Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

イラケレは要らんけ?

2005-07-09 19:03:28 | Latin Jazz
凶暴なまでにファンキー!
ファンク!ラテン!アフロ!ソウル!ジャズ!
こういったモノがゴッタ煮になっています!
ひとときもジッとして居られないスゴイ音!

やっているのは、イラケレ(Irakere)です。
曲は「Ilya」(1977)!!!
ライブ演奏です。
とりあえずは、1980年頃リリースされたCBS盤「The Best Of Irakere」に入ってゴザイマス。

イラケレはキューバを代表するラテン・ジャズ・バンド。ここを去来した人では・・・とか書いているうちに、次の曲に移りまして、今、かかってるコレもまた凶暴なまでにグルーヴするラテン・ファンク・チューン。
タイトルは「Aguanile」(1977)!
超強力!メチャクチャ、スゲェーッ!!!

リズムセクションの強力さはトンデモナイし、ホーン陣は化け物!!!
怖ぇええーッ!!!
それにしても、テンション高過ぎるべ、この演奏!!!!!

というコトで、イラケレは要るけど、ウンチクはイラナイという事に、今、なりました。
コルティーホ(Cortijo)の「Time Machine」(1973)あたりが好きなら、ここら辺は絶対アタリだと思います。が、イラケレは多作だし、難解なモノから、ほぼサルサじゃん!というモノまで、色々あるんで、気をつけましょうね。(何をじゃ?)
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ロックに弦。ロックに笛。

2005-07-09 12:40:16 | Rock / Pop
今の気分でビートルズ(The Beatles)を10曲!
とか思ってセレクトにかかっていましたトコロ、思わずこの曲に引っ掛かってシマイマシタの。

「Glass Onion」

元々好きな曲ではあったのですが、
ストリングスの使い方に、改めてショーゲキを受けました。

・・・。

スゲェエエーーッッ!!!

こういう、アグレッシブなロックに、ストリングスを使うと言う発想自体が、今でもそんなにやらんよね。当時としては、多分、画期的?
ま、「A Day In The Life」の応用発展と言えばそうでしょうが、この頃のビートルズの発想って、やっぱりスゴイ。「オーケストラと競演」路線とも全く違う、ロックのアレンジとしてのストリングスの使い方。和声を不明瞭にすべくアグレッシブに絡むストリングス!
すげ~なぁ。この天才集団め!

そして、もう一つある。

オカリナなのかリコーダーなのか、終盤にチョットだけ鳴る牧歌的にして無気味なヒビキ。音程的にちょっと上に外れているのが、ミソです。親しみやすい楽器の、なんかいつもと違う響き。つま~り、「日常のようで日常でない世界」の無気味な入り口がそこにはある!!!
さすがに英国人。
マザーグースにホラーが絡むようなもんで、こりゃどっかに死体があるぞぉおおお!!!

所謂、"ホワイトアルバム"、正規タイトルでいうと「The Beatles」(1968)に入ってます。
どうせ、ミンナ持ってるしょ?
改めて聴いてみて下さいね!
コメント (5)
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