今宮神社のすぐ隣です。
去年の暮近く、光悦寺の帰りに寄った今宮神社。神社よりはその隣のあぶり餅目当てで行ったのですが、お正月を前に長期お休み中で、いただくことができませんでした。
というわけで、8カ月ぶりのリベンジ。
12月は静まり返っていましたが・・・。
今日は開いてました♪
向かって右がかざり屋さん、左が一文字屋さん、それぞれ創業400年!と1000年!!の老舗。
本日は左の一文字屋さんに入りました。
お餅13本に急須に入ったお茶のセット。
そもそもは厄除けで食べられていたようです。13本と言う数に意味があるかと思って調べてみましたが、割合最近まで15本だったのが税金対策で13本に減らしたとかで、数はあまり関係ないことが判明。ただ奇数でないといけないようです。まあ、日本で偶数はあまり好かれませんよね。
香ばしいお餅に、味噌ときなこ、醤油で味付けしたタレがかかっています。近くにある大徳寺の名物、大徳寺納豆もそうですが、盆地特有の強烈な暑さ故、身体に良いもの=塩気の強いものなのでしょう。たくさん歩いたあとだったので、その塩気がホントに美味しかったのですが、急須いっぱいにお茶が出てきた理由もわかりました(笑)。これは喉が渇きます
かざり屋さんの招き猫たち。
前回訪れた時にはつるっぱげだった今宮神社脇の紅葉がこの日は青々とした緑を繁らせていて、移り変わる季節に、この8カ月間を振り返ったりします。
散ったばかりの紅葉12月半ば過ぎごろ。
今はまた、うっとおしいぐらいの緑です。
日々の雑事に追われながらも時々こうした息抜きをして、淡々と日々を積み重ねて行けることが嬉しくもあり少しだけ淋しくもあり。
そして、このお店はめぐる四季を1000回も見つめてきたんですね。
私はあと何回見られるのでしょうか。
感傷的ではなく、そんなことを考えながら見上げる緑は、生き生きとしてとても美しかったです