ぶらっとJAPAN

おもに大阪、ときどき京都。
足の向くまま、気の向くまま。プチ放浪の日々。

本年もありがとうございました。

2016-12-31 21:12:34 | つぶやき

今年一年ありがとうございました。

 

2016年もあと数時間で終わりです。

本年もブログに起こしくださった皆様、本当にありがとうございました。

今年はいろいろなことが上手くかみ合わなくて、訪問場所やテーマ、更新頻度、内容などで悔いの残る一年となりましたが、以前と変わらず興味を持って、覗いてくださる方もたくさんいて、本当にありがたいことです。

皆様、よいお年をお過ごしください。

新しい年に再会できますことを楽しみにしております。

                                                                                            by bratt

 

 

 

 

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うろこの家【北野・異人館】

2016-12-26 21:58:43 | 兵庫

眠れる森の美女風。

 

震災以前の異人館通りのイメージは、一見、普通の住宅街が、入ってみるとロマンティックな調度品に囲まれた異国情緒あふれる空間という感じでした。海外旅行なんて考えられもしなかった頃で、見たこともない装飾の机や棚から日本の風土にはない独特の甘い香りを嗅ぎながら、まだ見ぬ国を想像したりしていました。

その後、自分自身は関西を離れ、震災を潜り抜けて趣を変えた北野は、よく言えば馴染みやすい、悪く言えば無難な観光地になってしまった気がしていました。

ところが今回、うろこの家を訪れてびっくり。高台にはまだ昔の記憶通りの『異人館』が残っていたんですね。知りませんでした

たどり着くには長い坂道を上らねばなりません。

昨日ご紹介したサンタたちがお出迎え。

毎年、話題になった方たちが登場するそうですが、実はお庭にはS○APの肖像画(?)も飾ってありました。そちらはサンタクロースではなく普通のお顔。

こちらのうろこの館は現在20件ほどある公開中の建物のうち、最初に公開された異人館だそうです。高級借家だったということですが、部屋数もかなりあって相当豪華。アンティーク家具やマイセンの食器などが展示されていて、目の保養になりました。以下、興味のない方にはまったく面白くないでしょうが、ずらずらっと写真を載せていきます。

 ディナーテーブルはクリスマス仕様。

セッティングも完璧

 イギリス最古の名窯から「ペインテッド・フルーツ」。

見事な細工です。

優雅に時を刻みます。

重厚な玄関。

真ん中はドン・キホーテですね。ユーモアも忘れずに。

スウェーデン王室の橇らしいです。クルミ製。しかし何故ここに?(笑)

高台にあり見晴らしも最高です。

この後、隣の美術館も拝見しましたが、上品で良い絵がたくさん展示されていました。入場料はちとお高めですが、これらを維持するためには致し方ないでしょうね。

坂を上るのが難儀ですが、優雅な気分になるにはお勧めの場所です

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メリークリスマス♪【北野のサンタ】

2016-12-25 20:21:52 | 兵庫

メリークリスマス♪

 

ピョンピョンさんに教えていただいた神戸・北野の『うろこの館』に行ってきました

ほんとにうろこです。建物の中にも入ったのですが、季節外れになる前にひとまずサンタ特集です

左端は体操の内村選手。

小池百合子氏もいるらしいですが・・・?

貴重なサイドショット。

室内の写真は明日アップします。

皆さま良いクリスマスを

 

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「画は絵空事なんだから」 映画『FOUJITA』

2016-12-24 21:20:39 | つぶやき

ポスター画像

先日、録画しておいた映画『FOUJITA』を観ました。

役者のクローズアップをほとんど使わないドキュメンタリーのような映像は、風景や室内のインテリアなどの構図がとても美しく、まるで一幅の絵画のようで、画家の物語だからそういう撮り方なのかと思ったら、監督は『泥の河』の小栗康平でした。もともとそういう写真を撮る方でしたね。でも、まるでFOUJITAの作品の人物が動き出したのを覗き見るような感じでした(中谷美紀さん演じる最後の妻の眉毛の形がFOUJITAの絵の女性にそっくり)。

勝手にもっとエモーショナルで劇的な話を予想していましたが、中心にいるFOUJITAはあくまで淡々と絵を描き続け、華麗な女性遍歴も会話のなかで触れられるにすぎません。時折吐かれる印象的な言葉とFOUJITAの作品を想起させるシーン(パリでのさびしげな街角や暗い鏡のなかで帽子を被る自分の顔など)がちりばめられていて、FOUJITAの思いはあくまで実際の作品を通して触れることになります。

華麗なパリでの生活と陰鬱な戦時中の日本の景色に、激動の時代を生きてきた過酷さが改めて偲ばれます。けれど、FOUJITA自身はどこに居ようともその地の美を求めていきます。その姿はちょっと浮世離れしていて、不気味ですらあります。

酒と音楽と女性の色香に包まれたパリという都会の生活と、疎開で訪れた、狐に化かされるといった迷信が残っているような日本の僻地での暮らしと、その世界の隔絶感は、映像で見ると尚くっきりと浮かび上がってきます。FOUJITAの内面の複雑さが納得できる景色です。

映画は、FOUJITAが最後の戦争画を描いたところで終わります。今回初めて気がつきましたが、FOUJITAは美しい山河が残っている日本で、戦争画を描いたのですね。FOUJITAが何を感じていたのかは永遠に謎のままです。

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中之島イルミとプロジェクションマッピング 2016

2016-12-22 19:02:45 | 大阪

中央公会堂でプロジェクションマッピングが始まりました♪

 

先日もちょこっと覗きに行った中之島のイルミネーション。14日から更に充実したということで再訪です

去年も訪れたバラ園は、手作りクリスマスツリーでいっぱい。このツリー、オーナメントが近所の幼稚園の子たちなどが描いた似顔絵なのですが、入り口に受付があって来訪者もその場でオーナメントが作れ、ツリーに飾ってもらえるみたいです

ツリーの女王さま。

川ではイルミネーション船が快走中

今年は光に「寄る」のがマイブーム(笑)。

平日の夜なのにすでに人で一杯。

 やっぱり寄っちゃう

中央公会堂のプロジェクションマッピングは人気らしく、たくさんの人が前でカメラを構えています。回15分ほどのショーですが、時間になると建物自体が生き物のように呼吸し始めて時間をさかのぼり、古き良き大大阪時代へとタイムスリップです。

現場でみると、とても立体感があって、空間に吸い込まれていきます。

 

季節の風物詩を観ることは人生の定点観測みたいなものですね。

一年前と変わったこと、変わらなかったことを思い返すと自分の人生に意外な発見があったりして、けっこう面白いです。

去年の今頃は『真田丸』を楽しみにしてました(笑)。

来年は何をしようかな。

新年が楽しみです

 

 

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