日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

ヨイショと走り幅跳び、気楽な400メートル

2016-05-07 20:34:42 | マスターズ陸上(オス)
走り幅跳びは不安と期待の両天秤。 
不安は昨年から引きずっている踏み切り病と、ハムの痛みで強い踏切が出来るかどうかということ。
期待は、ひと冬、跳躍を主な競技種目にしている仲間たちと練習して、助走から踏み切り、空中姿勢のフォーマットが自分の中にイメージ出来て来たので、試合でも実現出来るかどうかということ。

最初、助走路のマークは走り出し31.3メートルと中間マーク11.7メートルに合わせます。最後の六歩は固定して、走り出しを微調整。追い風の今日は32メートルにしました。

助走はスピーディーに、だけど肩の力を抜くこと。
踏切前の足さばきを速くして、スピードダウンはしないこと。
強く踏切板を押すこと。
もちろん一遍にチェック出来るほど器用ではありませんが、
何とか意識の幅を広げるように努力しました。

一回目は踏切板を意識し過ぎて、足のさばきが遅れて、板の踏み込みがヨイショ、な感じ。その分上には上がりました。かっこよく言えばフワリ舞い上がり、なのですが、弁慶をかわすことが出来ても距離には結びつきません。5メートル09。

二回目は強い踏切を意識しすぎたのか、審判員によれば『踏み込みすぎ』て五センチファール。
三回目は再度深呼吸して肩の力を抜きながら、足は合うと信じて走ります。そう、一回目に記録が残っていると、とにかくステップアップのチャレンジができます。
踏切は良し、あれ、だけど強烈な起こし回転がかかって上半身が前かぶりになり、着地のコントロールができません。ほとんど横回転受け身のようになって、5メートル12センチとなりました。

昨シーズンの終わりが、五メートルに届かず、踏切合わずの負のスパイラルに陥っていた状態は克服出来たようです。やはり後は助走スピードのアップでしょう。来週の茨城マスターズの課題です。

続く400メートルは二時間後の開始。快晴乾燥25℃に体内もカラカラなので、我慢できずにウェルチグレープを一本あけてしまいました。

そして始まる400メートルは二年ぶりで、なぜ今回急にエントリーしたのかについては自分でも分かってないのですが、100を走る自信が無かったのは確かです。去年のこの大会のリストを見れば、M50の参加者はなく、のんびり走れるだろうと思ったのかもしれません。
ところが実際には四名の参加で、東京マスターズ短距離の雄もご一緒です。
なるようになるさ、くらいの気分で位置について。
ドンとなったら、加速もせずにすぐ上体が起きてしまったのは、あとでMさんが撮影してくれた動画をみて分かったことではありますが、事ほど左様に自分にブレーキをかけていました。
そのくせアウトコースを先行する選手の背中が視界に入るとどうしても追って加速、つまりセカンドギアでスピードをアップするという、エネルギーの無駄遣いをやってしまいました。

バックストレートで先頭になってようやくサードギアくらいには入りましたが、エンジンブレーキの負荷はボディブローのように効いて来ます。
最後のコーナーを抜ける直前で後ろからの足音が強まり、すぐに背中を見ることとなりました。
これまでの数少ない400メートル経験では、ここから体を軽くして、気持ちよいフローティングに持ちこみ、1人くらいはかわして順位を上げるのが自分スタイルだったはずなのに、今日は金縛りの顎上がり状態で距離は離れるばかりでした。
59秒36

