ぶらっとJAPAN

おもに大阪、ときどき京都。
足の向くまま、気の向くまま。プチ放浪の日々。

谷町のみいさん

2016-08-28 21:37:35 | 大阪

道路の真ん中に忽然と現れる楠木。

 

本日は『幸村ゆかりの地めぐり』番外編。

鎌八幡から谷町方面へと歩いていたら、7丁目付近でいわくありげな大木に遭遇。道路を分断し、祠まで祀ってあります。

木に注連縄がはられています。

 

半端な気持ちで祠の写真を撮るのははばかられる風情だったので、とりあえずお参りを済ませ、傍でお掃除をしていた人に話を聞いたら、やはりご神木で、「伐るとケガする」との言い伝えから、伐採されずに残されているんだとか。

残念ながら、ご神木自体は枯れてしまっています。

帰って調べましたら、正しくは「楠木大神」。根元には蛇が住んでいることから「巳(み)さん」と呼ばれて親しまれ、元はお寺の境内にあったものが、寺の移転後、木だけが残されたそうです。その理由は現地で聞いた通りのものでした。

調べていくうちにわかりましたが、大阪には街中にご神木がけっこう残っているようです。ひと昔前の日本は、想像以上に自然と密着した生活をしていたんですね。

他のご神木もぜひ一度訪ねてみたいと思います

 

 

 

 

 

コメント
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