序章で書いたように行動支援の対象は幅広い。
単純な部分で言うと、
「やること」「やれること」「やってもいいこと」をやる。自立する。○○できる。
「やらない方がいいこと」「やるべきではないこと」「ハッピーではないこと」をやらない。やめる。終りにする。
この2つに関する支援です。
すごく基本的な行動支援の目的・役割を考えると
質の高、自立的な生活づくり です。
しかし、どうも世の中の行動支援の方向性は問題行動の軽減が中心になっています。しかし、それは1つの課題にすぎません。(このあたりは、また別のログで話します。)
自閉症スペクトラムに特性の1つに実行機能の困難さがあります。
私たちは、様々な情報をほぼ自動的に整理をし、注目しなければならないことに注目し、注目しなくていいことを無視して様々な活動をしています。
しかし自閉症スペクトラムの方の多くがそこに困難さを持たれています。
注目しなくて良い細部にパワフルに注目するがあまり、注目しなくてはいけない部分に注目できず、やらなければならないこと(やっていいこと)がやれず、やらない方がいいことに注目して、時にはそれをやってしまう。
まとめると行動支援は。。。
注目してほしい部分に注目しできるように工夫する支援。
注目をしなくて良い部分に注目しないように工夫する支援。。。。です。
≪本日のPOINT≫
○ やることを明確に伝える
○ 注目しない方が良い部分を注目しないように工夫する。
★ 行動支援のポイントの他の記事は>>CONTENTS
*製作しようと思っている冊子には、上記のポイントを1つ1つ解説します。
パスワード記事にスライドを公開(200908まで)
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