Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

忘れないでね。

2005-09-19 22:23:39 | 日本のロック・ポップス
はっぴいえんど
「Happy End」(1973)

今のワタクシの好みでは、実ははっぴいえんどの中ではコレが一番かも。
音楽を「作品」としてアタマやココロで聴くには、「風街ろまん」のが上かもしれないけど、カラダで聴く分には、こっちの方がグルーヴしててイイんじゃない?

例えばですね、「氷雨月のスケッチ」なんて静的な印象の曲ですが、実はリズムが相当ウネッてますね。スゲぇカッコいい。
「明日あたりはきっと春」とかも地味ながら意外にファンキー。
ま、いちいち全曲には触れませんが、鈴木茂のギターと細野サンのベースが実にイイッすね。抜群のセンス。憧れますワ。

どうしても、はっぴいえんど、と言うと「ロックと日本語」というハナシが出て来て、燦然と輝く"ゆでめん"と「風街ろまん」が圧倒的存在感になってしまってるような気がしますが、存在感の薄い三男坊「Happy End」も忘れないで欲しいもんです。
コメント (2)
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コレより凄いサルサはありません。(・・・またコレか?)

2005-09-19 09:23:48 | Salsa / New York Latin
ソノーラ・ポンセーニャ(Sonora Ponceña)
「Explorando」(1978)

いまでも現役、50年のキャリアを誇るソノーラ・ポンセーニャの1978年の作品。
スバラシイです。ホレボレします。

ポンセーニャの素晴らしいところは、しなやかで強靭なリズム。
強いんですがあくまで、「剛」ではなく「柔」です。
そして、パポ・ルッカ(Papo Lucca)のピアノがやはり最高です。
パポ・ルッカのピアノは、ジャズで例えるなら、ウィントン・ケリー(Wynton Kelly)ではないかと思います。粋で洒落てて、グルーヴする、というコトですね。
やはりサルサ界最高のピアニストですね。
左手のコンピングの絶妙さ(裏拍の使い方のうまさ)と、ハーモニー・センスは実にバツグンだと思います。
たまらん!

このアルバムは、「Jubileo 20」や「Canto Al Amor」など、どの曲でも素晴らしい演奏が聴けますが、特にオススメは二曲目の「Se Formo」。
ラテンならではの複雑なキメもカッコいいですし、リズム・セクションの強靭なしなやかさも最高。パポ・ルッカのピアノも炸裂しまくってるし、全体としてのテンションの高さもスペシャル級。ジョランダ・リベラ(Yolanda Rivera)のボーカルも熱いし、エンディングもまた滅茶苦茶カッコいい。非のウチドコロ無し!!!
この曲よりスゴいサルサは今のところ存在しない事に(ワタシの中では)なってオリマス!!!
ヨロシク押忍!!!
じゃっ。
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