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クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

攻めきれず、守りきれずで草津にホームで初の敗戦・・・(2-3草津)

2008-06-12 00:48:56 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008年J2リーグ第19節 2008/06/11 19:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ2-3(前半1-1)ザスパ草津
【入場者数】3,869人【天候】曇 21.1℃ 83%
【主審】野田祐樹【副審】大塚晴弘/数原武志
【得点】25分(湘南)アジエル(5)、43分(草津)島田裕介(FK) 、
75分(草津)鳥居塚伸人、87分(草津)高田保則、54分(湘南)アジエル(6)
SH:12 -8 CK: 9 - 1 FK:20 - 12
【警告】(湘南)なし
(草津)19分田中淳、30分秋葉忠宏、32分島田裕介、
57分ペ・スンジン、89分ペ・スンジン
【退場】(草津)89分ペ・スンジン(警告2回)



25分、左サイド深くまで進んだ山口から坂本に戻ったボールを
坂本がゴール前ファーサイドへ素早くあげ、そのボールをボレーでアジエルが決めて先制。
43分、自陣左サイドで坂本が相手との競り合いで犯したファウルからのFK、約30mの距離を
島田が直接決めて同点。
75分、カウンターから左サイドを突き進んだ島田がゴール前ファーサイドへ速いクロスをだし、
そのボールを後方から走りこんだ鳥居塚がヘッドで押し込んで逆転。
87分、自陣左サイドタッチライン沿いへルーズボールのクリアへ飛び出したヨンギが
なんとクリアミスで高田にボールを献上。高田はそのボールをループ状に正確にゴールへ蹴り込み、
草津がダメ押し。
ロスタイムにアジエルがドリブルの切りかえしからミドルシュートを決めたが、
後半押していた割に2点目があまりに遅く、結局ロスタイム3分の間に追加点はなくタイムアップ。
今季ホーム3敗目、ホームで3失点は2回目。そしてホームで草津に初めて敗れるに至った・・・・・


前半は、失点となったFK以外はGKを襲ったシュートはミドル1本くらい。
相手にボールをもたれるとアジエルが最終ライン上まで戻って守備をしていたのもあるだろう。
後半も、開始早々に左サイドの裏をとられてから2回クロスがゴール前を横切ったけど
その後は失点までは湘南ペースだった。
後半も失点シーン以外でGKを襲ったシュートは2失点目の後のミドルだけでしょう。
それでも3失点で敗戦。
遠方アウェイが多い第2クールは難戦続きが予想できた。ケガ人も多いし。
草津戦は1点勝負になるのも想像できていた。
でも、ホームで草津相手にこういう試合をするとは思わなかった。

草津の勝因は、石原をロングシュート1本に抑えた一方で
自らは決定機を1つ以外は確実に決めたことだろう。
もちろん原石コンビの猛チェイスに悩まされてはいたが、
攻撃面でこの2トップに許した決定的シュートは後半の原のヘッド(臼井のクロスから、GK正面)
くらいだったのでは。ただ汚いだけでなく、人数をかけてゴール前で守った。
・・・それでもアジエルは抑えようと思っても抑え切れなかったようだが。

湘南の敗因は、押しながらも決定的シュートが少なかったことと
守備、特にカウンターへの戻りの遅さ(特に後半)と中盤での守備力にムラができることだと感じる。
しっかり守れている時間のほうがはるかに多いのだが、失点シーン、そして失点の原因となった
FKは上記2点から生まれている。
気になるのは、まずは永田。攻撃参加で注文したくなることはあまりないけど
(この試合では危険なミドルがなかったのが気になったが)
守備や、相手が近くにいる時のボールの扱いはよく振り返って検証してみたほうがいいのではないか。
そしてヨンギ。3失点目は明らかにヨンギのミスでしょ。
決勝点を与えた試合はこれが初めてではないけれども、
2試合で8失点でもあるし、1試合だけでも友彦に任せてもいいのではないか、と思える。
(友彦も状態がよければ、だけど)

連敗で貯金はほとんどなくなってしまい、順位はさらに落ちた。
次節(日曜に鳥栖で開催)は出場停止者はいないが、ケガ人はまだいる(特に守備陣)。
わずかな時間で戦術的な修正は難しいだろうし、かつ中3日では
また運動量が落ちて前述の敗因が再現される恐れもあるが、
なんとか建て直してほしい。

屈辱的で無策といわれても仕方のない5失点(2-5広島)

2008-06-09 02:23:43 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
確かに全ての試合が大事。でも、セレッソと広島は別格。
この2チームの少なくともいずれかを凌がない限り、2位以上(自動昇格)はない。
・・・そういう思いで、今年はあまりアウェイにいけない中で、
かつユースの関クラがある中でも広島にはせ参じた。
それが、この有様である。前半15分までに2失点、前半3失点、後半31分で0-5。


試合後の監督のコメント
「遠く広島まで応援に来てくれたサポーターの皆さん、
地元で結果を待っている皆さんに、大変申し訳ないと思っています。
選手の力をこのゲームに引き出せなかったのは私の責任だと思っています。」
に対して、「ほんとにそうだよ!!!!!!!」と言いたい。
アジエルと石原(この試合で、彼もまたJ1でもできるのは確信できた)だけでなく、
他の多く(スタッフ、監督自身も含めて!)が来季J1へいけるかどうか、
それが監督の手腕に因るところは決して少なくない。

