ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

カード。

2006年11月06日 | blog

銀行のカードを、流行りの「生体認証」に替えたら、
なんだかデザインがイマイチで、すっかりがっかりなのです。

わたしは極力サイフを薄くしたいので、
ぎりぎりまでカードを減らしているのですが。
キャッシュカードにクレジットカード機能がついたことで、
これと免許の二枚だけ…までスリム化しようとおもったのですが。

ふだん持ち歩くカードは、やっぱりかっこいいのがいいし、
サイフのなかで、イッパツで「コレ!」と選べる「機能」も必要です。

写真は、グッドデザインの会場でみつけたもの。
詳細はわかりません。
Gマークの受賞結果検索で、
「カード」「クレジット」で検索してもヒットしないので、
受賞できなかったのかもしれません。

でも、このカード、すごくいいです。
「機能」も「うつくしさ」も兼ね備えている。
何のカードだろ?ほしいな。

カード屋さんもそろそろ、そういうところに気付きませんかね。

あと、銀行もそうだけど、ころころデザイン変えないでほしい。
せっかくイメージがついても、
ドコのカードだか、わかんなくなっちやうし、
ブランドって、そういうもんじゃない。

生体認証とか、機能が拡張するのは、いいんですけどね。


あけやすい、スクリューキャップ。

2006年11月06日 | blog

セブンイレブンのワインを愛飲してます。

ヨーロッパに行くと、スーパーで数百円のワインでも、美味い。
ということがありますね。
日本のスーパーの寿司は、海外の回転寿司よりも、ずっとうまい。

「ご当地」ということですが、大事なのは流通です。
安いワインは、安い船便で、
温度管理もせずに持ってくるから、
不味くなっちゃうんだとおもいます。

安くても、大手資本が、
しっかり管理して、大量仕入れすれば、
安くても「そこそこ」のワインを飲むことができる。

いいですよ、セブンイレブンのワイン。
当たり外れがなく、そこそこうまい。
普段飲みにはじゅうぶんです。

専門店でよくわからないワインを思いきって3000円!
とかで買うバクチ気分よりも、ずっと確実です。

ところでさいきん、コルクがスクリューキャップになりました。
まぁ便利といえば便利です。

それで思い出したんですが、学生時代に、別々の課題で、
ライターと灰皿のデザインをしたことがあります。

どっちも、
「煙草は実用品ではないのだから、
味気ない100円ライターや、どうでもいい灰皿ではなく、
一服の時間をたのしむ嗜好品であるべき」
みたいなことを言っていました。

プレゼンで煙草を吸ってみせたりして。
ああ恥ずかしい。

んでまぁ、スクリューキャップですが、
べつにコルクでもいいんじゃないかとおもうんですね。

二日にいっぺん、コルクを抜いてるおかげで、
ずいぶんコルク抜きがうまくなりました。

ちょっといいじゃないですか、そういうの。ねぇ。