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カヴァー・ソング

2005-07-24 | music : various


カヴァー・ソングを聴いてから、オリジナルを聴くというパターンは少なくはない。
そして、オリジナルよりのカヴァーの方が好きだったりするのも少なくはない。
そして、トリビュートもそうだが、カヴァーをする側は、“好きだから” という想いはもちろんのこと、そのアーティストへのリスペクトなのだ。
先日Heartがカヴァーした 『Without You』 のことを書いたが、多数あるカヴァー曲の中から、好きな曲をピック・アップしてみたくなった。

★Paul Young 「Everytime You Go Away」 / Daryl Hall&John Oates★
Paul YoungもHall&Oatesもそのルーツはソウル・ミュージック。80年代、丁度 “Live Aid” が行われた頃のPaul Youngは、人気絶頂だった。
王子様のようなシャツを着た武道館でのライヴでは、彼のソウルフルな歌声に酔いしれた。
 
★The Black Crowes 「Hard To Handle」 / Otis Redding★
デビュー当時、The Black Crowesを評価するのによくこの曲が取り上げられた。完璧なまでに、自分たちのものにしている。
ステージでは必ずプレイされるナンバーで、くねくねしながら歌うChrisのVo.も一弾と冴える。

★Big Mountain 「Baby I Love Your Way」 / Peter Frampton★
映画 『REALITY BITES』 のサントラで初めて聴いた。
Peter Framptonは、日本でもとても人気があり、日本でのライヴ・アルバムも出した。
ヴォコーダーを使った彼の歌は、とってもインパクトがあり、そのルックスと共に10代の頃熱中した。
Big Mountainが歌うレゲエ・ヴァージョンも、素晴らしい!

★Gigolo Aunts 「Ask」 / The Smiths★
実は、オリジナルのThe Smithsの方は未聴。
どうも私はMorrisseyが苦手なのだ・・・。
auntsがプレイするこの曲は、とてもスピード感があって、ライヴでも盛り上がる曲。

★Gigolo Aunts 「Serious Drugs」 / BMX Bandits★
この曲は、どっちも大好き。
auntsの方は、静かな歌いだしからジャカジャーンとギターが絡み、ビートが利いているし、オリジナルのBanditsの方はDuglasのあの声なしでは表現できない味がある。

★Gigolo Aunts 「I Am The Cosmos」 / Chris Bell★
Big StarのChris Bellのこの曲を、auntsとThe Posiesがカヴァーして、両A面で7inchをリリースしている。
aunts好きの私は、Posiesの方もいいけど、やはりauntsヴァージョンに一票!

★UB40 「I Can't Help Fallin' Love With You」 / Elvis Presley★
MTVが全盛の頃、このPVを何度見たことか・・・。
様々なアーティストがカヴァーしているPresleyの曲の中で、特にこの声とレゲエ・サウンドに惹かれた。

★Cheap Trick 「Don't Be Cruel」 / Elvis Presley★
もうひとつ、Presleyのカヴァー。
でも今ではCheapの代表的なナンバーになっている。
軽快なCheapヴァージョンは、今でもライヴでプレイされている。

★Soul Asylum 「Sexual Healing」 / Marvin Gaye★
実は、Soul AsylumのDaveは大のソウル好き。
Marvin Gayeのこの名曲を、見事に自分のものにしている。
あのハスキーな声が、この曲を歌う時は特にセクシーになる。

★Soul Asylum 「To Sir With Love」 / LuLu★
映画 『いつも心に太陽を』 の主題歌。
93年の“MTV Unplugged” では、ゲストにLuLuを迎えてデュエットした。とってもソウルフルであり、キャッチーな曲。

★Guns N' Roses 「Knockin' On Heavens Door」 / Bob Dylan★
もうこれはGunsにはなくてはならない名曲。
Dylanが歌うとまた全然違った雰囲気になるが、Axelのカリスマ性とあのハイ・トーン・ヴォイスが頂点まで引き上げてくれる。

★The Bangles 「A Hazy Shade Of Winter」 / Simon & Garfunkel★
S&Gの方は、あの素晴らしいハーモニーが響き、天使の歌声とも言われたPaul SimonのVo.が素晴らしいし、Banglesの方はとても元気があって本当に冬の道を散歩したくなってくる。

★Jellyfish 「No Matter What」 / Badfinger★
ポップ・マニアがカヴァーすると、もはや右に出る者はいない。
彼らのこのカヴァーは、本当に絶品!

★Jellyfish 「Jet」 / Paul McCartney★
この曲も、ライヴでかなり盛り上がったナンバーだった。
“Jet!” と叫ぶAndyのちょい高めの声が、可愛かった。

★Timothy B. Schmit 「So Much In Love」 / All-4-One★
ウェスト・コースト・サウンドを聴いていた頃、Eaglesのメンバーの中では、TimothyとDon Henleyが好きだった。
この曲は、パイオニアのコンポか何かのCMソングに使われたのを、今でも覚えている。
フィンガー・スナップのアカペラで歌うTimothyの声、隠れたEaglesのヴォーカリストって感じ。

★Bon Jovi 「The Boys Are Back In Town」 / Thin Lizzy★
ライヴでよくプレイしていた曲。
オリジナルの方は詳しくは知らないのだが、とっても軽快で楽しい曲。

★Cyndi Lauper 「What's Going On」 / Marvin Gaye★
このソウルの名曲も、Cyndiがあのキュートでパンチの利いたVo.で歌うと迫力あり。

★James Taylor 「You've Got A Friend」 / Carole King★
もう名曲中の名曲。邦題 「君の友達」。
Carole Kingの方はピアノ、James Taylorの方はギターをフィーチャー。どっちのヴァージョンが好きかという選択は難しすぎる。
ふと突然聴きたくなったりする、心安らぐ温かい名曲。
 
★Boys Town Gang 「Can't Take My Eyes Off You」/ Frankie Vallie & the Four Seasons★
邦題 「君の瞳に恋してる」 のタイトルの方がよくわかるだろう。
日本のダンス・ミュージック史上、最大にして最高の誰もが知っているヒット曲。
そして、この曲ほど世界中でいろんなアーティストにカヴァーされている曲はないだろう。
実は、オリジナルは知らなくて、このBoys Town Gangヴァージョンがいちばん耳に残っている。
知ってる限りのカヴァー・アーティストを挙げると、Manic Street Preachers、Sheena Easton、The Supremes、Andy Williams、Pet Shop Boys、そして、小比類巻かほる、椎名林檎、ZARD、Tommy February6、そして深田恭子までもが!
 
まだまだもっともっとたくさんのカヴァー・ソングがあるし、The Beatlesのカヴァーも多すぎて挙げることはできなかったが、ザッとすぐに頭に浮かんだ曲を挙げてみた。
何かおすすめのカヴァー・ソングがあれば、ぜひ教えて欲しい。