「参院自民党は、首相や内閣、衆院に対して、ただすべきことはただす重い責任が課せられている」
代表質問に立った自民党の脇雅史参院幹事長が冒頭にこう述べると、本会議場からは「そうだ!」の合いの手が入った。脇氏は参院国対委員長として辣腕(らつわん)を振るった野党時代のように厳しい質問を連発。政府が検討する雇用の規制緩和に「企業と労働者が望んでいるのか」、内閣人事局創設には「内閣に全ての権限を集約するのは危険が伴う」と疑念を投げかけた。
首相は政府の方針を淡々と答弁してかわしたが、連立を組む公明党も政権への牽制(けんせい)を強めた。
「政権運営にあたり、民意を十分に踏まえつつ丁寧に議論を進め、国民の理解を得ていくプロセスを大切にすることが肝要だ」
(以上、産経)
☆ 脇雅史参議院幹事長の安倍総理への質疑、
何て頭の切れる政治家だろうか。
きちっと頭の中で整理されていて、ポイントをついて、しかもその質問に格調の高さを感じる。
西田昌司議員も絶賛していたが、このような良心的な政治家がいるということ、まことに心強い。
国民が前向きになれるような言葉がほしい、一部の大企業の、しかもその中でも一握りの実力者が
大金を儲け、一般庶民に対しては「空洞化」しかならない『新自由主義』の路線は国を弱体化させ、
アメリカのように中流層を貧困層に落とし、格差拡大にしかならない。
「労働者の賃金向上、国民所得の向上に焦点を当ててはどうか」とズバリ言ってくれた。
そうなのです。国民を犠牲にして、あるいは秘密の中で勝手に政策を進めて何も知らされない党内、
議会、そして国民を踏み台にするのはどうかやめてほしい。
解雇特区などとんでもない話だ。
人間の気持ちのわかる総理であってほしいと願う。
TPPに関しても同様である。
安倍総理は脇議員の質問にも石原慎太郎議員への答弁のように「役人的」にしか答えていないかも
知れない、行動で、賢さで示してほしい。
総理はまさか「演技」で、私たちを再び「愚弄」することが・・・ああ、神経が違うのでしょうね。
下記のyoutubeは西田昌司議員が「あっぱれ、脇雅史参議院幹事長」と絶賛、
前回の暗い表情の西田議員とは声も違う。