Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

「4」と、より多く。

2006-07-25 22:03:12 | Jazz / Cross Over
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)
『"Four" & More』(1964)

あんまりにも、各方面のミナサンが、これが「凄いスゴイ」と言うもんだから、しばらく前に買ったのよ。
で、聴いた結果、どう思ったかと言うと、おぉ、「スッげぇええーぜ!」でした。
サンキュ~、ミナサン、各方面!

いや、ハードなジャズって、やっぱイイですね。
スゲェ、サディスティックなラッパ。
もう、グリグリと言う他ナイですね。

冒頭の「So What」。
凄いですね。
マイルスのラッパ。
閃光一発。
カ~ッ!カ~ッ!カ~ッ!

二曲目。「Walkin'」
マイルスのラッパはコッチの方が凄いかも。
どう、スゴいのかって言うと、スゲェ、サディスティック。
低めのトコロをグリグリ、グリグリやって、そろそろ駆け上がるかと思うと、まだまだ、低いトコをグリグリ、グリグリと執拗に突き回して、イヤ、来た~!!!っと、高斜ハイノート突きまくり、グイグイグイグイ、まだやんのか、グイグイグイグイ、ってなコトで、息つくヒマ無し。スッげぇええーぜ!

ある意味、このアルバムの主役はドラムのトニー・ウィリアムス。
この時まだ18歳(!!!)。
タイコ、ビシビシ、隙ナシ・ハイティ~ン
(ナンノ、コッチャ)

しかし、前半の硬質過ぎるくらいのバキバキのハードな空気に対して、後半の微妙なナゴミが不思議ではある。(後半、曲目もナゴミ系。)

ほぼ同じ時期の『Miles In Berlin』(1964)も、コレに劣らぬ問答無用系名盤かと思うノですが、なんか、オーディオ的な意味でのサウンドの違いで、音の前への出方が異なる気がする。あと、アッチはドラムも抑え気味だしね。

しかし、ライヴの「So What」とか「Walkin'」とかの聴き比べをせねばらなん気になって来まして、すっかり"ブラックホーク"も聴くぞコノヤローなココロモチであります。あと、まだ買ってないけど、"プラグド・ニッケル"か。
カネ、無いんですケド・・・。

しかし、誰も、マイルスには、かなわんですね。
色んな意味で。


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コメント
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