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奈良はいぶし銀の魅力!

先週末は、会社の同僚たちと奈良散策に出かけた。
これまで京都は何度も訪れているが、
古都の奈良は今回全くの初体験。
煌びやかな京都に対し、奈良はどちらかと言えば
地味な印象を持っていたが、飛鳥時代を代表する
多くの世界遺産・国宝が今も大切に保存されており、
一度訪れたいと思っていたエリアである。

日本人の多くは、中学校の修学旅行で
だいたいは京都・奈良に行くが、
アメリカで中学時代を過ごした僕は、
奈良に行く機会がこれまでなかったのだ。

奈良でどうしても見たかったのが、
聖徳太子で有名な法隆寺、そして奈良と言えば
大仏の東大寺。やはりこの2つは外せない。
法隆寺は斑鳩地区にあり、何と日本の世界遺産第一号。
境内を訪れると、まずはその建物群の古さに驚かされる。




607年に建てられた五重塔と金堂は世界最古の木造建築とも
言われているが、今見ても秀逸なシンプルデザインと、
1400年以上もの間ほぼ昔のままの状態で残っている
木造建物の完成度は“奇跡的”としか言いようが無い。
エスパー聖徳太子、恐るべしである。
法隆寺で、しばし感動の余韻に浸ってしまった。



ランチは法隆寺近くのレストラン兼工房の
「Cafe夢たがえ」で昼食をとった。
ここはとてもアットホームな雰囲気で、
ランチメニューは黒米を使用した
ライスバーガーとユニーク。
季節のてんぷら+にゅう麺のセットは絶品!




とてもヘルシーなメニューながら、
満腹になるボリュームで、味も量も大満足であった!
そして店員のアットホームな雰囲気・サービスも
素晴らしく、また来たいと思わせるお店であった。



Cafe夢たがえ
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1-2-40
0745-74-3500
http://r.tabelog.com/nara/A2902/A290203/29004575/dtlphotolst/

そしていよいよ世界的に有名な東大寺の大仏。
まずは大仏が祭られている大仏殿の大きさにびっくり。
733年に建立されたものとは思えない迫力である。
今の時代で言えば、東京スカイツリーを建てる以上に
インパクトあり、困難な工事であったと予想される
くらいだが、当時の建築技術レベルにもまさに感動である。



そしていよいよ大仏との対面。まさに立ち上がったら、
等身大の鉄人28号やガンダム並みに大きな大仏はド迫力! 
手のひらも大きくて、思わず乗ってみたくなってしまう。



東大寺周辺の奈良公園には至る所にあの有名な鹿がいて、
鹿せんべいをあげようとすると、
集団で咬みついてくるから結構浮「!
せんべいは鹿に見られない場所で購入し、
こっそりあげるのが鉄則のようだ。



東大寺の入り口に1頭だけでウロウロしていた
顔立ちの凛々しい美人鹿を見つけ、
こっそりと鹿せんべいをあげた。
鹿の方も慣れたもので、すっかり観光客になついており、
せんべいを出すと、お辞儀撃キるのだ。



お目当てであった法隆寺と東大寺を堪能した後、
あの有名な阿修羅像を見る為、興福寺へ。
これも奈良公園の近くで、奈良市内からの立地が良い。
669年建立で五重塔と東金堂は国宝。
そして阿修羅像は、興福寺の国宝館に安置されている。



異なる3つの神聖なる表情を浮かべた顔と、
スレンダー体系に絶妙のバランスを見せる6本の腕。
阿修羅像はまさに仏像の最高傑作と言えるだろう。
その何とも言えない穏やかな表情にすっかり
癒されて、同時に感動してしまった。
和風なその顔はどこか木村多江にも似ているような(笑)。。。




この他、有名な唐招提寺と薬師寺にも立ち寄った。
唐招提寺では、これまでの解体修理作業の過程などを
展示していた。




また薬師寺でも国宝となっている東塔がこれから
2018年までの間長い解体修理に入るが、
日本の改修技術と、国宝を守ろうという関係者の
涙ぐましい努力には感動してしまう。



最後、記念に鹿を手のひらに乗せたプチ大仏像を購入。
なかなか可愛いやつである。



また、人の顔ほどのサイズの特大どら焼きも購入。
すっかり奈良を満喫してしまった。

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