Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

スケールでか過ぎ。イチブンの百くらいか?

2005-09-13 23:13:53 | Latin Jazz
松岡直也
「Emerald」(1997)

これはですね。
ニッポンのラテンジャズ史上において燦然と輝く名盤ですよ。

松岡大師匠と言えば、1950年代から活動を始め、70年代末から90年代に於いては、ラテンフュージョンを切り拓いた方として、既にして歴史上の人物ですが、この、アルバムではですね、正統派ラテンジャズの松岡大師匠を聴いて下さい。
鼻血が出ます。
(鼻血が出ないヒトは、どこかが故障していますので、出るまで聴いて下さい。収録時間は1時間16分を超えますが、ダイジョウブです。)

えぇ、コマカイ説明はヤメときます。
ここでは大師匠は、アコースティック・ピアノのプレイに終始します。
大師匠以外も電気楽器はほとんど聴こえません。松岡グループやウィシングのような、イカしたアレンジメントもありません。
要するに、もっかい言っときますが、本格的な正統派のラテンジャズです。しかも、かなりへヴィなラテンジャズっす。
そんでもって、全員がプレイヤーとしての力量だけで勝負してましてですね(ジャズだからアッタリ前ジャン。は、すいません。)、コレが本当に凄まじいプレイの連続です。松岡御大も、この時点で60歳だったとはとても思えない、スケールのデカ過ぎる、スリリングなソロを、ブチカマシまくってくれてます。はっきり言ってバケモノです。

ちなみに、このアルバム、曲の数では9曲が収録されていますが、なんと4曲が10分を超える長尺演奏となっています。そんだけ全員が熱くプレイしているって事ですね。
松岡直也と、この大師匠が育てた、日本のラテン・プレイヤーのレベルの高さを、とにかく聴いて頂きたい。

こんなスゴイ音楽家が、トーキョーに居るんですよ。
今まで知らなかったヒトは覚えて下さい。
「マツオカナオヤ」ですよ!!!
コメント (2)
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確かな死語「ギンギンのロック」を考える。

2005-09-13 07:44:15 | Rock / Pop
そういえば「ギンギンのロック」の条件に、カラッとしている、暗ウツではない。というのがアリマスね。

という事ですので、ここら辺は、間違いなく「ギンギンのロック」っすね。
   ↓
エアロスミス(Aerosmith)
「Toys In The Attic」(1975)

エアロって、ワタシにとってはHR/HMの範疇ではないようです。
では、何かって言うと、だ~か~ら~、「ギンギンのロック」ですってば。
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