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物語だが、ミアが演じるインディア・ストーカーの父が、毎年彼女の誕生日には庭のどこかにプレゼントとして靴を隠しては彼女に探させていた。 18歳の誕生日、プレゼントの中身は靴ではなく、たった一つの鍵だった。そのあと、彼女の父が急死した。母と二人きりになった彼女のもとに、謎めいた叔父チャーリーが現れる。ストーカー母子と同居しだしたチャーリーの魅力に段々と惹かれていくインディアだったが、ストーカー家の家政婦やインディアの大叔母といった、彼女の周辺の人々が次々に姿を消していく。チャーリーは何者なのか、そしてインディアの運命は。。。と言った形でミステリーサスペンスな展開が繰り広げられて行く。
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謎の伯父チャーリーの設定は、僕の大好きなヒッチコック監督の名作、『疑惑の影』に似ている。しかも疑惑の影に登場する伯父の名前もチャーリーなのだ。これは偶然では無く、完全にオマージュと受け取って良い。
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この映画のダークな雰囲気は、同じくニコール・キッドマン主演の『The Others』や、あのスタンリー・キューブリックの名作『シャイニング』にも通ずるものがある。
この映画に惹きつけられた最大の魅力は、ミア・ワシコウスカの存在だ。ミアはオーストラリア人の父と、メ[ランド人の母を持つオーストラリア女優。その意味で出身はニコール・キッドマンと同じである。ミアは前から知ってはいたし、『アリス・イン・ワンダーランド』も観てはいたのだが、この映画の彼女は特に魅力的に描かれていた。
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ミアは若いが、決して華やかでは無いクールで幸薄な顔立ちで、この映画の暗くサスペンスフルなトーンにも良く合致していた。ダークで奇妙な映画監督と言えば右に出るものはいないティム・バートンが好むようなタイプである。そして、僕の好きな女優、グウィネス・パルトローにも通ずる、決して美形では無いが、独特な魅力のある顔立ちと雰囲気を持っている女優である。彼女の魅力を初めてこの映画で痛感してしまった。今後のミアの活躍を楽しみにしたい。
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