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ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

青山繁晴氏解説 「アンカー」 2014.6.25

2014年06月25日 | 政治
   












  
★「アンカー」の動画は本日は3枚でした。確認しました。



「アンカー」youtube作成して下さった方、ありがとうございます。


★ これは音声のみのWatchの放送です。「アンカー」ではありません。(ラジオ)

Watch 青山繁春 河野談話検証 交渉の闇が見える





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謎の人物「東田剛」氏からメルマガが届きました。

2014年06月25日 | 政治


From 東田剛


ロイターが「浜田・河合教授らが日中韓関係改善を提言、首相官邸は受け取らず」と題する記事を流しました。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0EV06V20140620?sp=true

「平和と安全を考えるエコノミストの会」という団体の提言だそうです。

官邸が受け取り拒否とありますが、野田政権時は受け取っていたようなので、興味をそそられました。
http://www.kantei.go.jp/jp/noda/actions/201206/06eps.html

「浜田・河合教授らが日中韓関係改善を提言」とありますが、これだけで「浜田師匠(要出典)は、シナの手先!」とか、出典なしで決めつけるなんて愚劣なことをしたら、奴と同じレベルになってしまいます。

ほら、何ていったっけ、珍しい名前の、えっ~と、ど忘れした・・・あのプロパガンダが大好きな、えっと、じょ~、じょ~・・・
ジョンウン!

と言うわけで、出典を確認しようと検索しましたが、残念ながら、「提言」本体を入手できませんでした。
ただし、この会のメンバーである八牧浩行氏(Record China代表取締役社長)が要約していたので、見てみましょう。

会のメンバーは、河合氏・浜田・八牧氏の他に、原田泰早大教授、鈴木淑夫氏、宮崎勇氏ら18人。
そうそうたる顔ぶれです。
また、日本だけではなく、中国・韓国政府にも提言されるとのことです。

http://www.douten.asia/news/688

しかし、この提言、八牧氏の要約を見る限り、まことにつまらない代物です。
偉い先生方が集まって、こんなものしか出ないとは・・・。

敢えて論じるべき点があるとすると、次の二つでしょうか。

一つ目の論点は、官邸が受け取りを拒否したそうですが、よく読んでみると、意外にも、安倍政権の方向性と、そんなに違わないんじゃないでしょうか。

もちろん、違いもあります。
官邸が神経をとがらせたと思われるのは、歴史認識のところでしょうかね。

「日本と中国・韓国との間では歴史認識や歴史観の上で違いがあるが、歴史認識の共通化の作業を歴史学者など研究者に委ねる一方で、政治家はナショナリズムをあおる解釈を示すべきでない。日本は従来の歴史問題の認識で後戻りせず、真摯なかたちで取り組み、中国・韓国と未来志向的な関係を築くことが必要だ。「村山談話」「河野談話」を踏襲し、首相や主要閣僚による靖国神社参拝を避けるべきだ。靖国神社に代わって、国民全体が戦没者の慰霊を行える新たな施設を設置することも必要だろう。」

 確かに、靖国参拝するなとか、新たな慰霊施設を設置しろとか、安倍首相の意向に反する提言はあります。

 しかし、中韓と未来志向の関係を目指すとか、「村山談話」「河野談話」の踏襲とかは、以前はともかく、現在の安倍政権の路線との齟齬はありません。
 首相の靖国参拝は、昨年末に一回ありましたが、今後、あるかどうかは不明です。

 提言は、「日米同盟の強化」「中国との互恵関係の重視」「アジア諸国との連携」のバランスが大事だと主張していますが、安倍政権だって、それを目指しています。
 また、提言は、日中韓FTAの推進や、TPPへの中韓の加盟支持も主張していますが、これも安倍政権の路線と同じです。

 ただし、尖閣については、ルーピー全開のきれい事が並んでいます。

「尖閣諸島めぐる問題については、事実上の「棚上げ」を行い、実力・武力で問題の解決を図ることを避ける・・・そして、尖閣諸島周辺の海域・漁場を含む東シナ海全体を「平和・友好・協力の海」として共同管理していくことも視野に入れるべきだろう。最終的には、領土の帰属は国際司法裁判所(ICJ)の裁定に委ねて解決することを模索すべきだ。 」

