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ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

6月7日、京都で西田昌司議員の講演を聴きに行ってきました。

2014年06月09日 | 政治

★ 6月7日、土曜日、京都駅の近くの会場で、西田昌司先生の講演と懇親会がありました。
お話の内容は大変素晴らしくて、1時間半があっという間でした。
その後は近くのアパホテルの小ホールで「懇親会」があり、お話を伺うことができました。

もっとはやくエントリしたかったのですが、西田先生が思いのたけをお話下さったことを、要点だけでもと思いましたが、
私も疲労感が強くてなかなか書けなくて、今になってしまいました。
でも走り書きメモですが、書いてみたいと思います。


西田昌司先生のお話。

関東や四国からも来て下さっていて、ありがとうございます。

集団的自衛権について

「戦争に巻き込まれる」「個別的、または警察などでいいじゃないか」とマスコミやある野党が言う。
自分は護ってもらうが他は護らないという卑怯な論理だ。
「普通の国」なら当然自衛権はある。

敗戦後当時の共産党の野坂参三は「それはとんでもないことだ」と言った。
それに対して当時の吉田茂は「自衛権は認めない」と言った。
今と逆さだ。
GHQが吉田茂にそう言わせたのだ。

大日本帝国憲法が停止され、アメリカの占領政策が始まった。
昭和25年、朝鮮戦争が起きた。
マッカーサーは「独立国である以上、自衛権がある」と言う。
吉田茂はこれを受けて答弁が変わる。
「独立国でないという輩がいる。しかし自衛権はあるんだ」

共産主義の国が増えてアメリカは日本に対する政策が間違っていた、「日本を叩くのではなく、ソ連を叩くべきだった」と気が付く。
マッカーサーは北の勢力を追い出すために日本に「もう一度軍隊を持て」と言う。
しかしそれはできない。新しい憲法を作ってしまったから。
そこで警察予備軍を自衛隊とする。

アメリカはこのことを日本国民に教えたくない。
半独立状態を続けてきた日本、自民党もそのままで何もしなかった。日教組だけのせいではない。

こんなことを言う人がいた。
「西田君、大日本帝国憲法には参議院はないよ」

「非摘出子」相続問題、昨年になって急遽解釈が変わった。
「状況が変わった」と言う。日本で非嫡出子が増えたと言う。
増えていない。
99%から98%になったことが「変わったこと」になるのか?
たった1%なのに社会を変えていいのか?

裁判所は「門地により差別されない」と主張、
それでは今までの裁判はどうなったかと問えば「そのままでいい、無効にすると社会が混乱する」と言う。

解釈が変わったのだ。

アメリカは尖閣に何かがあっても日本を護るか?
これも主権国家アメリカの判断でどうにでもなる。
要請を受けても断ることができるのは、イギリスがアメリカに加わらなかったことからも「主権」ある国家が決めたことだ。

これからアメリカは世界の超大国でも警察でもなくなる。
中国を抑えるのでなく共存共栄、
またアメリカは中東の石油で動いていたが、アメリカにはシェールガスがとれるようになった。
「自給自足できるな」と思い出した。

中国と戦争にならないために、日本は自分の国を護らなければならない。
まず防衛の増強だ。
阿倍総理がなかなか言えないから私が言っている。自民党では誰かが言わないといけない。
本来、それを言うのは「学者」だ。
これを言いすぎると政治家は「当選」できない。「当選しても変人とレッテル」を貼られる。

それをよいことにマスコミは占領状態を中韓とともにそう思っている。
アメリカもそう、自民党もそうだった。

まともなことを言う人がいないわけでもない。

平沼赳夫がそうだ。



こんな話をしたら安倍総理は相当なバッシングを受ける。8年前もそうだった。

占領政策は本来だったら左翼すら反対のはず、しかし共産党も「変質」した。

コミンテルンも日本が占領政策のままのほうがいいと思っている。
 
阿倍総理が総裁選に出る前に、私はこんな話をした。
「出るのをやめてはどうか。のせられておもちゃにされては気の毒、今の憲法はおかしいというと無効論者とされ、
憲法の精神をいかして改正というと事実上立て直せない。少なくとも明治憲法に戻したうえで改正ならわかる。
アメリカの態勢の中でしかできないではないか。憲法改正してももって非なるものになる。」と言うと
安倍さんは「西田はいつもそんなことを言うなあ」って。

8年前と違うのは国民がだんだんわかってきたことだ。
中国がいっぱい変なことをしてきているし、とんでもないと。

先日、駐日中国大使の程 永華と話をした。
先輩議員の脇雅史さんが「西田も来い」というのでついて行った。
はじめは調子よかった。

程 永華・・・なんで安倍総理は中国を仮想敵国のように言うんだ。
       集団的自衛権とか、何だ!