なんでそこまで言うか?
今回の敗因の何割かは、間違いなくスタメンFWの1人が7番だったことでしょ。
しかも、原竜太が(あくまで一見だけど)ケガでもなんでもないのにね。
原竜太がスタメンが外れると途端に前線からのプレスの威力が落ちるのは
既に前の試合(長居のセレッソ戦でもね!!!)で立証済みでしょ。
そのせいで、先制点のアシストをストヤノフに許した、
といっても過言ではなかろう。
監督のコメントとおり、
広島相手にアウェイで先制点を許す(しかも開始早々)は相当に痛いもの。
また、ストヤノフのフィードが広島の攻撃で相当重要なことくらい、
私ですら予め知っていたよ。広島の試合のビデオを見ればね。
ただでさえ、バックラインのメンバーが揃っていないのだから、
せめて前線で精一杯の守備をして後方を少しでも楽に・・・と思うべきなのにね。
なんで原竜太を信用できない?????
得点が少ないのは、彼がシュートを外し「まくって」いるからではないことくらい、
よく見ればわかるでしょうが。

あと、今回のビジターシート内の人数はざっと数えたところ70~80人で
正直なところ、昨年8月の木曜夜の博多の森と同数かやや少なく感じたことは記しておく。
これはこれでまたとても残念なことであった・・・
広島が最大の敵の1つであり、かつ5年ぶりの対戦であり
(未知の観光スポットもいくつもあるでしょう・・・特に関東の人には)
かつ最終便とはいえANAかのぞみでその日のうちに帰れることは既に明白だっただけに・・・

さらに、望さんのJ通算400試合達成は記録的なことだが、
「おめでとう」と帰りの空港などでとてもとても言える状態ではなくなってしまった。
それもとても残念なことである。

次の相手の草津はいつの間にか(湘南がアウェイで勝てない間にだよね)
勝ち点6差に迫ってきており、今までとはまた違う難戦は予想されるが、
ホームできっちり勝ってほしい。私もなんとか(遅くとも途中から)駆けつけたい。
阿部、リンコンが出場停止なので、この試合がJデビュー戦となった三平にも
広島戦以上の働きを期待したい。

しのぐべきをしのぎ、決めるべきを決めて完勝を引き寄せる(4-1横浜FC)

2008-05-26 00:13:24 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008 J2リーグ第16節 2008/05/25 13:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 4-1(前半1-0) 横浜FC
【入場者数】5,788人【天候】曇 22.0℃ 75%
【主審】吉田寿光【副審】名木利幸/蒲澤淳
【得点】16分(湘南)石原直樹(6)、64分(湘南)石原直樹(7)、
71分(湘南)阿部吉朗(3)、78分(湘南)オウンゴール、
88分(横C)御給匠
SH:19 -10  CK: 4 -8  FK:11 - 11
【警告】(湘南)02分山口貴弘(4) (横C)37分三浦淳宏
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

          25金永基

5臼井幸平  19山口貴弘   2斉藤俊秀   4三田光

       15北島義生   26永田亮太
10アジエル                24加藤望 
           
      11石原直樹    20原竜太     

SUBは
GK1伊藤友彦、MF28中村祐也、MF13鈴木将太、
FW7リンコン、FW18阿部吉朗
監督: 菅野将晃

選手交代は
45分:20原→18阿部吉朗
81分:24加藤→28中村祐也
81分:11石原→7リンコン



横浜FCのスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

           1小山健二

8中田洋介  3八田康介    32山田卓也  24根占真伍

       5エリゼウ    17三浦淳宏
11三浦知良                 13滝澤邦彦
 
       20池元友樹   9アンデルソン  

SUBは
GK21岩丸史也、DF2早川知伸、DF6太田宏介、
FW14チョ・ヨンチョル、FW16御給匠
監督: 都並敏史

選手交代は
45分:5エリゼウ→6太田宏介
54分:20池元→16御給匠
60分:11三浦→14チョ・ヨンチョル



昨日からの雨は開門直後に何とかあがったが、
ピッチは特に前半は水を多く含んだまま。
(これは今回はどちらかというと湘南サイドに味方したように感じた)
雨で心配された客足は、雨があがったからか
開始直後にはなんとか6,000人近くにまで達した。
7ゲートでは、最近はあまりない「NEVER ENDING LOVE」の大きな横長幕の掲出。
過去の神奈川ダービーと違って、今回は上位対決。順位が入れ替わる可能性もあった。
また、キックオフ直前にはカズと望さん(現役J2最年長1,2)が
ハーフウェイをはさんで握手そして一言二言かわすシーンもあった。

終わってみればシュート数は19対10、スコアは4対1と数字上は完勝だったが、
内容は終始相手を圧倒していたわけではない。
湘南が、前半・後半のそれぞれの開始直後の相手の優勢を決定機を許すことなくしのいだこと、
後半途中まではそう多くはなかった決定機で確実に決めたことが勝因と思う。



