自閉症・発達障害の学ぶ時の指導・支援について連載しています。(その1、その2、その3、その4)、その5)
さて、今回は学ぶ課題そのものの話です。
課題、タスクをシンプルにするには、
目的以外のものに注目しにくくする必要があります。
自閉症の方、課題に関係のないものに注目するがあまり、注目すべき課題に注目できない場合があります。
例えば、材料が動き、指示ではない視覚的な情報(例:色は無視していいのに色に注目してしまう)に左右されてしまう場合があります。
そこで重要なのは視覚的構造化の視点です。
本人が注目すべき部分に注目できるようにする以下の3つの要素があります。
本人にとってわかりやすい指示をつかう(視覚的指示)
本人が注目しなくて良いように、材料や空間を工夫、整理する(視覚的整理統合)
本人がより注目できるように、指示や材料を明瞭にする(視覚的明瞭化)
【詳しくは視覚的構造化の記事を参考にしてください】
この学びをシンプルにするシリーズが終わったら、タスクのポイントに関して書いていきます。お楽しみに!
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