Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

これより凄い曲はコノ世の中にありません。

2005-07-15 21:25:21 | 日本のロック・ポップス
ユーミンですね。
「Cobalt Hour」(1975)

本日はアルバム単位ではなく、ズバリ、タイトル曲の「コバルト・アワー」だけを取り上げるのよ~ん!
だって、これ凄いンだも~ん!

という事で、皆さんご存知の通り、この曲は、「フツウ、ポップスでココマデやるか?」って言うスゲえレベルの超絶グルーヴ曲です。
ハイ、イキナリ本題に入りマスが、要点はこんな感じです。

まず、同じメロディで2小節ごとに下方へ転調し重力を消す!
おー!いきなりスゲーぞ!ユーミン!
そして、林立夫が主にバスドラを効かせて平行にズレた時間を現出させる!(特にスネアの裏に入るバスドラが強力に効いてくる!)
さらに細野サンがベースで細かい強力なシンコペーションを繰り出しまくり、均等ではない、また別の時間軸をそこに重ねる!このぉ魔術師め!

Bメロにあたるパートで転調するスピードが変わる!これで時間の流れのスピードが変わる!またしてもスゲーぞ!ユーミン!このぉオンナ魔術師め!

松任谷正隆と鈴木茂は空間担当。このヒトたちもまた凄い!
鈴木茂サンはなんと!スライドギターで流れ星を飛ばしております!!!しかもアッチコッチで!!
松任谷氏は主にエレピで、空間をふわふわグールグルにした上で、キラキラを瞬かせております!スゲェーぞ、校長先生め!

間奏でのエレピソロは、もうコレしか無い!というキマリ方!
ブロックコードで、リズムを強力に打ち出し、後半はキラキラプレーズでまたしても星をキラめかせる。しかも流れてる!スゲーッ!冴えまくってるぞー!
そして、間奏での林サンのドラム、更に追い打ちを掛けて、これはもぉ、ほんとカッコ良過ぎ。
油断してっと、脇腹にドスドス決めっからな!とバカリにバスドラとハイハットのコンビネーションで、油断してなくても脇腹にドスドス決めまくってくれマス。超~カッコぇええ~ぇーーーー!!!

こんな凄いサウンドに乗って、ユーミンがあの声で、時間も空間も飛んじゃうような詩を歌うワケです。印象的なコトバだけ拾っても「1960年へ」「ベレG」「ミルキーウェイ」「港へつづく高速道路」「夜明けの金星」「消え行く空はコバルト」ですよ!あぁ、もうハッキリ言って、これより凄い曲はコノ世の中にありません!!!!!

・・・・・・撤回の用意アリ。(早っ!)

ま、そこまで言いたくなる超絶レベルの凄曲だって言う事で、ひとつ、どうぞヨロシク。
うぉ~ぉぉおおお!!!!!
コメント (4)
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