開始直後は横浜FCペース。
開始早々にアンデルソンに裏をとられた山口がファウルで警告通算4回目を受ける。
ただし、このシーンを除くと横浜FCに決定的に裏をとられることはなかった。
その流れを変えた要因の1つは、12分の永田のドリブルからのPA外からの強烈な
ミドルシュートだと思う(相手GKがなんとかセーブしてCKへ)。
この後、先制点をはさんでアジエル、望さんとPA外から強烈なミドルシュートを連発。
先制点もあろうが、これらによって相手が後に下がったように感じた。
そして、流れを変えた要因の1つは、アジエルが自由にプレーできたことにもあろう。
アジエルが何度ハーフウェイ付近で(中途半端にでてくる)エリゼウらをかわして敵陣中央へ侵入したか。
16分、アジエルがドリブルで敵陣中央に侵入して石原へパス。
石原は反転してシュート、GKがはじくとそのこぼれ球を頭でゴールへ押し込み先制。

終わってみれば前半は優勢で終えたが、後半開始直後はまたも横浜FCペース。
湘南は連戦の疲れ、そしてFWの選手交代が前線からの相手の追い込みが
なかなかうまくいかなくなったように感じた。
そのペースをさらに加速させようとしたのか、横浜FCは後半15分までに
交代枠3つを使い切ったが、結局決定機を得ることがなかった。
後半19分、阿部が敵陣中央で相手のパスをカット、すかさずアジエルにつないで
アジエルから石原へスルーパス。石原はGKとの1対1を確実に決めた。
加入1年目でケガの時期もあり、なかなか原みたいには相手の追い込みがうまくは
いかないだろうが、そんな中でも頑張りをみせた格好だ。

ここからは終盤まで湘南ペース。
阿部のゴールは、敵陣中央やや左で得たFKを北島がほんとに素早くリスタート、
北島からの浮き球のパスをPA中央付近でどフリーで阿部が受けてGKとの1対1を確実に決めた。
4点目は結果的にはオウンゴールだったようだが、敵陣深く左サイドライン際で
永田が相手との1対1でボールキープ、相手がさらに1人きた(中が薄くなった)ところで
いっきにタテに加速してから低いクロスをあげ、そのクロスにニアサイドで
阿部が詰めようとしてゴールが生まれた。
43分に、鳥栖戦のロスタイムの失点とほぼ同じような形(右サイドからクロスを許して
ファーサイドでフリーで大きな選手にヘディングシュート)で失点を許したのは
いただけない。完勝という感じを少し弱くしてしまったし。
とはいえ、決して多くはない決定機(得点シーン以外でGKとの1対1は1つか2つだったと思う)を確実に決めたことで、完勝を数字に示せたのは確かだろう。
試合終了後のウォーキングは前の試合よりも列が長くなったように感じる。



次節から4試合(その後は1試合お休み)、厳しい試合が続く。
仙台とのアウェイでの3位攻防戦、広島とのアウェイでの昇格圏攻防戦、
中2日で(順位は下でも)難敵の草津との対戦、
さらに中3日で鳥栖とアウェイでの上位対決(しかも相当蒸し暑いだろう)。
次節は31日(土)14時からユアスタで開催。
私は・・・今季はそう頻繁にはアウェイにいけないのですが(広島にはいきますよ)
いける方、たのんます。
今季は遠方アウェイでの上位対決が多いので、これをご覧の方にも
1人でも多く、1回でも多く遠方アウェイに足を運んでほしいところ。
特にこの3週間でのアウェイ3試合はいずれも重要なので、うち1回でも、と思います。
比較的ツアー代金も安い時期だしね。

2位を懸けた直接対決で、悔しい敗戦 そして2位陥落(0-2セレッソ)

2008-05-21 02:24:53 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008年J2リーグ第14節 2008/05/17 16:04開始
大阪市・長居スタジアム
セレッソ大阪2-0(前半1-0)湘南ベルマーレ
【入場者数】6,629人【天候】晴 23.1℃ 34%
【主審】牧野明久【副審】浅野正樹/田尻智計
【得点】11分(セレッソ)ジェルマーノ、89分(セレッソ)小松塁
SH:9 -11 CK: 4 - 6 FK:18 - 21
【警告】(セレッソ)43分アレー、51分尾亦弘友希、74分ジェルマーノ、87分相澤貴志
(湘南)54分臼井幸平(3)、64分山口貴弘(3)、72分アジエル(3)、89分リンコン(3)


2位を懸けた直接対決は、セレッソの勝利に終わり、
湘南は2位から陥落してセレッソに勝ち点で先行を許す格好になった。
セレッソは3位だが、勝ち点では2位仙台に並ぶ。1位は広島。
広島、セレッソ・・・戦力的(客観的?)にはJ1昇格ダントツの2候補に
勝ち点で抜かれたのは、湘南にとって非常に痛い。
今年のこの2チーム相手に、第1クールの敗戦で広げられた勝ち点差を取り返すのは
決して簡単ではない。今まで以上の何かが求められる。


