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ヴェルヴェット・ヴォイスの極上ポップ

2005-07-15 | music : newcomer


新人アーティストではないが、私にとってはまだ出会ったばかりのバンド・・・その名は、Pernice Brothers。
あ・・・、またもや兄弟バンドである。(笑) Vo.のJoeとギターのBobが、Pernice兄弟。でも、オフィシャル・サイトによると、今はもうBobはいないようだ・・・。
USはBOSTONのバンドで、同郷のgigolo auntsのDaveの薦めで聴いたのが、この 『The World Won't End』。2001年リリースの2枚目のアルバムだ。
残念ながらこの一枚しかまだ聴いていないので、早く他のアルバムも聴かなきゃと思っている。(現在までに、5枚のアルバムをリリースしている。)
そのルックスとは似つかない(笑)、優しいJoeの声は、“ヴェルヴェット・ヴォイス” という言葉がピッタリの透き通った声で、とても繊細な極上のPOPチューンばかりだ。
詳しいバイオは知らないが、Joeはこのバンドを始める前は、Scud Mountain Boysというカントリー・バンドでアルバムも2枚リリースしていて、その後ソロでもリリースしている。
今のこのバンドの音にはカントリーっぽさはないが、どことなく素朴な感じがする。
Teenage FanclubとTrash Can Sinatrasをミックスしたような感じの音楽と言えばわかるだろうか・・・。
サウンドはTFCっぽい面があり(「Let That Show」 という曲は、TFCの 「What You Do To Me」 に似ている)、トラキャンのFrank Readerのあのソフトな声に匹敵するものがある。アメリカンというよりUKギター・ポップっぽい。
ストリングスのアレンジや、メロディの完成度が高く、どの曲も秀作ばかりである。