フィリピンの交通機関は、車が主流です。
鉄道は発達していません。これは、アメリカが鉄道建設に熱心ではなかったからでしょう。日本に支配されていた時代の韓国は、鉄道建設を積極的に進めましたが、アメリカの軍政期には鉄道建設はストップし、輸送はもっぱらトラック、バスで行われるようになったことを想起させます。
私が訪れたバギオも、マニラやクラークなどの空港とのアクセスは、飛行機、鉄道はなく、バスのみ。クラークの場合、バス便も1日にたったの2便なので、使い物になりません。
私たちは、レンタカーを借り、娘のボーイフレンドのダニエルに運転してもらいました。
バギオ市内の交通手段は、タクシーとジープニー。ジープニーというのは、米軍が持ち込んだジープをストレッチしたフィリピン独特の乗り合いバスです。
他の町では、トライシクルという小型三輪車を見かけましたが、バギオにはありません。バギオは高地にあるだけでなく、町自体が斜面に位置し、急勾配の坂がとても多い。非力なトライシクルは、バギオの坂を登れないのだそうです。
私たちは、ほぼ全期間、レンタカーを借りていて、タクシーやジープニーに乗る機会は少なかったのですが、それぞれ1回ずつ乗りました。
ジープニーは、パブリック・マーケットで買い物をした帰り、ホテルまで乗りました。
ジープニーは運転手(所有者)が思い思いにド派手な飾りつけをほどこします(リンク)。
ジプニーによって、走るコースが決まっていて、目的地やルートが車体に書いてあるのですが、バギオの地理を知らない観光客が乗りこなすのは至難の業です。
始発地を除いて停留所はなく、手を挙げて止める。どこでも止まってくれるし、下りたいときは運転手さんに合図して、やはり降りたいところで降ろしてくれるとのこと。
ジプニーは定員20人ほど。運転席の横に2人が乗り、後ろの広いスペースには片側9人、計18人が向き合って座ります。でも、混んでくると席を詰めて座ったり、扉のない後ろの出入り口にしがみついたり、あげくに屋根の上にのぼったりしますので、定員はあってなきがごとし。
始発の停留所では、運転手は、満員になるまで車を出発させません。その間、客は待たされるわけですが、文句を言うこともなく静かに待っています。
私たちが、ホテルに行くコースを走るジプニーを見つけたとき、ジプニーはほぼ満員で、出発直前でした。しかし、運転手は私たち4人に「乗れ」という。そして、先客たちに無理やり詰めてもらって、片側9人のところを11人座りました。まともに座ることはできず、体を斜めにしたり、お尻の位置を前にずらして浅めに座ったりして、なんとか入りました。そして頭の上の手すりをしっかり握り、乱暴な運転の揺れに耐えます。
料金は10ペソ(20円)。乗車時に運転手に払うのですが、後ろに乗った客は、お客さんの手渡しリレーで運転手に小銭を渡してもらい、おつりが必要な場合はやはりお客さんの手を経て戻ってきます。
これらすべてが珍しく、面白く、大いに楽しむことができました。
タクシーは、私と妻だけでショッピングモールに行ったときの帰りに乗りました。初乗りは35ペソ(70円)。とても荒い運転で、混雑したバギオの道を疾走。途中、何度も他の車に接触しそうになりながら、相手にタガログ語で罵声を浴びせていました。
ダニエルの運転も、日本の基準ではけっして穏やかではありませんが、このタクシーと比較すればとても紳士的な運転であることわかりました。
料金の支払いはメーター通り。20分ぐらい乗って、200円ほどでした。マニラに多いというぼったくりも、バギオには少ないようです。
鉄道は発達していません。これは、アメリカが鉄道建設に熱心ではなかったからでしょう。日本に支配されていた時代の韓国は、鉄道建設を積極的に進めましたが、アメリカの軍政期には鉄道建設はストップし、輸送はもっぱらトラック、バスで行われるようになったことを想起させます。
私が訪れたバギオも、マニラやクラークなどの空港とのアクセスは、飛行機、鉄道はなく、バスのみ。クラークの場合、バス便も1日にたったの2便なので、使い物になりません。
私たちは、レンタカーを借り、娘のボーイフレンドのダニエルに運転してもらいました。
バギオ市内の交通手段は、タクシーとジープニー。ジープニーというのは、米軍が持ち込んだジープをストレッチしたフィリピン独特の乗り合いバスです。
他の町では、トライシクルという小型三輪車を見かけましたが、バギオにはありません。バギオは高地にあるだけでなく、町自体が斜面に位置し、急勾配の坂がとても多い。非力なトライシクルは、バギオの坂を登れないのだそうです。
私たちは、ほぼ全期間、レンタカーを借りていて、タクシーやジープニーに乗る機会は少なかったのですが、それぞれ1回ずつ乗りました。
ジープニーは、パブリック・マーケットで買い物をした帰り、ホテルまで乗りました。
ジープニーは運転手(所有者)が思い思いにド派手な飾りつけをほどこします(リンク)。
ジプニーによって、走るコースが決まっていて、目的地やルートが車体に書いてあるのですが、バギオの地理を知らない観光客が乗りこなすのは至難の業です。
始発地を除いて停留所はなく、手を挙げて止める。どこでも止まってくれるし、下りたいときは運転手さんに合図して、やはり降りたいところで降ろしてくれるとのこと。
ジプニーは定員20人ほど。運転席の横に2人が乗り、後ろの広いスペースには片側9人、計18人が向き合って座ります。でも、混んでくると席を詰めて座ったり、扉のない後ろの出入り口にしがみついたり、あげくに屋根の上にのぼったりしますので、定員はあってなきがごとし。
始発の停留所では、運転手は、満員になるまで車を出発させません。その間、客は待たされるわけですが、文句を言うこともなく静かに待っています。
私たちが、ホテルに行くコースを走るジプニーを見つけたとき、ジプニーはほぼ満員で、出発直前でした。しかし、運転手は私たち4人に「乗れ」という。そして、先客たちに無理やり詰めてもらって、片側9人のところを11人座りました。まともに座ることはできず、体を斜めにしたり、お尻の位置を前にずらして浅めに座ったりして、なんとか入りました。そして頭の上の手すりをしっかり握り、乱暴な運転の揺れに耐えます。
料金は10ペソ(20円)。乗車時に運転手に払うのですが、後ろに乗った客は、お客さんの手渡しリレーで運転手に小銭を渡してもらい、おつりが必要な場合はやはりお客さんの手を経て戻ってきます。
これらすべてが珍しく、面白く、大いに楽しむことができました。
タクシーは、私と妻だけでショッピングモールに行ったときの帰りに乗りました。初乗りは35ペソ(70円)。とても荒い運転で、混雑したバギオの道を疾走。途中、何度も他の車に接触しそうになりながら、相手にタガログ語で罵声を浴びせていました。
ダニエルの運転も、日本の基準ではけっして穏やかではありませんが、このタクシーと比較すればとても紳士的な運転であることわかりました。
料金の支払いはメーター通り。20分ぐらい乗って、200円ほどでした。マニラに多いというぼったくりも、バギオには少ないようです。
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