湘南は決して敵陣深く攻め込めなかったわけではない。
シュート数をとるとセレッソよりも多い。
第一の敗因は、やはり決定力の差だろう。
ジェルマーノの40メートルダイレクトロングシュートが決まった一方、
終盤の臼井のPA内からのフリーのダイレクトシュートはバーを叩いた。
こればかりは一朝一夕にはいかないだろうが、日々向上させるしかない。
昨年の入れ替え戦のように、ロスタイムの最後のオーバーヘッドシュートが
入るかポストに当たるかで残留・降格が分かれることだってあるのだから。

第二の敗因は、相手の戦術、彼我の力量の差だろう。
マンツーマンで付かれたアジエルだけでなく、
望さんもマンツーマンとはいかなくても相手に押さえ込まれた。
要注意選手をきっちりマークし活躍させなかったセレッソと
その裏をかけずじまいでかつ個人でもなかなか打開できなかった湘南。
さらにセレッソの前線の3人と両ボランチ(片や馬力あり、片や展開力あり)の力量と
個人でなかなか打開できなかった湘南との差は感じた。
それでも湘南はよく攻め、終盤には敵陣深くでつなぎながら
臼井の決定機を演出したが、ゴールできなかったのは大変残念。


なお、選手起用については
・スタメンでの阿部起用は、阿部の2試合連続得点等を考えれば
 その気に監督がなるのはやむなしと思う。
 ただ、阿部が機能しなかったように見えるのも確か。
 阿部が、特に守備面での戦術を吸収するよう望む。
・むしろ、問題は後半の選手交代と交代要員だろう。
 まずなぜ中村がサブかがわからない。この試合で接戦は濃厚だったはず。
 追う展開は十分にありうる。単独での打開力がある(ありそうな)将太や
 永里ではダメなのか。実際中村は入らず、交代はFW2人どまり。
 この試合、特に後半は1対1での打開力のなさを感じただけに、なおさら。
 そしてFWで先に投入すべきは原だったのではないか。


さて、今回で警告累積3回が5人(あと1人は坂本)になってしまった。
臼井とアジエルが同試合で警告を受けると、途端に右サイドの攻め手を失う恐れもある。

水曜日の愛媛での試合、厳しい日程だがここで確実に勝ち点3をあげられることを
期待したい。

盛況のスタンドを前に福岡に完勝!今度こそ混戦脱出を(4-0福岡)

2008-05-04 00:00:52 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008 J2リーグ第11節 2008/05/03 13:05開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 4-0(前半2-0) アビスパ福岡
【入場者数】6,146人【天候】曇 21.6℃ 70%
【主審】村上伸次【副審】岡野宇広/相葉忠臣
【得点】11分(湘南)アジエル(2)、14分(湘南)石原直樹(3)、
52分(湘南)石原直樹(4)、88分(湘南)リンコン(3)
SH:11 -9  CK: 8 -3  FK:21 - 18
【警告】(湘南)08分アジエル(2)、44分臼井幸平(1)
(福岡)13分久永辰徳、57分柳楽智和、60分城後寿、65分ハーフナー・マイク
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

          25金永基

5臼井幸平  19山口貴弘   2斉藤俊秀  21鈴木伸貴

      26永田亮太   8坂本紘司
10アジエル                24加藤望 
           
      11石原直樹   20原竜太     

SUBは
GK1伊藤友彦、DF22松本昂聡、MF17大山俊輔、
MF13鈴木将太、FW7リンコン
監督: 菅野将晃

選手交代は
63分:20原→7リンコン
74分:24加藤→13鈴木将太
81分:10アジエル→17大山俊輔



福岡のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

           22吉田宗弘

14中村北斗  13柳楽智和    5長野聡    2宮本亨

       6布部陽功     3山形辰徳
11田中佑昌                 16久永辰徳
 
       19大久保哲哉   10城後寿  

登録上は城後がMF、布部がFWだが、実際の位置は上記のようにみえた。

SUBは
GK1神山竜一、DF17中島崇典、MF15中払大介、
MF18鈴木惇、FW20ハーフナー・マイク
監督:リトバルスキー

選手交代は
45分:6布部→20ハーフナー・マイク
54分:2宮本→15中払大介
58分:3山形→18鈴木惇


アビスパ福岡との対戦・・・昨年のホーム最終戦で、
湘南が昇格の可能性を完全に絶たれた因縁の対戦である。
昨秋の時は開かなかった8ゲートがこの日は開放されたが、それでも観衆は6千人台前半。
8ゲートが開くこと自体は盛況度合いを示す一つの指標だが、一方で4ゲートや6ゲートが
まだまだ空いていたのを思うと、まずはそちらへの適切な誘導が先決だったのではないだろうか。
(横断幕掲出時間以外でも7・8・1ゲート間を通り抜けられるように導線を整備すれば・・・)
あと、晴れたのはスタンドのボードによる演出の上でもよかった。
(もし雨だった場合の次善の策は気になるところだったが)

