ぶらいやWATTY 探求の泉

人生も残り少なくなってきたので、単なる近況報告となります。

日本の無能な馬鹿殿様政治・外交に何度でも落胆させられる

2015年07月06日 01時46分41秒 | 社会問題
例の世界遺産登録紛糾問題において、登録の意義とは全くの無関係かつ単なる難癖である韓国の批判を突っぱねることもなく妥協したかたちで、明治産業革命遺産群が登録されるという。

全くもって最悪である。

どんなに一般国民が優秀かつ勤勉であっても、ありもしない不名誉と不利益を国民にもたらすような馬鹿な政治・外交を繰り返しているようでは、いつまでたっても、「美しい国」や立派な国にはなれやしない。

日本人の「サイレント・ボム」は、こういうことでも鍛えられるのだ。

検討会・会議等でいくら理性的な話がしたくても、「有識者会議」なるお芝居などは既に配役は決まっており方向も結末もほぼ定まっている。担当者も紛糾や論争という"無用"(本当は大切なことでも)で面倒くさい揉め事は避けたいし、第一、理性的に討論し結論に導くまでの方法や教育ができていないので(単なる知識はあっても)、妥協または想定どおりの結末になってしまう。

抗議するにしても、なんらかの主張をするにしても、そのようなお芝居をぶち壊すくらいに極めて狂的な思考の持ち主とか実権のある人という声のでかい人だけが生き残るのである。それでも前述のとおり、あまりに騒擾がひどいと危惧される場合はそのような個性がある人であっても、完全にあらかじめ排除されてしまう。

つまり、通常程度の個性ある人程度では無視されてしまう。なので、多くの人々はいつしか苦情を唱えることもなく、自身の利得のみに執心したり、精神的不愉快をできるだけ回避しようと、そのことに対する関心を薄め、抑制し寡黙にただ去っていくのである。

しかし、積もり積もった不満・理不尽は確実に爆発したり、破綻時の被害を過度に甚大にする。

タイムリーに抗議、注意、補正していけば、軽微なうちに修正できていたのに、それをしないがゆえにそうなるのである。

日本と韓国の関係もそうなるであろう。

外国のホテルで不愉快な思いをしても、その都度、伝えて態度や対応を改めてもらえば、客は快適な宿泊ができホテル側は評判を落とすこともないのに、それをしないから、知らぬうちに日本人の客足が遠ざかるのである。

まあ、朝鮮人ごときでは、文句言うだけ反省や修正しないし、しても見せかけだけであるから、ホテルの例とは異なるが、言うべきことは言っておかねばならない。いいかげんな妥協と忍従はいずれ破局となる。

既に堪忍袋の尾が完全に切れ、袋が燃え盛っているのに、それを無視・軽視するのが朝鮮人だけでなく、あろうことか日本の政権や担当省庁(外務省)というのだから、日本国民は救われない。

韓国の言う難癖など放っておけば勝手に破綻・自滅するのに、考えられない自爆行為をする日本外交。
こんな馬鹿政府では、どんなに軍隊が優秀であっても何度でも敗戦するだろう。
どんなに経済力や開発力があっても、自国民の利益や幸福に十分に貢献しないだろう。

何故、このような馬鹿殿様、無能な政治しか行えないのだろうか。

根本的には、日本人は政治的白痴だからなのだが、それは「人間は汚い(誘惑、買収、保身等に弱い)」と熟知できないこと(だから性悪説に立てない。本当の意味での自虐思想に立てない)、そして、政治的妥協の意味を完全に誤っているからである。譲れば収まるという誤った妥協をしているからである。

まだ、詳細はわかっていないから判断はできないこともあるが、こんな馬鹿な妥協をしてまで、ユネスコでの世界遺産登録をする必要は無い。

外務省は間違いなく篭絡されていると思うが、組織内評価も「甚大な国家的不利益をもたらす妥協・譲歩によるみせかけの親睦」が「国益保全のための断絶・争議」より確実に好評価につながること、一旦高い地位を築いた者は大失態でも脅かされることが無いんだろうね。それは別に外務省でなく、行政全般にいえることであるけれども。評価体系が実態のない形式主義となっている。


コメント
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