西田・・・あなたの国もやっているではないか! なぜ日本が自衛してはならないんだ。

程 永華・・・(嫌な顔)何で安倍総理は靖国神社に行くんだ。永久戦犯がいるではないか!
       日本は反省したんじゃないのか!(怒り出す)

西田・・・永久戦犯とは! そんなことは認めていない。あの戦争に置いてはたして永久戦犯なるものが悪いのか!
     歴史をもう一度学ぶことだ。

程 永華大使は嫌がり、雰囲気険悪になった。



日本人がそのことをわからなければならない。
中国にわかってもらおうとする前に「日本人が理解」しなければならない。

日本がアジアの国々を「白人から解放」した。
そして戦後、日本はアジアの国々にODAを出した。

中国と同じような占領歴史観を共用している「反日」、日本が「独立国」になるのは非常に厳しい。
日本人に「自立」の意思がない。

ヨーロッパでは東西の壁がなくなった。ベルリンの壁だ。
東ヨーロッパがもう一度「独立国」となり、ソ連が崩壊した。

日本はアメリカから占領された状態が半分今も続いている。これは恐ろしい、救いようがない。
しかしやらなきゃならない。

戦後体制は「もう持たない」とみんなが感じ始めてきた。乗り越えないと日本が持たない。

阿倍総理もスーパーマンではない。
安全保障や外交保障の人だ。
せめて内政面のパソナの諮問委員の竹中など中に置いていてはいけない。

君側の奸」を排除しなければならない。私はその座長になる。

あそこまでやった例はない。かなりデタラメをやっている。
「雇用のありかた・制度を変えたい」と利益誘導はあり得ない!!


★ 西田昌司議員、政治生命をかけています。応援よろしくお願い申し上げます。
コメント (10)
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西田昌司 「法人税減税は必要ない」「憲法解釈にみる各政党の国家観」他

2014年06月09日 | 政治

参議院議員 西田昌司氏「法人税を下げる必要はない!日本の税率今一度検証する

自民党で「法人税減税を容認」という報道があるが、そんな容認はしていない。
上場企業は最高益を更新しているが、税収は減ってきている。
理由は法人税を下げたこと、海外へ移転し利益で海外で税金を払っていること。
それにどう対応するかということが大切。
具体的に例をあげて説明。

法人税減税とか言っているが、それで賄えるはずはない。
国防費が恐ろしく低い、自分の国を護ろうとするともっと必要。
地方の過疎化の問題、インフラの整備、自衛隊の維持費、年金・医療の問題、
法人の社会保障の負担、それを考えなければいけないのは誰の目にもあきらか。
なぜここで「法人税減税」なのか?
断じてこんな安易な「法人税減税」など企業は喜んでも国民は誰も喜ばない。


西田昌司 街頭活動「憲法解釈にみる各政党の国家観


野党再編が進んでいるが、自民党ではどうか。

経済政策では首を傾げざるを得ない。
構造改革路線はかなり無理があった。
海外にどんどん企業が出ていき、国内での税金も減少し、国民の給与が
減る、個人消費が陥りデフレになる。
大企業にはお金が回るが地方や中小企業には回らない。
構造改革路線と決定的に議論した。

下野した時に徹底的に議論したのに、今、安倍政権では、全く分かっていない、とんでもないことを考えている人たちの意見が政策決定されるのは許せない、国会での議論・党内での議論を徹底すべきである。

これから政府の方針が出てきても、新自由主義路線が出てきても、また移民など絶対に認めない、野党でも新自由主義が問題と言う議員も多い、

参議院のデフレ問題提言の内容は諮問委員が言っているような内容とは違う。
国民負担率の議論をせずに法人税の話はできない。

安倍政権には、正すべきは正す。

野党再編だが、党内の議論が十分されていない。
それぞれがバラバラだ。
さまざまな議員立法が野党側から出てくるが、民主党など議論もされずに
勝手に法案がでてきたりする、これが今の民主党の現実。
バラバラの意見が報道される、党内でもやりきれない議員もいるはず。

自民党もそうだった、議員が半減した時、徹底議論をし、歯を食いしばって
党内の意見をまとめてきたというプロセスがあった。
今の自民党は政府が出してきている政策が必ずしも出てきているものが、
「諮問委員」らから出てきて、議論されていない、ここでしっかり
政府に意見していく。
仲間の議員を増やしていくのが大切で、足元を救われないようにしたい。
日本の国が正しい方向に行くようにしなければならない。

下野したときをもう一度思い出しながら「なぜ下野したのか」を考えることだ。


 
週刊西田一問一答「竹中平蔵のような民間議員をなんとかできないんですか?」


【動画に寄せられたコメント】

・久々に西田先生を心強く感じました。どうか維新の西村真悟先生や三宅博先生あるいは中山成彬先生のような侍精神をもって是と非を厳しく切り別けて下さい。戦後体制を打ち破るには侍精神と愛国精神に満ち溢れた政党が安倍政権に引き続いて何としても必要です。

・竹中平蔵のような民間議員をなんとかできないんですか?

・竹中さんはパソナの会長。人材派遣の会長が、移民受け入れいうのめちゃくちゃです。竹中さんは潜在労働力が480万人いるのを知ってのに、移民を受け入れるらしいです。理解ができません。

・さすが西田先生、普通の議員だったらこの質問は抹消するところをあえて名指しで取り上げる潔さには感服します。

・竹中平蔵などの民間議員が問題なのは当たり前ですが、彼らに活躍の場を与えたのは、安倍晋三総理。
竹中平蔵らの新自由主義政策が理解できず、活躍の場を与えているのなら、安倍というのはただの盆暗。
そうではないでしょう。安倍晋三自身が新自由主義者だと考えるのが普通だと思いますよ。

・仮に竹中を排除できたとしても、代わりはいくらでもいる。
新自主義的な政策から抜け出すには、小泉安倍的な政治家を自民党から駆逐しなければならないでしょう。
せめて総理、総裁にしないこと。
安倍晋三の本質を見抜けなかった間抜けな連中が自民党の議員であれば、今後も新自由主義者を総理にしてしまう。
選挙になれば小泉の倅を応援にかつぎ出す自民党の候補者がどれほどいるか。
一年生議員が多い昨今の国会議員よりも、あの民間議員とやらの方が、政治的には上手ではないかと思いますよ。私には手遅れだとしか思えない。(以上)



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