Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

蝶々はカゴに入れたら只の虫なんだよ。ってスゴイな、おい。

2005-07-02 23:58:34 | 日本のロック・ポップス
沢田研二
「思いきり気障な人生」(1977)

希代のスーパースター。その最も脂の乗った時期なんで、もう、凄いよ~。歌のハシバシから滲み出る色気。滲むっていうか、そうじゃなくて噴射してるワ、これ。もおお、ものスゲェーッ!!!

冒頭のタイトル曲。詞がスゴ過ぎ。
これです。
  ↓

あなたはぼくを愛する資格がない
あなたの心に洒落っけがない
あんなに粋な女に見えたのに
いつしか只の女になって行く

      ↑
す、す、スゲェーッ!!! こんな歌、ありか?
と、フツー思いますが、この方だから全然アリだわ。
この曲、ものすごく簡単に言うと「オレは蝶だから束縛するな」のような事を歌っている訳(も少しいうと、これは阿久悠による「ジュリーとはこういうものである」という宣言・・・いや、定義!です。ゲゲ。)ですが、束縛を「ィいやだよぉーぅ」と拒否する絶叫からも、モノスゴイ色気が迸っておりまして、いや~、もぉ、これはこれは、ホントにもぉ!!!

曲目的にも「勝手にしやがれ」「憎みきれないろくでなし」「サムライ」と色気満載のヒット曲満載。ぜひ鳥肌立てて下さい。鳥肌、自由自在の一枚よ、これ。
(「憎みきれないろくでなし」はワタクシもドーナツ盤を購入しまして、小学2年生ながらヒットに貢献致しました。)

あぁ、他にも「Stripper」とか色々買ってしまいそうだ。気をつけよう。
クワバラ、クワバラ。
コメント
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