風ニモマケズ。
頭上でぴゅいぴゅい声が聞こえると思ったら、一羽のツバメが懸命に呼びかけています。
目線をたどったら、↑のヤングツバメを発見。
そろそろ旅の季節なのか、親ツバメがなんとかついて来させようとするのですが、若いツバメくんはビビッて動けません。
まあ、この羽根の生えぐあいは確かに微妙。長距離移動に不安を感じるのもうなずけます。
やがて諦めたのか親鳥は飛び去り、ヤングツバメは取り残されてしまいました。
ひとりぼっちは寂しいし、さりとてここを離れる勇気はないしで、傍目にもわかるほどの狼狽ぶり。時折吹く風にあおられてバランスを崩しながらも紐にしがみついています。
首は前に行っていますが・・・。
滑り込んできた電車に後ろ髪を引かれつつ乗車。閉まる扉越しに見上げると、ツバメくんは居なくなっていました。
無事、追いつけるでしょうか。
がんばれ!