日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

”いとみち”終えて夜のランニング

2013-11-17 22:59:36 | ふさおまき(オス)日記

久しぶりによき家庭人となる一日。
一週間の睡眠不足を補うちょっとした寝坊をしたあとは、
朝ごはんのサラダとラテを用意して、洗濯、掃除、アイロンがけと
二人で狭い家の中をクルクル動き回っているうちに昼を迎えました。
昨日の枡田アナウンサーさよなら「チューボーですよ」でオムライスをみてから
卵系ご飯が食べたくなったので、カツ丼、玉子丼のある店を頭に描きながら
お散歩をスタートしますが、日曜日の住宅街にあるそば屋はたいがいが
定休日です。
しかも東京のトンカツ屋さんには滅多のことでカツ丼がない。
では、と代々木上原の駅に入った「なか卯」で済ますところが探求心の限界なのですが、
ここにはカツ丼も親子丼もあるうえに、東京では稀なる衣笠丼がメニューに登っています。
京都定食屋の定番と呼ばれる衣笠丼は、お揚げと青ネギを卵でとじて
タップリ山椒をかけていただくものと決まっています。
そのとおり、いただきました。
彼女とカツ丼と衣笠丼をかえっこしながら、フハフハとかき込みますと、
卵と甘辛汁が胃の中を丸く納めて、気分もゆったりしてきます。

しばらくお買い物と散歩で一時間ほどを費やした後、
テレビでロボコンの高等専門学校・関東甲信越大会を見ながら、
「いとみち」という越谷オサム氏の小説にラストスパートをかけました。
弘前の高校に通う「糸」という名前の女の子が、青森市のメイド珈琲店にアルバイトで働きながら
素敵な先輩やマスターと会い、家族とぶつかったりもしながら
成長し、最後に得意の津軽三味線でスポットライトを浴びるという、
一陣の風のような爽やかな、地方青春ストーリーです。
昨日の映画「清須会議」に続く、頭の中のマッサージが気持ちいい。

読み終わったところで、彼女と代々木公園に遠い空の残照をみやりつつ
走りにでかけました。
暗くなったのにまだ人の声が響くのはさすが都会の公園です。
人波にぶつかりそうになりながら、森の上に大きな丸い光を放つ十三夜に向かうような
割に軽い気持ちと足取りで2周半を走りました。
靴は昨日までのアディダス・ブーストをやめて、普通のアディゼロ・MANA、ちなみに
夫婦でお揃いです(笑)。
レスポンスの速さはこちらが上、やはりブーストの弾力の上で蹴り上げようというのが
無理だったのですね。アディゼロ・MANAだと、足がコントロールできて
フォームを作りながら走るには向いているようです。
渋谷区陸協の方に誘われて、年明けの駅伝大会の出場も決めたことですので、
しばらくは長めの距離も練習に取り入れていきましょう。

さて、明日からも忙しそうな予感がします。
年末まで駆け抜けていきましょう。