もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

ジンケンダー参上!

2014年11月30日 | イベント

今日は、朝からとっても良いお天気。

気温も高めで風もなく、本当にポカポカ陽気でした。

しかし、それも夕方には、雲に覆われてきて、もう雨が降りそうです。

さて、私は、午後から 「2014年度 高島市人権のつどい」に参加してきました。

モチのロンで真面目です。

そんなお堅い集まりの中に、ちょっとホッとさせてくれたのが、このキャラクター。

マントには、しが と書かれています。

その名は、「ジンケンダー」

ただ、どうも動きがぎこちない。

とてもとても、ひこにゃんには及びません。

まだまだ、がんばって研鑽してもらわねばなりません。

まぁ、人権啓発のキャラクターなので、仕方なしですが・・・。

ところで、つどいの内容ですが、まずは、教育長さんのごあいさつ。

もちろん、お堅いです。

続いて、オープニング 太鼓の演奏です。

こちらは、地元「あど川ふじ太鼓」のみなさん。

女性の方ばかりで、なかなかカッコイイ。

大きな拍手~。

そして、人権標語優秀作品の表彰。

小学一年生から中学生、一般の方まで、素晴らしい標語でありました。

授与されている方は、私の中学校の時の体育の先生。

とても厳しかった方ですが、今では真っ白な頭髪、そして、真っ白な髭でありました。

さすがに歳を取られたなぁ~。

この後は、ちょっと休憩をはさんで、記念講演となりました。

今回は、テレビでもお馴染みの住田 裕子弁護士。

行列ができる法律相談所で一躍脚光を浴びた方ですが、経歴はさすがです。

検事や法務大臣秘書官などを経て、弁護士。

今では、長寿社会の安全安心な社会づくりと東日本大震災の復興支援で奮闘されています。

今回のテーマは、「変わりゆく社会の中で守りたい  いのちと心」

さて、講演の中身で印象に残ったこと。

私の研修レポートです。

 

1. 最近の若者(高校生)の考え方について

   ①自分をダメな人間と思うことがあるか?と言う質問に・・・。

     思うことがあると答えた人が、韓国30%、中国40%、アメリカ50%

     そして、日本は・・・ なんと 80%!

   ②自分が価値のある人間かどうか?と言う質問に・・・。

     価値があると答えたのが、韓国と中国は、90%、アメリカ80%、

     そして、日本は・・・ 40%。

 自分をダメだと思う人間は、自分より弱い人たちをいじめたり傷つける。

 自尊心が無いと、自分も大事にしない。

 

2. IQよりEQ

  EQとは、心の知能指数(感性)

  無差別殺人などを起こす人は、「孤独」「孤立」があり、人格的な性格がねじれている。

   ・対人関係能力が低い。

   ・共感性の欠如

   ・他罪的で、自己中心的

 

3. 共感性とは・・・。

   一種、同情に近いものがある。

   対等で同じ目線で、相手の痛みを感じる。

   相手が痛がっていても、かわいそうとは思えない、人の痛みが感じられないと、凶悪な犯罪を犯してしまう。

   と言うことは、共感性があると、人の嫌がることはしないし、相手のことを気遣う人になる。

 

4. コミュニケーション能力について

  ・とにかく、しゃべる

  ・まずは、発信すること(思っていることを言葉にする)

   ・次に受信すること(相手が何を言っているのか傾聴する)

  ・そして、受信対応能力で、相手と言葉のキャッチボールができる。

   (共感性を持って接する)

 

5.  目標を持つ、持たせる。

  ・少し手を伸ばせば届くような目標を設定

  ・少しがんばれば届き、達成感が味わえることが大切で、成長と次へのステップになる。

 

こんなところが、レポートです。

他にも、南三陸町で出会った役場職員の方(あの防災無線を言い続けて亡くなった女性など)や旅館のおかみさんなどの話も印象深かったです。

とにかく1時間30分ほど、とてもとても上手に話されたことに感服。

さすがです。

終わりの時刻もぴったり。

プロを感じました。

と言うことで、ちょっとだけですが、内面から賢くなったかなぁ~、と・・・。

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする