レイ・バレット(Ray Barretto)
『Together』(1969)
時代の空気と、NYラテン・シーンの盛り上がりと、バレット自身の充実が、クロスしたトコロに生まれたアルバム。
代表作ではないが、悪い訳がない。
1曲目はバレット自作のラテン・ファンク。
人種を超えた連帯を呼びかけている。そんな歌詞。
バレットの長い音楽活動の中でも、重要な一曲だと思います。
素晴らしく力強いベースとピアノのリフに乗って、ボーカルは、珍しくバレット本人。
歌うコトは稀だがセンスが良い。必聴。
2曲目以降は、割とキューバ色の濃いスタイル。
完全なラテン~サルサ・サウンド。
しかし、当然ながら、キューバな音ではなく、紛れも無いニューヨーク・ラテン。
つまり、空気が張り詰めて、冷たい。
これこそがサルサ。
決して「癒し系のトロピカル音楽」ではナイ。
バレットのコンガも、「癒し」な感覚など微塵もなく、ソリッドなグルーヴを叩き出すんでありますね。
「ソリッド」なのね。そんで、「叩き出す」のね。
硬派なのよ。よろしくね。
最後は、ヘヴィーなラテン・ジャズ。
曲目は「Tin Tin Deo」。
ドロドロの血が滲み、次第に勢いを増し、最後には黒い血が吹き出す。
血の濃さが凄い。
必聴!
バレっとお願いします。
『Together』(1969)
時代の空気と、NYラテン・シーンの盛り上がりと、バレット自身の充実が、クロスしたトコロに生まれたアルバム。
代表作ではないが、悪い訳がない。
1曲目はバレット自作のラテン・ファンク。
人種を超えた連帯を呼びかけている。そんな歌詞。
バレットの長い音楽活動の中でも、重要な一曲だと思います。
素晴らしく力強いベースとピアノのリフに乗って、ボーカルは、珍しくバレット本人。
歌うコトは稀だがセンスが良い。必聴。
2曲目以降は、割とキューバ色の濃いスタイル。
完全なラテン~サルサ・サウンド。
しかし、当然ながら、キューバな音ではなく、紛れも無いニューヨーク・ラテン。
つまり、空気が張り詰めて、冷たい。
これこそがサルサ。
決して「癒し系のトロピカル音楽」ではナイ。
バレットのコンガも、「癒し」な感覚など微塵もなく、ソリッドなグルーヴを叩き出すんでありますね。
「ソリッド」なのね。そんで、「叩き出す」のね。
硬派なのよ。よろしくね。
最後は、ヘヴィーなラテン・ジャズ。
曲目は「Tin Tin Deo」。
ドロドロの血が滲み、次第に勢いを増し、最後には黒い血が吹き出す。
血の濃さが凄い。
必聴!
バレっとお願いします。