走り幅跳びは不安と期待の両天秤。
不安は昨年から引きずっている踏み切り病と、ハムの痛みで強い踏切が出来るかどうかということ。
期待は、ひと冬、跳躍を主な競技種目にしている仲間たちと練習して、助走から踏み切り、空中姿勢のフォーマットが自分の中にイメージ出来て来たので、試合でも実現出来るかどうかということ。
最初、助走路のマークは走り出し31.3メートルと中間マーク11.7メートルに合わせます。最後の六歩は固定して、走り出しを微調整。追い風の今日は32メートルにしました。
助走はスピーディーに、だけど肩の力を抜くこと。
踏切前の足さばきを速くして、スピードダウンはしないこと。
強く踏切板を押すこと。
もちろん一遍にチェック出来るほど器用ではありませんが、
何とか意識の幅を広げるように努力しました。
一回目は踏切板を意識し過ぎて、足のさばきが遅れて、板の踏み込みがヨイショ、な感じ。その分上には上がりました。かっこよく言えばフワリ舞い上がり、なのですが、弁慶をかわすことが出来ても距離には結びつきません。5メートル09。
二回目は強い踏切を意識しすぎたのか、審判員によれば『踏み込みすぎ』て五センチファール。
三回目は再度深呼吸して肩の力を抜きながら、足は合うと信じて走ります。そう、一回目に記録が残っていると、とにかくステップアップのチャレンジができます。
踏切は良し、あれ、だけど強烈な起こし回転がかかって上半身が前かぶりになり、着地のコントロールができません。ほとんど横回転受け身のようになって、5メートル12センチとなりました。
昨シーズンの終わりが、五メートルに届かず、踏切合わずの負のスパイラルに陥っていた状態は克服出来たようです。やはり後は助走スピードのアップでしょう。来週の茨城マスターズの課題です。
続く400メートルは二時間後の開始。快晴乾燥25℃に体内もカラカラなので、我慢できずにウェルチグレープを一本あけてしまいました。
そして始まる400メートルは二年ぶりで、なぜ今回急にエントリーしたのかについては自分でも分かってないのですが、100を走る自信が無かったのは確かです。去年のこの大会のリストを見れば、M50の参加者はなく、のんびり走れるだろうと思ったのかもしれません。
ところが実際には四名の参加で、東京マスターズ短距離の雄もご一緒です。
なるようになるさ、くらいの気分で位置について。
ドンとなったら、加速もせずにすぐ上体が起きてしまったのは、あとでMさんが撮影してくれた動画をみて分かったことではありますが、事ほど左様に自分にブレーキをかけていました。
そのくせアウトコースを先行する選手の背中が視界に入るとどうしても追って加速、つまりセカンドギアでスピードをアップするという、エネルギーの無駄遣いをやってしまいました。
バックストレートで先頭になってようやくサードギアくらいには入りましたが、エンジンブレーキの負荷はボディブローのように効いて来ます。
最後のコーナーを抜ける直前で後ろからの足音が強まり、すぐに背中を見ることとなりました。
これまでの数少ない400メートル経験では、ここから体を軽くして、気持ちよいフローティングに持ちこみ、1人くらいはかわして順位を上げるのが自分スタイルだったはずなのに、今日は金縛りの顎上がり状態で距離は離れるばかりでした。
59秒36
もう少しうまく走れれば、という反省もありつつ、
多少タイムが悪くても走りきった充実感があるのが、400メートル走のいいところでしょう。
心地よく跳んで走り終えて、
高尾山に登ったさっぱり気分の彼女と調布で待ち合わせ、
遅めのランチを神戸屋さんで頂いたのでありました。
不安は昨年から引きずっている踏み切り病と、ハムの痛みで強い踏切が出来るかどうかということ。
期待は、ひと冬、跳躍を主な競技種目にしている仲間たちと練習して、助走から踏み切り、空中姿勢のフォーマットが自分の中にイメージ出来て来たので、試合でも実現出来るかどうかということ。
最初、助走路のマークは走り出し31.3メートルと中間マーク11.7メートルに合わせます。最後の六歩は固定して、走り出しを微調整。追い風の今日は32メートルにしました。
助走はスピーディーに、だけど肩の力を抜くこと。
踏切前の足さばきを速くして、スピードダウンはしないこと。
強く踏切板を押すこと。
もちろん一遍にチェック出来るほど器用ではありませんが、
何とか意識の幅を広げるように努力しました。
一回目は踏切板を意識し過ぎて、足のさばきが遅れて、板の踏み込みがヨイショ、な感じ。その分上には上がりました。かっこよく言えばフワリ舞い上がり、なのですが、弁慶をかわすことが出来ても距離には結びつきません。5メートル09。
二回目は強い踏切を意識しすぎたのか、審判員によれば『踏み込みすぎ』て五センチファール。
三回目は再度深呼吸して肩の力を抜きながら、足は合うと信じて走ります。そう、一回目に記録が残っていると、とにかくステップアップのチャレンジができます。
踏切は良し、あれ、だけど強烈な起こし回転がかかって上半身が前かぶりになり、着地のコントロールができません。ほとんど横回転受け身のようになって、5メートル12センチとなりました。
昨シーズンの終わりが、五メートルに届かず、踏切合わずの負のスパイラルに陥っていた状態は克服出来たようです。やはり後は助走スピードのアップでしょう。来週の茨城マスターズの課題です。
続く400メートルは二時間後の開始。快晴乾燥25℃に体内もカラカラなので、我慢できずにウェルチグレープを一本あけてしまいました。
そして始まる400メートルは二年ぶりで、なぜ今回急にエントリーしたのかについては自分でも分かってないのですが、100を走る自信が無かったのは確かです。去年のこの大会のリストを見れば、M50の参加者はなく、のんびり走れるだろうと思ったのかもしれません。
ところが実際には四名の参加で、東京マスターズ短距離の雄もご一緒です。
なるようになるさ、くらいの気分で位置について。
ドンとなったら、加速もせずにすぐ上体が起きてしまったのは、あとでMさんが撮影してくれた動画をみて分かったことではありますが、事ほど左様に自分にブレーキをかけていました。
そのくせアウトコースを先行する選手の背中が視界に入るとどうしても追って加速、つまりセカンドギアでスピードをアップするという、エネルギーの無駄遣いをやってしまいました。
バックストレートで先頭になってようやくサードギアくらいには入りましたが、エンジンブレーキの負荷はボディブローのように効いて来ます。
最後のコーナーを抜ける直前で後ろからの足音が強まり、すぐに背中を見ることとなりました。
これまでの数少ない400メートル経験では、ここから体を軽くして、気持ちよいフローティングに持ちこみ、1人くらいはかわして順位を上げるのが自分スタイルだったはずなのに、今日は金縛りの顎上がり状態で距離は離れるばかりでした。
59秒36
もう少しうまく走れれば、という反省もありつつ、
多少タイムが悪くても走りきった充実感があるのが、400メートル走のいいところでしょう。
心地よく跳んで走り終えて、
高尾山に登ったさっぱり気分の彼女と調布で待ち合わせ、
遅めのランチを神戸屋さんで頂いたのでありました。