プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

化学物質はなぜ嫌われるのか ~「化学物質」のニュースを読み解く

2010-01-05 22:56:12 | 本とか
化学物質はなぜ嫌われるのか ~「化学物質」のニュースを読み解く

著者は佐藤健太郎さん。勝手にリンクを貼ってしまうが。

けっこうやっぱりこう、本を買う時、読む時というのは、本のタイトルとか、帯なんかを見て、手に取るかどうかを判断するわけで。
ぺらぺらっと中を見てみて、読めそうならその場で読むし(爆)、面白そうで且つ、その場で読めなそうなら買う、という手順となる。

この本は、帯に宮崎哲弥さんの言葉が出ているとうり、名著だと思う。
名著というのは、良書ということだ。

勝間和代さんは月に50~100冊、10万から15万の本を買って読むそうだ。

しかも中古ではなく新刊で。

表題の本の話に戻るが、化学物質について、化学者の視点で書かれたもので、一般の人にもわかりやすい内容となっている。

「危険性を叫ぶのは簡単だが、逆に完全に安全だと言い切るのは難しい」
「化学物質だから危険、天然物だから安全だ、ということは決してない」
「化学物質に潜む危険と、それから受ける恩恵もあわせて考えるべきだ」
 等々、書かれている。

 以前、「買ってはいけない」という本が巷で騒がれました。
 最近では、エコナの問題ですね。
 
とにかく、化学物質はよくニュースになります。
地球温暖化と、CO2の話もそうですが、よくわからないものは、悪者になってしまいがちです。

個々の化学物質について、正しい知見を持ち、判断ができれば、恐れることはない、ということが大筋です。

この本を読んで思い出しましたが、BSE,いわゆる狂牛病の原因とされる、プリオンについて、新説を唱える学者がブルーバックスかなにかでで本を出して、その本は以前読みましたが、その説はその後どうなったんだろうか。

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