ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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● 点の支援

・目の前で起こっている実証に対しての支援:長期の方向性も、特性に関する資料もない。個別支援計画も無い。カンに頼った支援。

・1つのサービスの措置(以前の障害福祉だが、今だにそのイメージが抜けない市町村が多い)、ケアプランが生活全体のイメージからではなく、1つの時間は1つの支援のイメージ(これは今の福祉サービスもそのようになっている)I

・担任が変わったら、全部支援の方向感が変わる学校の支援。

※上記のような支援の中で、とくに自閉症・発達障害を持つ方の支援は混乱します。

【「点の支援か?」を見るチェックリスト】

□ 特性や個人の理解に関する資料やないにともなう職員研修がない、もしくは薄い

□ 個別支援計画がない。もしくな絵に描いたもち。

□ 支援ミーティングがない、もしくは支援者主体かアドバイザー主体。

□ 1つ1つの活動、課題のアセスメント→計画→実施→再調整をするシステムがない。

□ 1つ1つの課題が具体的でない、もしくは評価基準があいまい。

□ 自分たちの支援の方向を調整するモニタリングがない

□ 自分たちだけで支援をする。地域の他機関との協働ができない。(言うは易し)

□ 専門家集団のマニアックな支援研究やアイデア主義に陥っている。

□ etc


そんな状態で、どんなに良い活動しても、どんなに一瞬良い傾向があっても。それは支援とは呼びにくい。


● 面や立体的な支援

 上のチェックシートのま逆が面の支援です。

 本人の特性を軸に(ただ知っているだけではなく、それを皆が共有できる形になっている)、5年、10年先のイメージをもちながら、基本となっている支援計画と、日々の具体的な支援計画をアセスメントし、計画をし、実行し、調整していく。

 クライアントや保護者からのニーズを引き出し、支援計画に盛り込み、保護者や他機関の

 自分たちができない部分は、地域資源を活用し、まるで自分たちだけがスパー支援部隊だって顔しないで、協働し、地域全体で支える。

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コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




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コメント
 
 
 
これはできていない (緋色)
2010-03-06 20:43:07
これは、特別支援学校で(多分絶対)できていないと思います。
簡単に言えば、担任が変われば課題や支援が多少の差はありますが
変わると言っていいと思います。
私は、やっとそれに気づいて
「アセスメント!アセスメントから始める!」と
発信しています。
絶対変われる!変わらないとプロじゃないですよね。

昨年、それいゆスタッフの方に言われました。
「まずは、自分がちゃんとやってくださいねっ」

ありがとうございます。
 
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