ともあれ、この日訪れた観衆に、ベルマーレを十分にアピールできたのは間違いない。
試合内容は、前半・後半に各1回ずつ決定的なシュートを打たれた以外は
ほぼ湘南ペースのもの。
中2~3日の試合で後半早々3-0にした後もずーーっとタテに
ゴール狙いっぱなしでいいのか???という思いはあったが、
結果的にはその姿勢が功を奏しての4-0というスコア、
この日の観衆の多くに印象的な試合となったのは確かだろう。
ちなみに、平塚競技場で福岡に勝ったのはなんと2002年9月以来。

先制点は、右CK(浮き球)をファーサイドで斉藤さんが頭で中央へ折り返したものを
ゴール前中央でアジエルがヘッドでゴールへ押し込んだもの。
これはよくある形(練習でもよくやっているであろう)からの得点といってよかろう。
先制点から間もなく、追加点がこれまた右CKから入る。
右CKがニアへ低いマイナスのボールで入り、そのボールを石原がダイレクトでゴールへ流し込んだ。
石原とゴールの間には人が何人もいたが、その間をすり抜けた格好。
そういう場面でも果敢にゴールを狙った石原を称えたいところ。
3点目は左サイドで敵陣やや深めへオーバーラップした伸貴がゴール前中央へ
低くライナー状の絶妙のクロス。そのボールを、GKが飛び出しきれないポイントで
石原がダイレクトで足で合わせたもの。これは伸貴も石原もお見事。
4点目は敵陣右サイドでパスを細かくつなぎながら最後はゴール前ファーサイドのリンコンに
ボールがわたり、リンコンがGKとの1対1をGKをいなしながら決めたもの。

これで湘南は勝ち点18、得失点差+6、総得点18で3位。
次節、2位で湘南と勝ち点差1のセレッソは試合がない。
勝てば2位濃厚、引き分けでも2位がありうる好条件だが、負けると最悪7位まで転落の可能性がある。
勝って初めて混戦から抜け出せるはず。そして、いろんなアピール材料となるはず。
今度こそ、今季の通算ホームゲームを上回る今季の通算勝利数になることを祈りたい。

突然シーソーゲームに転じてしまったが、なんとか追加点を得て勝利(4-2岐阜)

2008-04-27 00:38:14 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008 J2リーグ第9節 2008/04/26 16:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 4-2(前半1-2) FC岐阜
【入場者数】3,543人【天候】雨 13.2℃ 79%
【主審】鍋島將起【副審】竹内元人/戸田東吾
【得点】03分(湘南)石原直樹(3)、38分(岐阜)オウンゴール、
40分(岐阜)オウンゴール、57分(湘南)原竜太(1)、
81分(湘南)アジエル(1)、89分(湘南)加藤望(2=FK)
SH:22 -4  CK: 8 -4  FK:18 - 11
【警告】(湘南)58分松本昂聡(1)、89分リンコン(2)
(岐阜)59分吉村光示、67分菅和範、71分片桐淳至
【退場】(岐阜)89分小峯隆幸(得点機会阻止)
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

          25金永基

4三田光  22松本昂聡   2斉藤俊秀  21鈴木伸貴

      26永田亮太   8坂本紘司
10アジエル                24加藤望 
           
      20原竜太   11石原直樹     

SUBは
GK1伊藤友彦、DF30山口貴弘、MF14永里源気、
MF13鈴木将太、FW7リンコン
監督: 菅野将晃

選手交代は
74分:20原→7リンコン



岐阜のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

           21日野優

19吉村光示  5川島眞也    4小峯隆幸   6奈須伸也

       27菅和範     7北村隆二
33梅田高志                 11高木和正
 
       24片山真人   10片桐淳至  

SUBは
GK31水谷允俊、DF2深津康太、MF23岩田昌浩、
FW29姜曉一、FW15森山泰行
監督:松永英機

選手交代は
80分:11高木→29姜曉一
82分:7北村→23岩田昌浩
86分:19吉村→15森山泰行



GWを中心に16日間で5試合というハードな連戦の初戦は、なんと雨で観衆3,000人台。
それでも目下リーグ最多得点の岐阜相手に、今季一番のゲームを展開・・・のはずが
前半38分を境にどっちに転ぶかわからないゲームにしてしまった。自分たちで。

前半3分に、右サイドアジエルからの早めのクロスをゴール前ニアサイドで
石原がダイビングヘッドで合わせて早々に先制。
以後も、攻めては人もボールも動きながら岐阜を翻弄、守っては4バックのうち3人が
前に積極的に当たりにいってその後ろを斉藤さん(時には松本)がカバーする形が徹底されていた。
ところが・・・前半38分、自陣中盤やや右サイドで与えたFK。梅田が蹴った速いボールを
なんと湘南DFの誰かがクリアミス。なぜかヨンギも飛び出していて、ボールはそのままゴールイン。
クリアミスもよくないが、速いボールに対して前で触れそうもないのに飛び出したGKもよくない。

