葉っぱと花が同時です。
今年の桜は開花が遅いらしく、待ち構えているのになかなか見頃になりません
仕方がないので近所の桜巡り続行です。
前回は河津桜でしたが、こちらはヤマザクラ。奈良の吉野山で咲いているのがヤマザクラだそうですね。
ソメイヨシノなどの里桜が花の後に葉っぱが繁るのに対して、こちらは花と葉が同時です。
花の形はソメイヨシノと大差はないですね。
ヤマザクラは個体差が大きく開花のタイミングもそれぞれで、一斉に咲くことはないらしいです。ここもこの木一本だけが咲いていました。(というか周りには他にヤマザクラがありません。一体どこからやってきたのか。)なので、豪華絢爛たる景色を見せたあと潔く散ってしまう日本人好みの風情は見られません。その代わり、いつまでもどこかの木が咲いていて、長い期間楽しめるんだとか。
背が高いので、実は多少の望遠では花には全然寄れません 根元は谷なので近寄ることもできず
文字通りの高嶺の花で、甘ったるい感傷を寄せ付けない孤高のたたずまいは、自然の姿だなと思います。
ところで、帰り道に偶然みつけた伐木。うっかり目があったら、もう、どうしてもロバの長老にしか見えません。立ち去り難くて思わずパチリ。哀愁の瞳(左側)とキュートな鼻の穴がお分かりになりますでしょうか。どうも昨日のピーターラビットワールドを引きずっているようです