もう少しうまく走れれば、という反省もありつつ、
多少タイムが悪くても走りきった充実感があるのが、400メートル走のいいところでしょう。

心地よく跳んで走り終えて、
高尾山に登ったさっぱり気分の彼女と調布で待ち合わせ、
遅めのランチを神戸屋さんで頂いたのでありました。




牛かつ、かビフカツか

2016-05-06 16:40:58 | ふさおまき(オス)日記
新宿あたりで一人飯、となると何とか新しい店を開拓したくなります。
ニューオープンの店は歩いてクビをグルリと回せば事欠きませんが、それだけで飛び込むにはやや決断が必要です。
ならば馴染みの店にしようかとやや弱気になりますが、せっかくの平日のお休みですから、もう一踏ん張りしようと思ったところで、小滝橋側で気になる店を発見。一つは骨付き鶏の丸揚げ、もうひとつは牛肉のカツ。
店が並んでいたので悩みは深かったのですが、牛肉のカツは最近都内に店が増え、
昨日も渋谷で大行列が出来ていたのを見たばかりでした。
しかし今日のこの時間、カウンターは席が開いていました。
ならばと扉をあけると、なかなかに威勢の良い来店歓迎の声をかけていただきます。
牛のカツを定食で1300円程度(肉の量で値段設定のみ違いがあります)に抑えているのですから、何かに無理があるのではないかという、直感的な斜め目線と、
京都の牛カツ、と名乗る違和感に、期待は高めずに料理が来るのを待ちました。



お願いです、ビフカツと自称して下さい。
分厚く二センチは有ろうかという迫力の顔は、薄いパン粉のカリッとした食感を伴って、実に食べ応えがあります。レアに近い揚げ具合は、ちゃんと中心部まで温もりがあり、アミノ酸が旨味に変性していて、生の部分はありません。

衣に香辛料が入っているのでそのままでも良し、
小皿にはわさび醤油、塩、ソースが並ぶので、変化を楽しむこともできます。

味噌汁が赤だしなのも大きな加点、カツには豆味噌のコクが似合います。

肉は並みで130グラム、十分です。
お店の名前は『京都 勝牛』
自分の中でビフカツ気分になったら、きっとまた来ます。

牛カツを提供する店があちこちに増えているので、どこもこのレベルを味わえるのであればと願います。

ファンタジーの日

2016-05-05 19:16:52 | ふさおまき(オス)日記
連休後半に入った昨日は、マスターズの皆さんと浦和駒場競技場でみっちり練習。土曜日の今季初戦に向けて、走り幅跳びのマークを確認して、400メートルを走りきれるかどうかを試しました。

そして本日は、朝に代々木公園で軽く練習して、気になっていたイベント二つを見に行きました。

一つ目はお台場ビッグトップで開催中の『シルクドソレイユ』。



ファンタジーでショーアップされたサーカスです。
ファンタジーとはいえ、リアルな肉体のパワーやバランス、柔軟性がなければ実現できない妙義ばかり。
三次元的空中ブランコなんて頭がクラクラしました。
衣装は細かいデザインが入ったカラフルでタイトなものばかりで、手が込んでいます。

進化の歴史が演出のモチーフにあるらしく、テントの中にはスポンサーの車に、こんな映像が映されています。



サルから類人猿、そしてサラリーマン?

二時間を拍手拍手の嵐で過ごした後、原宿へ移動します。



連休中に『ネスカフェ×ウルトラマン コラボカフェ』を開催中。
夕食に、ウチのマスコットが活躍中との噂でした!



ブースカオムライス、お目目はチーズおん海苔。ぶー冠はとんがりコーンだ!



お客さんは、やはり私たち世代かな。
連休中としては、客層が違うかも知れませんが、
ネスカフェバリスタと共に楽しませて頂きました。


南紀のジオパーク

2016-05-03 17:24:08 | 旅行記
最終日となる四日目は、紀伊勝浦のホテル浦島から南下します。

五時に起きて東向き33階に大きく切り取られた窓の外を眺めると、低い空に雲は漂うものの、それほど悪い天気ではありません。
急いでこのホテルの象徴ともいえる洞窟風呂『忘帰洞』へ二人で降りていきます。
隆起した泥岩をくり抜いた洞窟は、目前に海面が広がり、日の出を湯に浸かりながら眺めやることができます。
しばらく待っていると、雲を赤く染めながらお日様が登場!

