プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

ロボタイズドMT

2015-10-22 21:58:04 | Weblog
乗用車ではもう、マニュアル車の比率がぐんと低くなっていると思われます。
そもそもMTの設定が一部の車種・グレードに限られているのが現状で、MTを選ぶ人っていうのはもはやエンスーな人に限られてしまっているのが日本の車社会の実情でしょう。

それには日本の交通事情も関係していると思われまして、渋滞や信号機の多い日本の道路では、ATの方が楽チンなのは言うまでもありません。
MTの方がダイレクト感があって、自分で車を動かしているという実感が沸くのがMTのいいところなんですが、やはり人間は楽な方を選ぶようです。

MTのクラッチ操作を自動化したのが、ロボタイズドMTでありまして、このところスズキの軽自動車にも搭載されるようになりました。
スズキではAGS(オートギアシフト)を言っているようですが、ロボタイズドMTの一種といっていいでしょう。

このスズキのAGS、どうも乗りづらいということで不評のようです。普通のATやCVTのつもりで乗ると、アクセルを踏みっぱなしでもクラッチが切れて動力が伝わらない瞬間があるので、慣れないと違和感が大有りのようです。

要は、ロボタイズドMTは、クラッチの無い2ペダルなだけで、成り立ちはMTなんです。だから乗り方もMTの乗り方からアプローチしていかないと、最後まで「慣れ」は訪れないと思われます。

ではどうすればいいのか。ひとつの方法を示すと、以下の通りとなります。

①シフトをマニュアルモードにする。
②シフトチェンジの際は、アクセルを戻してあげる。

このことを心がけることにより、ロボタイズドMTでも違和感を感じず、より自然に運転することができるでしょう。
MTモードにするんだったら、オートマの意味が無いじゃないかという意見もあることでしょう。

でもやっぱりアクセルを踏みっぱなしだと、ロボタイズドMTは違和感がつきまとうんです。
ロボタイズドMTは、クラッチ操作の無いマニュアルだと思いましょう。

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