2007 J2リーグ第50節 2007/11/18 14:04開始
仙台市・ユアテックスタジアム仙台
ベガルタ仙台 2-3(前半1-2) 湘南ベルマーレ
【入場者数】18,313人【天候】晴時々曇 8.3℃ 46%
【主審】東城穣【副審】木島栄/恩氏孝夫
【得点】14分(湘南)加藤望(9)、18分(湘南)石原直樹(11)、
29分(仙台)岡山一成、64分(湘南)加藤望(10=FK)、88分(仙台)ロペス(PK)
SH:18 -9 CK: 6 -5 FK:17 - 14
【警告】(仙台)64分菅井直樹、81分千葉直樹
(湘南)34分田村雄三(6)、87分坂本紘司(11)、89分金永基(3)
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。
湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。
25金永基
30山口貴弘 22松本昂聡 2斉藤俊秀 21尾亦弘友希
6田村雄三 8坂本紘司
13鈴木将太 24加藤望
7エドワルド※ 11石原直樹
※エドワルド・マルケス
SUBは
GK1伊藤友彦、DF22松本昂聡、MF14永里源気、
MF31猪狩佑貴、FW20原竜太
監督: 菅野将晃
選手交代は
74分:13鈴木→14永里源気
84分:7エドワルド→22松本昂聡
仙台のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。
16林卓人
25菅井直樹 2木谷公亮 34岡山一成 17磯崎敬太
24永井篤志 7千葉直樹
10梁勇基 8 ロペス 20関口訓充
13中島裕希
登録上は関口、中島がFWの4-4-2だが、
実際は上記の4-2-3-1の布陣に見えた。
SUBは
GK22シュナイダー潤之介、MF5ジョニウソン、MF26田ノ上信也、
MF11ファビーニョ、FW9中原貴之
監督:望月達也
選手交代は
69分:20関口→11ファビーニョ
78分:17磯崎→26田ノ上信也
78分:13中島→9中原貴之
東京より一足先に冬の気候になった仙台。
私は今季初のベンチコート着用。日陰のビジター席は寒かった。
周囲をスタンドに囲まれたピッチ上の気温は一桁だったようだ。
チームの現状と、新幹線日帰り往復1万円パックの相乗効果からか、
定員600名前後のビジター席には少なくとも400人以上のベルマーレサポーターが集結。
開門を待つ列は、普段の7ゲートのそれと同じくらいだったのではないだろうか。
入り口より下の下段は開始1時間前には埋まり、中後段も8割がたは埋まった。
EFSのリードは前段の最後部(中後段の一番前)で、後段にもけっこう効いていたように思う。
ロンドさんの選手紹介がある一方で過度に盛り上がりすぎることもなく、
東京以外でのアウェイ戦における今季最多の人数で最高の応援ができたのでははないかと思う。
試合展開は、6月の仙台戦と途中までは同様の展開といえる。
先制点がラッキーな形で湘南に入り、仙台が追いかける展開。
ただ、湘南に入った点が多かったのが異なるポイントであった。
湘南の1点目は将太の右クロスをニアで望さんが頭でそらしたもの。
2点目はロングボールとそれを追う石原をめぐって相手GKとDFが交錯した隙に
石原がこぼれ球を無人のゴールへ入れたもの。
仙台の1点目は相手のレイトチャージを受けながらの尾亦のフェアなクリアがなぜか
湘南のファウルととられたものからのFKで、梁が蹴って岡山が頭で合わせたもの。
湘南の3点目は尾亦の頑張りから得た敵陣ライン際深くでのFKを
望さんがなんと直接ファーサイドのゴールネットへ突き刺したもの。
ボールがGKの手の先を越えたと思ったら急にドロップしたもので、ほんとにすばらしかった。
仙台の2点目は敵陣中央深くからのFKが坂本のPA内でのハンドを誘ったことから得たPK。
湘南は攻撃の時にはピッチを幅広く使うことができていた。
両サイドからの攻撃がよくできていた。特に将太。
アジエルの代わりの将太の特性をうまく活かせたのではないだろうか。
一方、仙台はボールをもったときの技術は湘南よりも上だったが、
個々の狭いエリアでの勝負にこだわりすぎたのか
湘南陣内のスペースを突くことがほとんどなかったように思う。
もちろん、湘南のほうが頑張り度も(これは贔屓目もあろうが)上だったであろう。
ロスタイム3分の末、手にしたのは7年2ヶ月ぶりの仙台での勝利。
そして、湘南になってからは恐らく初の、満員のアウェイスタジアムを沈黙に陥れる勝利。
(00年9月の仙台は9,000人台の観衆だった)
しかも、大人数でアウェイ(しかも1都3県以外)へ押しかけて勝ったのも初だろう。
ピッチ上をみても、アジエル不在で上位相手の勝利である。
そして、何よりもホーム最終戦に昇格への望みを残した。
いろんな意味で大きな勝利だった。
この試合の結果、累積警告が3回に達している選手が
金、山口、ジャーン、坂本、加藤、石原と6人になった。
とある選手の松葉杖姿を仙台駅でみかけた。
ほんとにギリギリの戦いをしていると改めて思う。
とはいえ、泣いても笑っても今年のリーグ戦は残り2試合。
まずはホーム最終戦で、ベストを尽くしたい。
追伸:17時過ぎの「伊達の牛たん本舗」本店はベルマーレサポーターでごったがえしていた。
もちろん、例のパックによるもの。いわゆるアウェイジャックを湘南もできるようになったんだな・・・
もっとも、そのせいで、私(18時20分発)はそこの牛タン定食を諦めたんだけど(苦笑)