風呂上がりには大岩に茂る照葉樹林を散歩したりしながら、早めにチェックアウトしました。

ほとんど山里歩きと寺社巡りばかりだった3日間でしたが、今日はジオパーク巡りで行くことにしました。

最初はこちら



橋杭岩です。懐かしの串本町は25年ぶりでしょうか。
マグマが貫入した泥岩砂岩が隆起したあと、泥や砂が削り取られ、固い火山由来の岩が残ってこのような姿になったとの説明がありました。



次は潮岬、本州最南端です。
30メートルの断崖。沖の白波は潮の速さ。石段を駆け下って、岩をジャンプ!が今日のトレーニングなので、もちろん帰りの登りもタイムを計って駆け上がりました。

オマケ。



岬の観光レストランに思わぬ発見です。
世界初のマグロ完全養殖で知られる『近畿大学マグロ』を出してくれていました。
クロマグロ、というのがミソで、ちゃんと赤身から中トロまで味あわせて頂きました。




宿りの滝

2016-05-02 15:43:20 | 旅行記
133メートル落下!
岩をうつ毎秒一トンの水は、砕けるときに爆音と水蒸気を散らして、スウジュウメートル離れた展望台にも、迫力で迫ります。

那智の大滝





熊野三社詣での最後に、神宿る火山の壁をうがつ大水を観望に参りました。

山あいの朝トレーニング

2016-05-02 07:38:37 | 旅行記
起床は5時30分。
私は朝トレ、彼女は一番風呂に向かいます。

のっけから坂道を駆け上がって心臓の回転は急上昇、気温も15度を指してますから、すぐにヌクヌクです。
昨日の行き道で見つけておいた、ご近所の野球グランドをお借りします。

芝生は朝露に濡れて、囲む緑の山々からは鳥の声が降ってきます。あれ、キジかな。セキレイも鳴いてる。





体操とストレッチ。少し右ハムが張るのは山登りのせいかな?
腿上げなどの軽いドリルをしああと、流しを三本。芝上なので、とくに着地感を大切にしながら走ります。
バウンディングも、着地から上昇までの全身連動を怠りなくチェックしてみます。
小一時間動いて、仕上げは宿まで500メートルのハイペース走。初戦400メートルの練習、というのはやや言い訳です。

ロビーで待ち合わせた彼女とすぐに貸切露天風呂へ。
こんな贅沢も温泉ホテルの醍醐味ですね。





さらに風呂上がりはロビーでコーヒーサービスもあり、
スポーツ新聞は関西版なのでタイガース気分がアゲアゲで、夫婦で嬉しくなりました。



良い1日が始まる予感です。



春の真夏日

2016-05-02 07:19:13 | 旅行記
5月1日の和歌山県新宮市は、最高気温が30度を越す真夏日でした。
熊野古道を歩き、熊野速玉大社にお参りして心の冷や汗と体の大汗をかいたあと、氷屋さんに出かけました。



仲氷店さんの『スイカ氷』です。真夏日に合わせて関テレのカメラクルーが隣で取材していました。

体を冷やして、すぐ近くの神倉神社へ向かいます。
ここは階段が500段という噂。



私がカウントすると396段でしたが!
それはそれとして、再び汗をかくだけの甲斐がある、高みの見物ができます。



お社に被さるような巨岩もあつて、なかなかの空中舞台です。それもそのはず、かつて神様同士がここで待ち合わせたという伝説もあります。

階段を降りた頃にはすっかり夕景色。これから川をさかのぼり、熊野神宮近くの渡瀬温泉に参ります。
今日のお宿は『ホテルささゆり』。
吊り橋を渡って露天風呂に出かけるのがまた良し。川面をわたる風が風呂上がりに心地よく、揺れる照明と橋と共に、芯から酔いそうです。





夕ご飯も美味しく頂きました!



アカザエビ、鮎の塩焼き
蒸しウナギ揚げを真丈と共に、とお魚主体の、料理長のチャレンジ精神旺盛な夕餉でした。



今日も11時前にはお休みなさいの健康生活!

甘夏塩サイダー

2016-05-01 13:40:16 | 旅行記
伊勢紀州旅は二日目。
朝五時に起きて朔日参りジョグの後は、熊野古道歩き初回です。


マスターズ仲間の尾鷲の韋駄天Yさんから教えてもらったのが、『馬越峠』から天狗山への道でした。



天狗山山頂はオススメの絶景ですよ。



岩をよじ登って



尾鷲の海が大展望でした!

石畳を往復して二時間十分、
快晴で暑いほどの山歩きで汗はたっぶりかいて、下山後のご当地『甘夏塩サイダー』が甘露甘露でありました。