ぶらいやWATTY 探求の泉

人生も残り少なくなってきたので、単なる近況報告となります。

SMAP騒動。一応沈静化に思うこと

2016年07月02日 07時58分58秒 | 社会問題
SMAP解散、処刑級謝罪騒動が一応、沈静化している。

ここで、現在、私が思うことを書き出してみた。基本的には他人事だし彼らの熱烈なファンということでも無いから、自分の生活に影響ある程度には気にしないのである。

1.キムタク、マッチはすっかり男を下げてしまった。
2.中居君はなかなかやるなと好評価
3.ジャニーズ事務所は社会の害悪、不道徳排出企業である

端的に書くと、これだけである。

以下、丁寧に補筆していこう。

何度も書いているが、キムタクが自分の生活、地位を守るため、マネージャーの飯島女史や苦楽を共にしたSMAPメンバーを裏切ったことは、社会人としてはそんなに批判されることでない。一般社会ならよくあることである。

だが、キムタクは衆目の耳目を高密度に集めるスーパースター、ヒーローだったのである(だった、と書いたのは過去の話だから)。しかも、反体制、自分の信念を曲げずに時に熱く、時に飄々という違いはあるが、難敵や事件に立ち向かうという幻想をファンに与えていたはずだ。
もちろん、芸能に詳しい人達はキムタクの愚かな品位、俗人性、知性、凶暴性を見抜いている人もいただろう(浜辺での立ちション、勘違いからくる女性へのガンつけ事件、サーファーとしての評判)。それらも一応、勘違いでの犬轢き殺し事件等以外は愛嬌として許されていたはずだ。

だが、あの公開処刑のような謝罪会見、その後暫く続いたキムタクイメージ回復のための白々しい嘘まみれの提灯報道により、私の中では事実上SMAPを壊滅させたヒールとして今も君臨しているのである。

世の中には、キムタクなんかより遥かに悪辣で残忍、欲深な奴らは履いて捨てるほどいるだろう。そんな奴らは表舞台には出ない。むしろ、せっかく作り上げたキムタクの虚像を一気に瓦解させた無能無責任の「特権者」達、もちろんジャニーズ事務所首脳陣を含むのだが、彼らを苦々しく思うのであるが、彼らを矢面に立たせない為の盾や奴らの意思を実行する主体は当面はキムタクなので、しょうがなくキムタクに憎悪の刃、銃弾を向けるのである。

芸能人は単なるヒールであってはいけない。ヒールの存在価値はそれを完膚なきまで懲らしめるヒーローがいるときのみである。但し既成の価値観を一変させるほどの存在、スーパーヒールになれば違うが。


さて、中居君だが、彼を含めたSMAP他メンバー4人のことについては、ジャニーズ事務所の不当
仕打ちで冷や飯を食わされないか心配していた。

もちろん、私は中居君達や飯島女史に与するものではないが、ここまで彼らを成長させてきた飯島女史に恩義や忠義を感じるのは当然ではないかと思う。

彼らが芸能界で高みに登れたのはジャニーズ事務所の力があってこその意見があるが、それじゃ、所属タレントは満遍なく成功しているのか、と言えばそうではなかろう。
運、時代、個性、努力いろいろ要因はあるはずだが、飯島女史のセンスあるプロデュースは当然に評価されていいはずだ。

メリー、ジュリー(喜多川)と飯島女史の確執が原因であるが、どこにその根源があるか明らかにして双方の意見調整することはそんなに困難だったのだろうか疑問に思わざるを得ない。

あいつが気に食わない、相手の派閥のタレントを失墜させてやろう、自分の威厳を高め恐怖を与えてやろうと金儲け以外の余計なことを考えているから、ろくな事にならないのである。

それにだ、再度書くが、自分達を身近で世話をして育てて弁護・擁護してくれた人に恩義や忠義を感じるのはまともな人間の感情である。人生にはいろいろ出会いがあって、巡り合わせが先か後かによって、もしかしたら、飯島女史ではなくてジュリーが先にSMAPを面倒みていたということもありえるんだろう(多分、そんなことはないと強く思うが例えばの話として)。
だったら、気に食わない奴を追放したとして、追放されたほうに従ってきた人間をむやみに邪険、始末することばかり考えず、彼らの事情や気持ちを汲むことも考えて、派閥解消に務めることも大事なのではないか。いつまでも「譜代」だ「外様」だと馬鹿げたことばかりやるんではないよ。

たかが芸能界で、そんな余計なことを考えている人間達を止められない諌められない者、例えばマスコミ連中が大層にも「戦争を止める」とか「平和を希求する」というのは馬鹿げてますね。あなた達はどうせ、戦後何度も唱えていた「同じ過ち」を何度でも繰り返してしまいますよ。というか、既にしていますが(笑)。戦争の原因・理由は独裁者支配や未熟な国以外は生死を分ける死活問題ですよ。

ジャニーズ事務所は、経営者の男色趣味や政治経済芸能各界の権力者・実力者への男娼の男衒(女衒ならぬ)程度なら非情に好ましくないが現代日本では強引にそこまでは許容範囲としましょう(これがキリスト教に鍛えられた国家群に敵わない理由の一つ。キリスト教会ですら内実・実態は微妙だが、当然に「神の意思」に背くものとして当事者の罪悪感はあろう)
だが、所属タレントが犯罪を犯したとき、彼らが人気者だから、多大な利益がもたらしてくれるからと、過度に事務所が擁護・隠蔽するのは、犯罪や不道徳を世間に撒き散らすのだから、彼らの「特権」を「人権」で強烈に制限するべきである。今のやりたい放題のジャニーズ事務所は過去の所業も含めて断罪されるべきであろう。

(参考)
「あなたがたは、正しくない者は神の国を相続できないことを、知らないのですか。だまされてはいけません。不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫をする者、男娼となる者、男色をする者、盗む者、貪欲な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者はみな、神の国を相続することができません」(第一コリント 6:10)

(追記 2016年7/9)
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