 でも、これにしたって「私が追い求める日本とは、世界に対してどこまでも、広々と、オープンにつながる日本です」とか、「もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました」とかいう発言との齟齬はないと言えなくもないですね。


二つ目の論点は、この提言の性格です。
この提言は、外交・安全保障について多くが述べられていますが、本質は経済論とみなければなりません。

そもそも、会の名前が「平和と安全を考えるエコノミストの会」とあります。

エコノミストが、専門外の外交や歴史問題に口を出したのだと思われるかもしれませんが、それは違います。

この提言は、外交・安全保障上の目的のために、経済をどう運営すべきかを論じているのではありません。
経済という目的のために、外交・安全保障をどうすべきかを論じているのです。

だから、「(日中の)軍事衝突が起きればアベノミクスに大きな打撃となり日本経済の再生も行き詰まる 」とか、「日中間で尖閣問題を巡り軍事衝突が起きれば、経済に与える影響は甚大で、日本で0.77%、中国で0.92%それぞれGDPを押し下げる」とか言っているわけです。

日中軍事衝突で、GDP0.77%の押し下げ効果?
そんなの「日銀が追加緩和すれば問題ない」って言ってくれよ!
あんた、伝説の教授なんだろ!

<伝説?いいえ、変節です>
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/04/02/korekiyo-90/

いずれにせよ、この提言の目的は、あくまで経済成長です。
外交・安全保障・歴史認識は、経済成長のための手段に過ぎないという位置づけです。

こういう浜田先生たちの経済思想を一貫させると、確かに、この提言のような外交論や歴史認識に行き着いちゃいます。
「浜田先生の外交論や歴史認識は支持できないけれど、経済論は支持」などという立場は、ツジツマが合っていないのです。

<ツジツマについて>
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/03/26/korekiyo-89/

しかも、浜田先生の経済論では、日本経済の再生すらも無理ですね。

経済もダメ、外交・安全保障もダメという意味では、さすが浜田師匠(要出典)、ツジツマが合っています。
Oh、デンセツ!


PS
日本人は中国共産党の幹部をなめすぎていないか?
本当は怖い中国の話を三橋貴明が解説中
http://youtu.be/ns-sXQ-Iey0

<東田剛からのお知らせ>

外交・安全保障も経済も一貫させた、ツジツマの合う思想を身につけましょう。
今回は、動画付き。
http://chokumaga.com/author/124/

新刊『チャンと不況を終わらせろ』が、好評発売中!
http://amzn.to/1nLT4Sz
・・・(私、先日この本を書店で見つけて買っていた。昨年末、京都での「国際経済フォーラム、新自由主義を乗り越えて」に参加してそこで聴いた先生方のお話が書かれていたので。)

★ 読みながらいつものように爆笑、中野先生、もとい、東田剛氏は何というユーモアのある解説をする人だろう。

  今週月曜日に参加した「百田・テキサス親父」の講演会は、百田尚樹氏のすごいユーモアと的を得た話は圧倒的だった。
  また、まとめたいと思うが、困ったことに笑いつづけていてメモがとれていないことだ。
  動画がでてほしい・・・。



コメント (2)
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1920年、カルーソが歌うドナウディ作曲 『限りなく優雅な絵姿』

2014年06月25日 | 歌曲
Enrico Caruso - Vaghissima sembianza. Digitally remastered.


20世紀最大の名歌手、カルーソが歌うドナウディ作曲 『限りなく優雅な絵姿』

ベルカント唱法の神様といわれたエンリーコ・カルーソ、
カルーソの前にカルーソなし、カルーソの後にカルーソなしと絶賛の名歌手、

コレッリもデル・モナコもカルーソの録音を聴いて勉強した。
デル・モナコは引退後もカルーソのレコードを聴き、張りつめたその表情から、まだ多くを学び取ろうとする真剣さ、顔の表情がサッと変わるのだった。

この曲はカルーソに捧げられた歌曲で、どのように歌うかは参考になるが、この圧倒的な声と美しい歌詞の解釈、そして完璧なベルカント(直訳は「美しい歌」)に聴き入ってしまう。

美しいだけでなく、強い高音はその前からまるで重量挙げのような力技、・・・まねをしてはいけない・・・。

まだ電気録音ではないが、今の優れた録音だったら、と思うと・・・。




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