この同点ゴールの後、途端に岐阜が攻勢に出る。その勢いが湘南を呑みこみ、
湘南の左サイドが破られてゴール前に低く速いクロスを許し、そのボールを
松本がスライディングでクリアを試みるも方向が悪くボールは自陣ゴールへ吸い込まれる。
な、なんなんだよ・・・・・という気持ちとともに、岐阜がJ2昇格早々ながらに
好結果を残している秘訣がわかったような気がした。
流れをつかんだら、一気呵成・・・しかも、恐るべき決定力。
この試合は結果的にはシュート4本で2点を得ているし(その4本が生み出したわけではないが)。
この試合で湘南にとって救いだったのは、岐阜攻勢の時間が前半で残り少ない時間帯だったことだろうか。

後半は終始湘南ペース。57分には左CKからゴール前中央でのこぼれ球を原が押し込み同点。
そこから時間はかかったが、81分にはリンコンとのパス交換からゴール前からアジエルが逆転ゴールを生み出す。
この瞬間、うれしさより、気持ちの面での疲れというか「やっと逆転まできたか、はあ」という思いを覚えたのは私だけだろうか。
終盤、岐阜は森山(実は丁度10年前は平塚所属だった)が久しぶりに平塚のピッチに登場して
パワープレーからゴールを狙うが湘南は無難に守り、それどころかロスタイム3分にカウンターから
ペナルティアーク内(ペナルティエリアすぐそば)で石原の絶妙のターンから相手DFのファウル(退場処分)を誘う。
それで得たFKを望さんが速い弾道で直接蹴り込み、私の記憶の限りでは今年初めて
タイムアップ前にベルマーレビッグウェイヴが平塚競技場にこだました。

5勝3敗勝ち点15、総得点で2位につける。
といっても、今季ここまでのホームゲームの数が既に5つだと思えば、
特別いい数字とも思えない。
(マクロ的にみて)よくいえば取りこぼしがないといえるが、プラスアルファがないともいえる。
29日山形、3日ホーム福岡戦、6日笠松、11日ホーム鳥栖戦と短期間で
試合と移動を繰り返す中でどれだけ着実に勝ち星と勝ち点を積み重ねられるか。


甲府になんとか勝利して、勝ち越しで次節の休みを迎える(2-1甲府)

2008-04-14 01:09:03 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
前橋育英高崎GからKさんのクルマに乗せていただいて
15時40分に競技場入り。
3年ぶりの甲府戦。
バックスタンドのアウェイ側がびっしり埋まっていたことと
甲府の選手のラフぶりが目に余ることが3年前と変わったことだ。

試合は、前半35分に石原が相手GK・DFと交錯しながら
ボールを得て無人のゴールへシュートしたもの。
シュート数11対16が示すとおり、湘南側にも決定機はあったが
甲府にもあわやというシーンはいくつも与えてしまっていた。
なので、チームとしてはベストなゲームとはとてもいえないけど、
個々のプレーぶり(スタメン出場の選手)はそれぞれ今季ベストに近いものが
あったようには感じる。
もちろん、ここで満足してはいけない、チームとしてはまだまだベストではないのだから・・・

7試合終えて4勝3敗。この甲府戦の1勝で、なんとか勝ち越しで次節の休みを迎えられたのは何より。
ただ、4勝3敗のペースでは42試合で勝ち点72。
昨年の3位京都の勝ち点は48試合で86、42試合換算だと75~76。
ホームでの2敗は、広島戦と徳島戦のいずれかに勝っていれば7節終了時で暫定首位だったのに、
というだけでなく、勝ち点獲得ペースという意味でもやはり悔やまれる。
第1クールの残り7試合は26日から比較的短期に集中している。
その7試合、そして次の休みとなる6月下旬までをハイに駆け抜けられる準備を
26日までの間にしっかりしてほしいところ。

ここで撃ち負けるとは本当に重症、建て直しが必須・・・(2-3徳島)

2008-03-31 01:53:44 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
試合の後の第一の実感。
「徳島相手に撃ち負けてしまうとは、本当に重症だ・・・」
序盤の湘南・徳島のそれぞれの守備のシーンをみていれば、
今日は撃ち合いになるのは想像ができた。
徳島の守備もひどいが、湘南の守備もひどい・・・
ただ、ここはホーム。お互いに中5日。
湘南は撃ち勝たなければいけない、と。
最終スコアは3-2。典型的な撃ち合いのスコア。
ただ、点数が多かったのは徳島だった。


先制点は、伸貴がうまくボールをつなぎながら相手DF裏中央に抜け出して
見事にGKとの1対1を決めたもの。
しかし、右CKからドゥンビアに決められて同点にされ、
さらに前半のうちに湘南の右サイドをドゥンビアに切り裂かれて
最後は玉乃に逆転ゴールを許す。
後半、湘南は連続セットプレーの中で右サイドのスローインから
アジエルが逆サイドへ大きくクロス、そのボールをジャーンが
ダイビングヘッドで押し込んで同点にするが
その後に湘南の左サイドをドゥンビアにぶち抜かれてそこからのクロスを
ファーサイドで阿部にダイビングヘッドで押し込まれて再度突き放されてしまう。
後半44分頃にポストにあたる惜しいシュートが連続であったが
同点ならず、2-3で試合終了。


湘南の問題はいくつもある。
攻守にわたる連携不足・・・
ポストプレータイプのFWにボールが入ってもそこからうまくつながらないし、
サイドでのアプローチ&カバーの選手の担当がうまくいっていない。

