ぶらっとJAPAN

おもに大阪、ときどき京都。
足の向くまま、気の向くまま。プチ放浪の日々。

渡り鳥がいっぱい ~ 昆陽池公園 ~

2015-03-31 22:00:01 | 動物

昨日は、更新をお休みしてしまいました。

もしかして、訪れてくれた方、ごめんなさい。

ちょっと、写真を撮りたいものがあったのですが、時間や体力の都合で果たせず(^^;)ゝ

それは、またの機会に譲るとして。

今日は、兵庫県・伊丹シリーズ第3弾。 昆陽池(こやいけ)公園です。←地元民じゃないと読めないね。

解説によりますと

「野鳥の楽園」として知られ、奈良時代に農業用ため池として築造された池の周りに雑木を植え、昭和四十年代に都市公園に。関西屈指の渡り鳥の飛来地として知られ11月中旬~3月頃まで2000羽もの鳥が池を飛び交う、だそうです。

私が訪れたのは、2月末の薄曇りの日。

さて、1枚目の写真、なぜ皆様ぐいぐい泳いでるかというと……。

ご飯! だったからなんですね。

おなかいっぱ~い、と思ったかは知らないが、

顔をかく白鳥なり。

 

みんな、すごく慣れてて近場によっても全然逃げません。で、例によってバシバシ写真撮ってたら、

はっ! 矢ガモ!?

と、青くなって係員さんに言いつけようと思ったら、これ、発信器なんだそうです。

渡り鳥の航路(字、あってる?)追跡するために、つけてるんですって。ちなみに痛みはないそうです。よーく見ると、羽根の羽の部分だけをむしって、芯だけ残している模様。

いたずらじゃなくて、ひと安心なんですけども。

でもさぁ、見た目が違うって仲間はずれにされないのかな。人間なら、ひとり頭にCCDカメラつけてるようなもんじゃない?

「なんだお前ーっ」ってなんないのかな。とりあえず、みんなと一緒にご飯、食べてたけど。

渡り鳥といっても、近くで見られるのは、カモとかカモメとか、白鳥とか、まあ、メジャーなやつですね。カモはいろいろ種類がいました。

鷺とか見たかったんだけど、どうも遠くに行っちゃってるみたいで。

 

ユリカモメはやたらいた。 浜松町かと思った(笑)

エサはもらえるのですが、自力で頑張ってる子もいて。

                   

 かと思えばのんきな仁王立ち野郎も。

 

あと、いっぱいいたのがヒヨドリ。

花とか食べちゃうから害鳥とか言われちゃうらしいのですが、かっちょ良かった。

でもこれは渡り鳥ではないですね。たぶん。うちの近所にもいるし(笑)。

鳥のアップばっかりで、池感がないので、最後はこの写真で締めくくります。でもな、これ、カラスの群れに見えるな。

 

もう4月ですが、年中飛来している鳥もいるらしいので、興味のある方はぜひ。

意外に盛り上がります。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢の跡さえも。 ~ 有岡城跡 ~

2015-03-29 20:32:05 | 兵庫

 去年の大河ドラマ『軍師 官兵衛』ですっかりお馴染み、官兵衛幽閉の地、兵庫県JR伊丹駅前の有岡城跡です。

 以前、ブラタモリでタモリさんが「東京のインフラは江戸幕府の恩恵だ」みたいなことをおっしゃってましたが、なるほど東海道とか河川護岸工事とか、あちこちに江戸幕府の面影があります。

 一方、関西圏、とくに大阪近辺はなんといっても秀吉のお膝元。大阪人のコンセンサスに、「太閤=ゴージャス」みたいなのがあって、やれ『太閤の湯』だの『太閤の庭』だの、『太閤』は、華麗で上等な物件のまくら言葉みたいになっています。東京より、関西での方が秀吉への愛を感じます。改めて考えてみれば、お隣の兵庫県も戦国時代は、群雄割拠してた場所なんですよね。現在でも兵庫県には、何百と城跡があるそうです。天空の城「竹田城」も兵庫県。

 でね、有岡城にそんな空気を期待していくと、見事に肩透かしを食う訳ですよ。

 だって、こんななの。

 城めぐりのプロによれば、土地の高低差とか、遺構とか昔日の面影を感じる味わい深いところらしく(今回、私は撮影できなかったのですが、遠景でみると石垣が残っているので、確かに城っぽい風情はあります。)、また、国の史跡に指定されているので学術的に価値のある場所だと思われますが。

