかれてるじゃんか!もうその他大勢に埋もれてしまったのか?」
という気持ちもあるし、
「対戦相手とはいえ、いいサッカーを
ピッチレベルでみれてよかったな、菊池」というも気持ちもある。

なお、菊池はベルマーレでは初の高校1年生のJリーグ出場となった。
(J1では中学3年生が試合に出て15歳のうちに得点した例があるけどね)
ベルマーレでの2種登録者の出場は、98年の小松原(当時高2)、
00年の中里、杉本(共に高3)に次いで4人目でもある。
あと・・・菊池くん、明日のプリンスも出てくれますよね?
ベルマーレユースでプレーする以上、こちらも大事ですよ。
自分の力で、よりレベルの高い舞台へチームと自らを導いてほしい。



遅くなったが、試合展開について少々。
前半、福岡の速くて長短織り交ぜたパスワークの前に湘南は沈黙。
プレスにもいかなくなり、前にパスを出さない。スペースに走りこまない。
90分を通した圧倒感では4月末の山形が一番だったが、
時間帯限定ではこの試合の福岡がずば抜けている。
格の違い、チームの成熟度の違いを見せ付けられてしまった。
前半2分にはパスワークから最後アレックスにミドルシュートを決められる。

ただ、湘南も前半の後半の時間帯にはチャレンジをはじめ、
DFからFW(永里!)の足元に入れた縦パスやカウンターからの田村!のドリブルを
福岡がなぜかファウルで止めたりするようになった。
福岡は攻撃ほどには個人の守備は大したことなかったが、
組織とファウルでカバーしている感がある。
あと、CKの時の守り方がうまく、湘南の危険人物の前でクロスを必ずカットしていた。

後半はさすがに立ち上がりから湘南が攻勢に出て、
最終的にはシュート数では福岡と並ぶが
決定機の数は段違いで、湘南は1,2回どまり。
攻撃も勢いの強い弱いだけの問題で工夫がなく、またも上位に勝てないままタイムアップ。
3ヶ月ぶりに東京Vよりも下の順位になり、ついに6位にまで転落。
上位5チーム相手の10試合でわずかに1勝2分しか得られていない。
上位への勝ち方が求められるのだが・・・



話は少し変わって・・・この試合での7ゲートでの演出について。
ボードを使って演出したことはいいと思うし、
そのために人が何人もいろいろと動いたのはすばらしいと思う。
でも、メッセージは「NEVER GIVE UP」であるべきだったのか。
試合前の時点で2位・3位と勝ち点差8(二桁ではない)なわけでしょう。
勝てば3位とは勝ち点差5(自力逆転可能)なわけでしょう。
そういう状態で出すべきメッセージだったのか。
もっとも・・・この試合のああいう結果で、
「NEVER GIVE UP」といわざるを得ない状況に陥ったのかもしれないが。


最後・・・ハーフタイムのトークイベントについて。
田子さん、もっとベルマーレの歴史を勉強してください。
事前にちゃんと打ち合わせしてください。
相手に考えさせすぎです。もっと具体的な話のできる質問をしてください。
それに、前座試合その2で阿部がACミラネーゼの監督やっていたって、
知ってました?そうとは思えない質問でしたよ。
(試合の時、「監督は阿部さん」と田子さんいっていたが、その阿部さんだよ。
ちなみにACミラネーゼのユニフォームはAラインだった。
この試合はAラインスペシャルデー。)
せっかくの、かつての7番登場という企画だったのに
(しかも2人ともホームタウン内でサッカーを教えている)
それが台無しだわ。


何から何まで最悪な七夕でした。
七夕記念ユニフォームを買った人は、もっと最悪だったと思うけど。
大枚はたいて買ったのにあの試合じゃ、
もう2度とあのユニフォームを着ようと思わないだろうし。
個人的な唯一の救いは、早出の甲斐あって車を難なく競技場内に停められたことくらいか。