発達は連続します。私も大学時代しっかりと勉強すればよかったのですが、発達心理学で学んだことです。
しかし、自閉症の方は、その連続性とは違う過程をたどることがあります。
彼らは、形で学ぶのがうまい、繰り返しのルーティンがうまい、学習様式の違いをもちます。
それにより発達の偏りも生じます。
形で学ぶことの強さは活用する場合もあります。(特に成人期 ※1参照)
しかし、私が気をつけていることは、
とくに学齢期は、発達の連続性を無視して、理解が進んでないのに形上教えるのではなく、発達連続性を念頭に丁寧にステップを踏みます。
それをしないと、その後のスキルの獲得にマイナスの影響をあたえたり、般化(他の場面、たの状況での同じスキルの応用)が難しくなる場合があります。
例えば・・・
理解のコミュニケーション→表出のコミュニケーション
まず基礎概念→機能的なスキル
まず1つの場面で自立、そのあと般化
ポイント:発達の連続性を知り、重視する。
※1)補足説明
成人期の支援では本人の理解が困難な時に形を組み合わせて職域、活動内容を広げることは多いです。文脈で学びやすい方に文脈の中で教えることもします。しかし、上記の意識、注意は常に必要です。
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