近代編はジオラマで再現。
少し間が空きましたが、大阪くらしの今昔館の近代フロアーをご紹介します。
あまりいい写真が撮れなかったので迷ったのですが、面白かったのでやはりアップすることにしました。江戸(近世)編が実寸で建物を再現している一方、こちらは構造や材料の問題からか、街の再現はジオラマです。しかしこれが、なかなか凝った造りです。
よくできてます。
こうやって灯をつけて回る人がいたんですね。
立体紙芝居のようなからくり絵。
大阪を語るうえで欠かせない天神祭。
楽しそう♪
天神祭りはナマで見たことないですが、ぜひ行ってみたいですね。
近代といっても明治~昭和、それも戦前戦後では街の雰囲気が全く違うので、それぞれの時代別にジオラマが作られています。家の屋根をとっぱらって上から覗けるようになっていて、茶の間の団らんや台所など、当時の風俗も楽しめます。私は知りませんでしたが、川口に外国人居留地があったんですね!
畳の部屋で団らん。
外人さん、いらっしゃ~い。
そして、なかでも興味をひかれたのが、城北バス住宅です。
バスに人が住んでます
戦後焼け野原になって家を失くした人たちのための救済措置だったようですが、この「どっこい生きてる感」がスバラシイ
やっぱり犬がいます。
なぜ石がのっているのでしょう。飛んでいってしまうのでしょうか。
ちょっと懐かしい景色。
みんなたくましい。
決して居心地のいい住まいではなかったでしょうが、楽しそうにみえるのは私だけでしょうか。
住めば都。生きてさえいれば、なんとかなるもんですね