たっぷり府中陸上競技場で2時間の練習を終え、京王線準特急でぴゅーんと新宿に帰ってきたら
おなかが減っています。
京王新宿駅はその上がすぐ京王百貨店。この近さは小田急線と小田急デパートの比ではありません。
しかも、階段を15段登るだけで、すぐにデパ地下(中二階)食料品街。
入ってすぐには金沢の名店”森八”が待ちかまえ、塩瀬総本家に両口屋是清に鶴屋吉信、とらや・・・
と和菓子を抜けて、洋菓子はアンテノールにシーゲスクランツ、ガトーハラダ・・・
菓子屋の数から言ったら新宿一でしょう。
そして私の目指すユーハイムもあります。
ユーハイムならどこにでもある、という方もいらっしゃるでしょうが、どうもユーハイム店舗の中には
いくつかヒエラルキーがあるようで、バームクーヘンの切り売りをしたりしなかったり、
生ケーキのバリエーションに差があったりと、商品構成が違うのです。
で、私がここのユーハイムに向かうのは、
これを買うため。はい、ご存じ”フランククルタークランツ”です。
バタークリームとおいしいスポンジが食べたーい時。
ん?”フランククルタークランツ”ならどこにでもあるって?
確かに。それにこの写真ではわかりませんよね。
こちら直径15センチ。
そう、500円(税別)の、ミニサイズなのです。
他の多くの店は1000円以上のものからしか売っていません。
でも、それでは大きすぎるのです。500円で4切れにして、
2日かけて食べるのが嬉しくて楽しい!のであります。
バタークリームならではの日持ちが生かされます。
ふんわり柔らかく、人肌に溶けるバタークリームは、
アーモンドクラッシュのアクセントとともに、力強い奔流となります。
それをしっかり受け止めるのが、肌理の細かいスポンジです。
いい具合の充実した質感は、ショートケーキにはないものです。
とはいえ、ハードなパンのようなもっちりでもなく、
小麦100変化の、卓越した姿の一つと、知らない人には申し上げておきましょう。
関西から彼女も帰ってきたので、「江」の最終回が終わったところでティータイムにいたします。
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