ぶらいやWATTY 探求の泉

人生も残り少なくなってきたので、単なる近況報告となります。

「違法ではないが、不適切である」

2016年06月07日 05時59分08秒 | 社会問題
舛添都知事の記者会見で頻繁に出た言葉だが、これは今年の流行語大賞候補かな。

ファジーであることを好むあまりに日本的な表現という印象を持つ。

「第三者の目」である弁護士の弁だが、こんな理屈で舛添が東京都知事辞任を免れるのではそもそも「政治資金規正法」を改正すべきという意見が出るのは必至ではないか。あと政治資金に関する「自民党の内規」というのもどんな条文になっているのか関心ある。

民主主義社会、それが名目だけの社会も含むのだが、政治家は可能な限り多くの金が必要というのは理解できる。単純に豪勢、贅沢な生活がしたいということもあるが、有能な政治家を確保したいなら特権や高待遇が必要だ。

清貧で有能な政治家というのは、「水戸黄門」「鼠小僧」みたいな庶民派ドラマの空想・妄想の世界の産物で実際にはありえない。「自分こそそうだ」という奴は詐欺師か途方も無い無能に間違いない。

いや、それどころか、本当に有能で清貧な人間なら、どんなに高待遇でも「政治家なんてまっぴら御免」と拒絶する。

政治家は周囲からまとわりついてくる強欲・利権欲しさの人間の妖気をまとった「妖怪獣」である。元々の人間がまともな人間であったとしても。

以上のことを理解していても、舛添都知事には辞職を勧めるよ。

・派閥の長でもなく子分や手下に配るお金も必要ないのに公私混同が酷くセコすぎる。
・都民に喜ばれる政策も全く無いのに、むしろ韓国人を優遇しているのに、そして趣味の美術品関連に視察や行事が偏っているのに、都知事に留めておく必要がない。
・政治目的と強弁しているのに、証拠固めや説明が不十分である
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