 まずもって、場所が街中のオープンスペースなので、においとかそういうの、拡散しちゃってるんです。

 昔、イギリスで、リチャード二世だか三世だかが(ごめんなさい、忘れました)幽閉されてた地下牢というのを見学しましたが、出口が一か所しかなく、窓もない石でつくられた牢屋は、暗くてじめじめ、糞尿も垂れ流しだったという現場は、気分が悪くなるようなこもった臭いで、「こんなとこいたら、いろんなところがおかしくなっちゃうだろうな」と実感できる場所でした。

 くらべて、こちらは、

↓土牢があったのは、例えばこの石垣の角っこかな、と想像されますが、(あくまで勝手な私の想像です)

こんなに、天気が良いとね(^^;) 

 でも、跡地にしゃがんで官兵衛幽閉気分を味わう方がいらっしゃるそうですから、私の感度が鈍いだけかも。

 それでも、「あの」歴史的事件と地続きの場所に立っている、という感慨はあって、近代的なビルを眺めながら、昔に思いを馳せてみるものの、その後の明治とか昭和とか、もっと生臭い暗黒の時代をすっ飛ばしての想像なので、妙にすわりが悪い。

 町は人と共にどんどん生まれ変わっていくものだから、官兵衛のものだけじゃなく、いろんなものが降り積もってるんだよね、きっと。

 意識はしてなくても、近隣の方は毎日、この横を通るうちに、何か感じるものはあるのかもしれません。

 とはいえ、私個人の体験としては、兵(つわもの)どもが夢の跡さえも流れ去ってしまった気がして、不完全燃焼で、この地を後にしたのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野良、なのか(・・?

2015-03-28 22:36:15 | 動物

実は、かなりの猫好きである。

けれど、諸事情により自分では飼えないでいる。

仕方がないので、猫の写真集を買いあさったり、人ん家の猫の写真をタブレットの待ち受けにしたりしてる。

そんな私に、救世主が現れた。それがこの、近所の生協付近に出没するにゃんこ。

 野良だと思うのだが、ものすごく人なつっこい。

近寄ってもさわっても、起きやしない(後ろ足を触ると嫌らしく、不満を訴えるがちゃんと甘噛み)

こんなにアップで撮ってもへっちゃら。

他のコはこんなだから、やっぱり飼い猫、もしくは元飼い猫なのかもしれない。

そう考えると、ちょっと気の毒にも思えてくるが、

 とりあえず、幸せそうである。

私も、相手をしてくれるコができて、たいそう幸せである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はじめまして、さようなら。 ~ 緑ヶ丘公園 ~

2015-03-28 20:22:32 | はじめまして

はじめまして。

ようこそ、お越しくださいました。

楽しんでいってくださいね。

 さて、しょっぱなから、↑のようなタイトルなのは訳がありまして。

 先日訪れた、兵庫県伊丹市の緑ヶ丘公園には、なかなか素敵な梅林がありました。

 場所柄、時折、上空を横切る飛行機の騒音をものともせず、けっこうな数のシニアの方々がお弁当なぞを広げて、和やかなひと時を過ごしておりました。梅も見ごろ、香りもすがすがしくて、ゴキゲンで写真を撮って帰りました。
 
 ところが、それから2週間ほどしてテレビを見ていたら、この緑ヶ丘公園がニュースに。

 なんとそれは、病気が発見されたために、梅林の木を残らず伐採、撤去するというものでした。まだキレイに咲いている梅の枝を容赦なくのこぎりで切り落とし、ショベルカーで根元から掘り返す映像に呆然。

 伐っている業者の方々も、「この歳で、生きものである木を伐るのはツライ」とおっしゃり、最期の姿をひと目見ようと集まった近所の方々も、あまりの光景に声も出ず、目に涙をためてらっしゃるかたも多数……。

 実は、私が訪れた時すでに、でっかい看板が立ってました。そこには病気の蔓延を防ぐため○月×日に梅を伐採するので、なにとぞご理解いただきたい云々、と確かに書いてありました。

 でも、私はそれを「梅の全滅を防ぐ」ための窮余の一策で、ある程度、悪い枝を刈り込んで、いつかまた、キレイな花を咲かせるためのお手当てだと思い込んでいたのです。

「『桜、伐る馬鹿、梅、伐らぬ馬鹿』って言いますもんね。梅のためにはそれが良いんですよね~」

 なんて、のんきに地元の人にしゃべったりしていました。
 
 それが、ふたを開けてみれば、伐採は近隣で木の苗を育てる商売をなさっている方たちへの配慮であって、梅の木は全撤去。梅林は何もない更地になってしまったのです。今後、梅を植えるかどうかも未定とか。

 わたしが、能天気に撮りまくった写真の梅たちとは、もう二度と会うことができなくなってしまいました。

 それでも確かな出会いの記念に、初めてのブログで写真をアップです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする