日本の電気料金は非常に高くアメリカのなんと3倍の値段です。 日本より高いのはイタリアくらいです。
また原発をやめると燃料費がかさんで電気料金を値上げせざるを得ないと電力会社や安倍さんは声高に叫んでいますが、当たり前です。日本はアメリカの9倍の値段で天然ガスを買っているのです。 いくら安定供給のためとはいえ2~3割増というのなら納得もしますが、ヨーロッパやアメリカの数倍というのでは異常というほかありません。
こういうことがまかり通るのは日本の電気料金の算定方法が必要経費+利益00%という決まりになっているからです。 経費をかければかけるほど儲けが増えるわけですから電力各社は節約など無駄なわけです。 (それなのに原発の安全対策をケチったのはなぜなんだろう。)
アメリカではシェールガスの生産に成功しガスの値段が暴落し、生産費の高価な原発は廃炉に向っています。 ところが燃料資源がないといわれてきた日本にもガス資源は豊富にあるらしくメタンハイドレードなどの形で100年や200年分埋もれているといいます。 化石燃料でも再生可能エネルギーに移行する時間稼ぎは十分出来るということでしょう。
そうはいっても現実は簡単にはいきません。 準備が整うまで選挙でドンキホーテ的時代遅れのエネルギー政策を転換させ、家にはゴウヤや朝顔を植えて涼と心の癒しを手に入れましょう。