ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

アマチュアの特権

2022年06月01日 | 戯言
指揮者の篠崎靖男さんが連載している記事です。
これまでも読む機会はありましたが、今回思わず反応しちゃいました。
その一説がコレ。
「このような話を本連載で過去に書いたところ、友人の楽員から『とんでもない。まずは自宅に帰宅した夜遅くに、すぐに翌日の練習をするんですよ』とお叱りを受けました。」
(Business Journal 配信2022年5月28日付「オーケストラ楽員は“選ばれた人たち”!人並み外れた才能+強運」)


コレに反応した理由もそういえば・・・と思い出したことがあったからです。

一つは古巣の時代に「苦行」だったゴルフでのこと。
プロは勿論ラウンド後に練習しているシーンはテレビ等でも視る機会がありましたが、上手なアマチュアもまたラウンド後に練習している光景にお目にかかったことがありました。
「苦行」を終えたオヤジはさっさと風呂に入って、クラブハウスで自ら労ってもうビール漬けだったんですが。(笑)

二つはオヤジがまだ学生の頃にプロの方(東フィル)と一緒に弾く機会があった時のこと。
学生連中は集合時間のギリギリに集合場所に飛び込んでくるんですが、プロの方は集合時間の30分以上前にはその場所に来られていて、楽器を出して既にウォーミングアップが終了しているんです。
たまたま学生の運営側だったので早めからその場所に居たのですが、その差は見事でした。

さらに面白いのは終了時の集合時とは対照的な動きです。
練習や本番が終了すると、プロの方はさっさと楽器を片付け着替えも済ませてあっという間に居なくなります。
一方で学生連中は楽器を片付けながらもおしゃべり、着替えをしながらもおしゃべり・・とダラダラとなかなか片付かないのです。

今から30年以上も前のことですが、プロの方はさっさと帰って次の練習に取り掛かっていたんだな。。。と改めて認識しました。
プロとアマの差は単に技量の差以上に、やはり仕事か趣味かという行為の意味合いにあるんだなと感じました。

でもね・・・。
だからこそ、自分の好きなように楽しめることはアマチュアの特権なんだろうなと思います。
アマチュアで良かった・・・

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