「世界街歩き」のような番組でチェコがとりあげられていて、ビールがとてもおいしそうだったので、帰省した週末に、妻とチェコ料理の店に行きました。
ネットで調べると、東京のチェコ料理は2軒だけ。30年以上前、一度、東欧に特派員の経験のあるテレビ局の方と、チェコ料理の店に行ったのですが、どちらの店か(あるいはそのときの店はもうないのか)よくわからない。ただ、そのうちの一軒は定休日だったので、代々木上原にあるお店に行くことに。
30年前の記憶では、ビールがやけにぬるかったことを覚えています。あとで知ったところでは、ビールを味わうには、冷やしすぎてはだめ。5度ぐらいがちょうどいいんだそうです。日本では、ギンギンに冷やして飲むのが普通ですから、それに慣れていると「ぬるい」と感じてしまうのでしょう。プラハの名店では、ビールがいちばんおいしく飲めるように、その日の気温などを見て、絶妙に調整するんだとか。確か、故千野栄一さんのエッセイで読んだのだと思います。
店はマンションの一階で、テーブルが4つほどしかないこぢんまりとしたお店。日本人の女性が一人で切り盛りしています。
チェコに何回か行くうちに、チェコの文化と食べ物にはまってしまい、ついには日本でチェコ料理の店を出すことになったんだとか。
目的はビールだったので、まずビールを注文。
「どれにしようかな」
「どうせ全部飲むんだから、どれからでもいいわよ」
「それもそうだ」
妻は、デザートもつく煮込み料理のランチ。私はチェコ風ジャガイモのお好み焼きとソーセージ。
出てきたビール(ピルスナー)はそこそこ冷えていて、これは日本人の好みに合わせたものか。
隣のテーブルにいた年配の女性2人組は、最近チェコを旅行したようで、そのときのことを語り合っていました。
ビールは快調に進み、違う種類のビールを次々に頼みます。日本のビールとは違い、コクのあるおいしいビールです(ただし、3杯め以降の味はよく覚えていません。
「お盆休みにチェコに行こうか」
「いいわね!」
さっそくスマホで航空券を検索すると、ハイシーズンだからでしょう、乗り継ぎ一回の便はどれも20万円以上。
「高いな…」
シーズンオフに行ければいいのですが、まとまった休みはお盆か正月しかとれないし…。
チェコ旅行はしばし検討が必要のようです。
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