without A trace

favorite stuff...
music, trip, cinema, art, and so on.

Spoon / Ga Ga Ga Ga Ga

2008-02-11 | music : normal


活動歴10年というベテラン。しかし日本ではほとんど知られていなく、私もこのアルバムが初。
USテキサス州Austin出身の4ピース・バンドSpoon、2007年リリースのアルバム 『Ga Ga Ga Ga Ga』。
昨年ChicagoのThe Redwallsのライヴで知り合った、彼らの友達のオシャレでセンス抜群のクリエイター兼DJのDanielくんに、Spoonを激薦められたのがきっかけで、帰国後さっそくCDを購入した。
そして、12月半ばに初めて聴いたにもかかわらず、一気に昨年のベスト10にも入ってしまったくらいの勢いで、お気に入りになった1枚。
全体の感想をまとめると、メロディやアレンジがとってもモダンで、とにかく粋でカッコいい。
ダークな曲がほとんどなのだが、音作りが面白く、ちょっとハスキーなVo.の声も曲調にとても合っている。
いい意味で期待を裏切る展開も、たくさん出てくる。
ちょっと長いな~と思う、M-1 「Don't Make Me A Target」 の間奏。一瞬、スピーカーが壊れてしまったのか?と思った。ビビビッと突然音が破れる。
連打するピアノと効果音だけの M-2 「The Ghost Of You Lingers」 は、その名のとおり、ゴーストが歌っているかのように、左のスピーカーの遠くの方からエコーのかかったVo.が聴こえ、暫くすると今度は右のスピーカーからも聴こえてきて、何とも言えない不思議な感覚になる。イヤホンで聴くと、その不思議感が一層増す。
間髪入れずに続くM-3 「You Got Yr. Cherry Bomb」 で、ガラッと軽快でポップに早変わり。
そのままM-4 「Don't You Evah」 へと続く。ベースのメロディ・ラインに特徴があって、曲の主メロも面白い。
覚えやすいシンプルなメロディの中に、哀愁漂う渋さがにじみ出ているM-5 「Rhythm And Soul」 は、かなり私好みのメロディ。
ホーン・セクションをふんだんに取り入れたM-7 「The Underdog」 は、キャッチーでダンサブルなナンバー。効果的に入るハンド・クラッピングとホーンのメロディがカッコいい。
タイトルが気になるM-8 「My Little Japanese Cigarette Case」。日本の煙草ケースってどんなケースなんだろう・・・。この曲も渋い! アレンジも凝っていて、間奏のギターはオリエンタル調。
アルバムの最後を飾るM-10 「Black Like Me」 は、アコースティックなアレンジが映えるとても優しい曲。
全曲本当にアレンジが凝っていて、でも決して複雑ではなくシンプル。1曲1曲の中に必ずキラリと光るところがあって、それがとても粋で洒落ている。

先週、代官山Unitで一回限りの来日公演を終えた彼らだが、きっとおしゃれでカッコいいステージを披露したであろう。
ライヴを見たかったが、もう既に何枚もアルバムをリリースしている彼ら。このアルバムしか知らずに見るのは躊躇したので、行かなかった。
しかし、今年に入ってまだ一度もライヴに行っていない。
Meleeはすっかり行く気が失せてしまっていたのでパス、Rogerのイベントも仕事で行けなかった。
2008年初のライヴは、いったい誰のライヴになるのだろう・・・?
rockin' onでのweezerのRiversのインタビューでは、5月か6月に来日が決まっているそうで、もし本当ならそれが初になるかも・・・。


★旅の写真を集めたフォト・ブログはこちら。★

"The Redwalls news flash" pt.8

2008-02-06 | music : special


アメリカで15年続いている、全国ネットCBS放送の人気トークショー 『The Late Show with David Letterman』 に、先月23日、The Redwallsが出演した。
「Modern Diet」 を演奏したその時の映像をご紹介!




『The Late Show』 のサイトでは、更に高画質・音質でお届け! ⇒こちら


★旅の写真を集めたフォト・ブログはこちら。★