同誌は北米の富裕層を中心に読まれる月刊誌で、発行部数は約100万部。読者投票の結果を掲載した同誌のホームページによると、京都市は90・21ポイントで1位となり、2位はチャールストン(米国、90・18ポイント)、3位はフィレンツェ(イタリア、89・99ポイント)だった。京都市は昨年は5位、一昨年は9位だった。ランキングは、風景、文化・芸術、食などの項目の総合評価で決まる。京都市観光MICE推進室によると、同誌から食や文化・芸術の評価が高かったと連絡があったという。「和食ユネスコ無形文化遺産に登録されたことも影響したのでは」と分析している。京都市を昨年訪れた観光客数は5162万人、外国人の宿泊客数は113万人を記録し、ともに過去最高だった。