仙台市・ユアテックスタジアム仙台
ベガルタ仙台 2-3(前半1-2) 湘南ベルマーレ
【入場者数】18,313人【天候】晴時々曇 8.3℃ 46%
【主審】東城穣【副審】木島栄/恩氏孝夫
【得点】14分(湘南)加藤望(9)、18分(湘南)石原直樹(11)、
29分(仙台)岡山一成、64分(湘南)加藤望(10=FK)、88分(仙台)ロペス(PK)
SH:18 -9 CK: 6 -5 FK:17 - 14
【警告】(仙台)64分菅井直樹、81分千葉直樹
(湘南)34分田村雄三(6)、87分坂本紘司(11)、89分金永基(3)
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。
湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。
25金永基
30山口貴弘 22松本昂聡 2斉藤俊秀 21尾亦弘友希
6田村雄三 8坂本紘司
13鈴木将太 24加藤望
7エドワルド※ 11石原直樹
※エドワルド・マルケス
SUBは
GK1伊藤友彦、DF22松本昂聡、MF14永里源気、
MF31猪狩佑貴、FW20原竜太
監督: 菅野将晃
選手交代は
74分:13鈴木→14永里源気
84分:7エドワルド→22松本昂聡
仙台のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。
16林卓人
25菅井直樹 2木谷公亮 34岡山一成 17磯崎敬太
24永井篤志 7千葉直樹
10梁勇基 8 ロペス 20関口訓充
13中島裕希
登録上は関口、中島がFWの4-4-2だが、
実際は上記の4-2-3-1の布陣に見えた。
SUBは
GK22シュナイダー潤之介、MF5ジョニウソン、MF26田ノ上信也、
MF11ファビーニョ、FW9中原貴之
監督:望月達也
選手交代は
69分:20関口→11ファビーニョ
78分:17磯崎→26田ノ上信也
78分:13中島→9中原貴之
東京より一足先に冬の気候になった仙台。
私は今季初のベンチコート着用。日陰のビジター席は寒かった。
周囲をスタンドに囲まれたピッチ上の気温は一桁だったようだ。
チームの現状と、新幹線日帰り往復1万円パックの相乗効果からか、
定員600名前後のビジター席には少なくとも400人以上のベルマーレサポーターが集結。
開門を待つ列は、普段の7ゲートのそれと同じくらいだったのではないだろうか。
入り口より下の下段は開始1時間前には埋まり、中後段も8割がたは埋まった。
EFSのリードは前段の最後部(中後段の一番前)で、後段にもけっこう効いていたように思う。
ロンドさんの選手紹介がある一方で過度に盛り上がりすぎることもなく、
東京以外でのアウェイ戦における今季最多の人数で最高の応援ができたのでははないかと思う。
試合展開は、6月の仙台戦と途中までは同様の展開といえる。
先制点がラッキーな形で湘南に入り、仙台が追いかける展開。
ただ、湘南に入った点が多かったのが異なるポイントであった。
湘南の1点目は将太の右クロスをニアで望さんが頭でそらしたもの。
2点目はロングボールとそれを追う石原をめぐって相手GKとDFが交錯した隙に
石原がこぼれ球を無人のゴールへ入れたもの。
仙台の1点目は相手のレイトチャージを受けながらの尾亦のフェアなクリアがなぜか
湘南のファウルととられたものからのFKで、梁が蹴って岡山が頭で合わせたもの。
湘南の3点目は尾亦の頑張りから得た敵陣ライン際深くでのFKを
望さんがなんと直接ファーサイドのゴールネットへ突き刺したもの。
ボールがGKの手の先を越えたと思ったら急にドロップしたもので、ほんとにすばらしかった。
仙台の2点目は敵陣中央深くからのFKが坂本のPA内でのハンドを誘ったことから得たPK。
湘南は攻撃の時にはピッチを幅広く使うことができていた。
両サイドからの攻撃がよくできていた。特に将太。
アジエルの代わりの将太の特性をうまく活かせたのではないだろうか。
一方、仙台はボールをもったときの技術は湘南よりも上だったが、
個々の狭いエリアでの勝負にこだわりすぎたのか
湘南陣内のスペースを突くことがほとんどなかったように思う。
もちろん、湘南のほうが頑張り度も(これは贔屓目もあろうが)上だったであろう。
ロスタイム3分の末、手にしたのは7年2ヶ月ぶりの仙台での勝利。
そして、湘南になってからは恐らく初の、満員のアウェイスタジアムを沈黙に陥れる勝利。
(00年9月の仙台は9,000人台の観衆だった)
しかも、大人数でアウェイ(しかも1都3県以外)へ押しかけて勝ったのも初だろう。
ピッチ上をみても、アジエル不在で上位相手の勝利である。
そして、何よりもホーム最終戦に昇格への望みを残した。
いろんな意味で大きな勝利だった。
この試合の結果、累積警告が3回に達している選手が
金、山口、ジャーン、坂本、加藤、石原と6人になった。
とある選手の松葉杖姿を仙台駅でみかけた。
ほんとにギリギリの戦いをしていると改めて思う。
とはいえ、泣いても笑っても今年のリーグ戦は残り2試合。
まずはホーム最終戦で、ベストを尽くしたい。
追伸:17時過ぎの「伊達の牛たん本舗」本店はベルマーレサポーターでごったがえしていた。
もちろん、例のパックによるもの。いわゆるアウェイジャックを湘南もできるようになったんだな・・・
もっとも、そのせいで、私(18時20分発)はそこの牛タン定食を諦めたんだけど(苦笑)