選手の起用・・・
今を取るのか、明日を見据えての起用なのか。
今の為ならば大山でなく望さんをスタメンで使うべきだし、明日を見据えてなら
なぜ永田(しかも熊本戦で悪くなかったよね)をスタメンで使わないのか。
ましてや、後半開始、点をとりにいこうとするときに、ゴール前に顔を出せる永田を
使わなかったのか。
あと、スタメンとSUBとの関係。スタメンがうまくいかなかったときに
SUBがあるべきだが、梅田でうまくいかなったときにリンコンを入れてうまくいくものだろうか。

あと、アジエルがこの試合でシュートなし、かつここまで無得点なのも気になる。

まずは守備からやりなおすべき、かもしれないね。
「皆で守って攻撃はアジエル頼み」からやり直してもいいかもしれない。
次の草津戦は、1点(差)勝負になるのは必至。
アウェイでやりづらいのも必至。
ならば草津戦限定でもいいから2トップを原・石原にして守備的MFに北島を入れて、
両SBを田村・山口にしてもいいのではないだろうか。
田村・山口ならセットプレー(1点(差)勝負では特に重要)でのターゲットにもなるだろう。
前の試合でよかったから、だけではなく、試合ごとでのテーマを明確にして
選手メンバーを決めてほしいよね・・・

昨年の持ち味プラスアルファで得た勝利(2-0熊本)

2008-03-24 00:45:25 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
前半押しながらも無得点でイヤな感じはあった。
しかし、後半立ち上がりに右CKから田村が先制、そしてようやく相手を崩しての追加点。
天地に助けられた部分はあるが、試合を通して攻守両面で昨年1年間の蓄積が
改めてピッチ上に表現され、完勝できた。

10時40分過ぎに所用が終わり、交通センター・14番乗り場に着くと
「子11」大津行きのバスが来た。運転手に聞くと、KKWINGの近くを通るらしい。
11時10分発の「鹿8」パークドーム行きのバス(440円)に乗るつもりだったが、
せっかくなのでこのバスに乗ってみることにした。
所要40分、430円で「平山町公民館前」到着。降りると確かに右手にKKWINGが見えた。
補助陸上競技場の脇を歩いて、5分前後で到着。

KKWINGは6年前のベルマーレの春季キャンプの会場。私もきた。
その時には「ロアッソ」「ロッソ」の「ロ」の字もなかったけど、
あっという間に熊本のチームがJ2までやってきた。
KKWINGはプチ長居。メインとバックに大きなアーチ状の屋根がかかる。
ただせっかく大きな屋根があるのに観客は3,000人強。
スタジアムグルメはけっこう充実してる。
試合不出場選手によるサイン会への列をみると、Jに上がったという熱気は感じる。



スタメンを見たら、伸貴、永田、梅田の名前が。
「なんでこのメンバーで広島戦を戦わなかったんだ!」と先に怒りがこみ上げた。
経緯はわからないが、この雨向きのメンバーでこれまた雨の熊本戦に挑んでくれたのは
私としてはうれしかった。
あとは試合運び。伸貴を使うし(その隣は斉藤さんだし・・・)中2日だし・・・
(それで裏をとられたときに相手を追うのはつらかろう)と思うと
少なくともDFラインは下げざるを得ない、いや下げたほうが戦いやすいだろう、と思っていた。

熊本の天と地は、どういうわけか湘南に味方をしてくれたように思う。
まずピッチの芝は良好だった。降り始めからの降雨量の違いからかもしれないが、
KKWINGの芝はボールを止めなかった。バウンドは弱まらず、ゴロ球でも止まらない。
そして、雨。雨だと運動量、スピードは落ちやすくなる。クルマや自転車でもそうだしね。
それが中2日の湘南とそうでない熊本との(チーム全体での)運動量の差を小さくするのに貢献したといえる。
風は前半ほぼ無風、後半は湘南にとってやや向かい風だったが、強風でロングボールを
大きく戻すほどのことはなかった。


伸貴はほぼ終始相手に裏をとられることなくプレーできた。
これはDFラインが実際下がり目だったのが大きい。
前を向いてプレーできたことで、彼の持ち味は存分に生きた。
永田は開始早々に流れの中でゴール前でクロスにあわせてヘディングシュートしたのをはじめ、
特に攻撃面でいい働きをした。ただ、特に守備でのさらなる連携UPは必要。
梅田は走りやチャンスメイクでは貢献してくれた。ただ、もっと仕掛けやフィニッシュで
やってくれたら、とこれからに期待したい。

石原はものすごい運動量でもって、DFラインが下がったことでできたスペースをカバーした。
そして彼による追加点は鮮やかだった。パスによって、今年初めて敵陣を崩して得点できた。
(最後は石原が抜け出してGKとの1対1からシュートを決める)
一方、アジエルが攻撃の組み立てでは機能したが仕掛けやフィニッシュの面では珍しく
ブレーキになる不調ぶりだったが、これは中2日ゆえだったものと思いたい。

あと、全般的に球際の戦いではほぼ圧倒できた。
また、自陣でのルーズボールを大きくクリアすることが多かったかもしれないが、
これは中2日だと思うとやむなしだと思う。

チャンスの数の割に得点できていない、守りではセカンドボールを特に前半はよく奪われた、
中盤で相手のマークの連携がとれずに相手中盤選手の自陣深くの侵入を許した、
守備陣で凡ミスがいくつかあってヒヤっとした、など内容で難点はあるが、
中2日の試合でありは、かつ特に守備面ではメンバーが入れ替わって連携がとりづらくなったことを思うと、
今回は目をつぶりたいところ。いずれは永田ボランチ、田村CBにならないといけないと思うし・・・


終わってみれば、昨年の(下位相手の)勝ちパターンを発揮しての完勝。
連敗がただ止まっただけでなく、勝ち方に安心を覚えたね。

今年唯一のホーム広島戦を落としたのは、大きいと思う。勝っていたら・・・、
勝つための準備をもっとしてしていたら・・・と思うことは多くある。
ただ、もう次のチャンスのために戦うしかない。
徳島、草津と1つずつ勝っていって、次の昇格候補との対決に挑むしかない。


試合終了後、16時半の飛行機に乗るためにKKWINGとパークドームとを結ぶ陸橋の下で
タクシーを待っていたら、結局4人で空港までいくことができた。
けっこういいことずくめの熊本遠征であった。今度は阿蘇観光とかゆっくりしたいね。


画像は空港で飲んだ球磨焼酎。
25度ストレートで105mm入っている。
白岳もあったけど200mmは入っていて(ワンカップサイズ)、
とても飲めそうになかった。
今回はなんとかこのまま飲み終えたけど、後で水を買って飲んで
胃(肝臓?)の中でうすめてしずめた始末。
なお、白岳のストレートワンカップはコンビニでふつうに売っていた。
焼酎への関心が強くなってから熊本に来たのは初めてだけど、
改めて熊本の酒の強さぶりをかんじてしまった。

すべてにおいて完敗(0-2広島) 昨年からの進歩を示せ!

2008-03-20 23:40:28 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
1失点目は森崎浩司のペナルティアーク内からの左足のFK。
2失点目は右CKからファーサイドで槙野のオーバーヘッド。
2失点以外には湘南のゴールマウスを脅かすシュートはなかったのは確かだが
(GK正面か枠外か、ということ。隅や枠直撃、わずかに枠外はなかった)
湘南は相手ゴールマウスを脅かすシュート自体がなかったし
(一番惜しかったのは終盤の望さんのFK(枠外)か)
シュート数6対14、FK数10対17など数字でも示されるとおりの完敗であった。

強い雨が降り続いたことは、観客動員(ヒロシマ相手に4千人・・・)だけでなく
ピッチコンディションにも悪影響をもたらした。
平塚の芝は良好だからか、雨の中でも強い球は伸びるが、
それでも雨を含んで重くなっているために勢いが落ちるととたんに止まる。
ゴロ球が止まるのは早かった。
昨日からこういう天候になることは想定できたが、
湘南のメンバーには長身FWが1人もいなかった。

その上に、ハーフタイムコメントが
菅野監督
・最後までやり切る、もっと仕掛けよう。
・どんどん裏のスペースを狙っていこう。
・全員で最後まであきらめず闘え!

ペトロヴィッチ監督
・後半も続けていくこと。
・ボールが止まることを考えてしっかりと集中していくこと。
・スペースを使うこと。
・あと45分走って戦うこと。そして玉際をしっかりと戦うこと。
・・・ときている。

勝ちにこだわるのか、(どういう天候でも)自分のスタイルにこだわるのか。
通常なら後者の延長が前者だろうが、後者ができそうになくてもこだわるのか。
それで昨年よりはるか上の昇格を実現できるのか。
昨年の9月の札幌戦みたいに、主力欠場でも自分のスタイルにこだわっていたら
相手の不調と天候が味方してくれて完勝できた、ということを毎回期待するのか。
少なくとも、この状況特有のいうべきことはあったのではないのか。

選手も選手。
ヨンギのフィードはゴロが多い。
フィールドプレーヤーも短いパスをつなぐことにこだわってシュートが遅い。

局面局面での差も痛感した。
彼我のフィジカルに差があり、競り合いで勝てない。

長身FWと展開力のあるボランチがいたらまだ勝負になったかもしれない。
実際湘南には今年新加入した選手でその2タイプがいるはず。
彼らがでてこなかったことが(原因はともあれ)残念でならない。
昨年、開幕戦で将太、ヨンギなど経験の少ない選手を使った英断を
ここでも生かしてほしかったが・・・
ましてや直前の不測の事態に対応しやすいホームゲームなだけに。


次節は日曜昼にアウェイで熊本。
今節、熊本は試合がない。
こっちは広島相手の消耗戦で敗戦。心理的にも肉体的にもキツイ状況。
3連敗はなんとしても避けなければならない。
決定的に崩されることはないだろうが、ミスや事故的なことから
点をとられる可能性は十分ある。それをケアしながらチャンスをうかがいたい。